初めて任されたプロジェクト。会社の魅力をどう伝えていくか

▲実際の会社紹介パンフレットのページ

広報活動を始めて1年経ったころ、上長から「会社紹介のパンフレットをつくってみないか?」と声をかけられたのが今回のプロジェクトのきっかけでした。

新卒1期生として入社した花渕ですが、就職活動当時はリックソフトに関する情報がかなり少なく、「会社のカルチャーがわかるものがあればいいのに」と感じていました。

今後の採用候補者にリックソフトの魅力が少しでも伝わればと思い、そのプロジェクトを引き受けることに。

まず、制作にあたって採用チームに何がネックになっているのかをヒアリング。その中で、面接が進んでいっても、他社と比較したときに社内の雰囲気が伝わりにくいせいか、辞退者が出てしまうという声が多く挙げられました。

「リックソフトをより理解してもらい、会社の良さをアピールすること。そして、採用候補者に入社後の正確なイメージを持ってもらえるようにしたい」

その想いを念頭に、採用チームと連携しつつ、他社の採用パンフレットを参考にしながらプロジェクトを進めていきました。どんな内容を載せたいのか、どんなことをアピールしたいのかをヒアリングしながら内容を詰めていきます。

内容として、代表取締役である大貫 浩の想いや会社の沿革、事業についてはもちろん、今回の目的であるリックソフトのカルチャーを知ってもらうために、現場社員のインタビューやクラブ活動紹介を盛り込むことに決めました。

かなりボリューミーな構成を考えていく過程を花渕はこう振り返ります。

花渕 「リックソフトは、平均年齢が高めで、落ち着いています。この平均年齢の高さは、IT企業の中で珍しいと思いますね。年齢や社歴関係なく、手を挙げれば誰にでもチャンスがもらえるフラットな雰囲気も出したいなと思って。誰にお願いするか本当に悩みました」

パンフレットは内容を詰めれば詰めるほど、ボリュームが多くなってしまいます。この時点ですでに心が折れるを想いをしていました。

出演者依頼から写真撮影まで。さまざまな作業を通して感じた想い

▲実際の撮影風景

なんとか構成が決まり、具体的な出演者を決めていった花渕。この出演者の決定がとても大変だったと言います。

花渕 「表に出たくないという社員ももちろんいるので……。こちらが出てほしいなと思っても断られてしまうことは1回どころじゃなかったです。かなり落ち込みました(笑)
表に出たがらない方に対しては、手元や小道具を使うなど工夫してなんとか承諾をいただくこともありました」

全部署を巻き込んで行う今回のプロジェクト。ひとりでさまざまな人に出演依頼をするのは難しく、ときには上長から出演依頼をお願いしてもらうこともあったそうです。また、採用候補者がリックソフトで働くイメージを持ってもらうために、インタビュー以外にこだわったページも作成したと話す花渕。

花渕 「『社員の1日に密着!』というページを作成しました。業務の説明だけをされるより、時間軸でどんな仕事をしているかわかった方がイメージしやすいかなと思ったんです。リックソフトでは、それぞれが強みを生かして活躍しているのがアピールできるポイントだと思って。そこで、各部署メンバーの対照的な1日の流れを比較できるページを作成しました」

無事、出演者が決まった後はインタビューを開始。各々が仕事に対して持つ想いなどを感じることができたと言います。

花渕 「今回のインタビューは雑談ベースで行いました。どのようなことを考えながら仕事をしているのか知れて楽しかったです。また、広報という仕事を通して他部署のメンバーとの交流が増えましたし、社内の情報に貪欲になると新たな発見があっておもしろいなと思いましたね」

インタビューを終え、最後の難関は写真撮影でした。
写真は個人的な趣味でやっていたそうですが、ポートレート撮影は得意ではなく、まして企業のものなのに私が撮ったものでいいのか?とだいぶ不安だったと話します。

花渕 「普段から友人のポートレートモデルのお手伝いをすることが多かったのですが、『撮影される側』の方が慣れていたんです(笑)。なので、撮られ慣れていない人の自然な表情を引き出す難しさを痛感しました。

何より、仕事の時間をいただいているので早く終わらさなきゃと思って、パパッと終わらしてしまったんです。今思えば、もっと指示を出してもよかったかなと反省しています」

少し後悔を滲ませる花渕ですが、写真についてはちょっと嬉しかったこともあったそう。

花渕 「パンフレットができ上がってから、『花渕さんが撮った写真いいよね』って数人の社員さんに直接言ってもらえてすごく嬉しかったです。

正直機材と現像ツールのおかげでもあるんですが(笑)。反省もありましたが、やって良かったなと感じましたね」

初プロジェクトでの苦労を経て、あらためて伝えたいリックソフトの魅力

なんとか初めて任されたプロジェクトを終えた花渕は入社して早くも3年目を迎えました。
今回のプロジェクトに対して、「新卒だからこそできるリックソフト愛を採用パンフレットにぶつけた」と振り返ります。

花渕 「新卒で入ったリックソフトのカルチャーが私にとってはスタンダードなので、他社と異なる独特なものもたくさんあると思います。でも私は、リックソフトの社歴や年齢関係なく、誰でもチャレンジできるカルチャーが好きです。とくにゼロから1へ挑戦するときに対する抵抗が少ないといいますか、むしろ背中を押してくれる人が多いなと思いますね」

リックソフトとして初めての新卒入社。初めての広報担当。入社1年目のときは会社としても、もちろん個人としてもやることがすべて初めてです。最初は進め方がわからないことも多く、落ち込んで涙する日もあったとか。そのころは、この仕事に向いているのかな?と悩んだと話す花渕。

花渕 「辛いこともありましたが、社員さんからの優しい言葉や『毎週、週報読んでるよ』といった嬉しいフィードバックをもらうことも増えてきました。会社のためにいろんなことを企画して実行できる広報の仕事を今はとても楽しんでいます」

自らの経験も踏まえて、就職活動中にどんなことが知りたいかを考えながら採用パンフレットを作成したと言います。

花渕 「新卒2期生の言葉やお客様から絶大な信頼を誇るカリスマ的エンジニア。ほかにも、未経験でIT企業に飛び込んだ営業担当やワーママとして輝くヘルプデスクリーダーなど。リックソフトには、本当にいろんなバックグラウンドを持つ社員がいます。それぞれが自分の強みを生かしつつ、自由に働いているのが伝わったら嬉しいですね」


人事部が語る、パンフレットが採用にもたらした効果

▲人事採用担当の島田とのミーティング風景

広報チームが四苦八苦しながら完成したパンフレットですが、最後に人事採用担当の島田が会社紹介パンフレットへの熱い想いを寄せています。

島田 「リックソフトは正直企業名ではなかなかイメージがつきにくく、応募者へ正確に事業の理解伝わっているのか、こちらの説明だけで入社後のイメージが正確についているかがとても心配でした。会話では聞き漏らすことや聞き間違いなども起こってしまいますし。また応募者の知人などの目に留まることで、より知名度が上がり不特定多数の応募者となる人と出会う機会にもなると思います。

今回パンフレットを制作することで写真と言葉でリックソフトをより理解してもらい、会社の良さもアピールできると思いました。また、手元に残ることで何度も見返すことが可能となり、イメージもつきやすいと思いましたね」

今まではリックソフトのカルチャーを知る手段が少なく、採用応募者にとっての情報もかなり少なくなっていました。そのためか、そもそも会社説明会から面接のステップへの希望者も期待通りではなかったんです。しかし、実際にパンフレットを応募者へ配布し始めてからの手応えを感じるようになったと言います。

島田 「とくに新卒説明会などでは、理解いただくことが多くなり、面接へ希望されることが多くなりました。面接希望者は大体5~10%くらい増えましたね。また、パンフレットを使い説明する際に新卒2期生のインタビュー記事への反応がよくて、結構盛り上がるんです。リックソフトでどう働くのかというイメージがつくりやすいんだと思います」

リックソフトではスキルの高さではなく、仕事や会社に熱意を持って取り組み、お互いに助け合いながら同じ方向を向ける人かどうかが採用のポイント。未来のリックソフトメンバーが集まってくる、その裏で今回のパンフレットが大きな役割を果たしています。