英会話をマスターしてビジネスチャンスがつかめるようになってほしい

▲2019年オーストリア ウィーンにて自社開発アプリのプロモーションを行う大貫

技術畑で走り続けてきた大貫 浩にとって、これまで英語といえば”話せたらプラスだが別にマストではない”という位置付けでした。しかし、近年そんな大貫の考えが変化してきました。

大貫 「私が社会人になった25年前、IT事業で一番重要な力は技術力でした。しかし4、5年前ぐらいから「技術力=英語力」のように感じ始め、現在では「技術力<英語力」かもしれないと時代の変化を感じるようになったことが、私自身、英語学習に力を入れ始めた理由です。

そんな中、海外の方や海外で仕事していた経験を持つ日本人など、多種多様な方が多く所属するコミュニティを見つけました。参加者たちとの会話は英語で行うのですが、参加してみたところ非常に楽しかったんです。

自分の言いたいことを英語で伝える。英会話はコミュニケーション手段として必要なので、もう本気で習得するしかないと覚悟を決めました」

いつの間にか、WBS Gantt-Chart for JiraExcel-like Issue Editor for Jiraをはじめとする自社開発製品を使ってくださる海外のお客様の比重が大きくなってきており、自身も取引先の海外ベンダーなどと英語でコミュニケーションをとる機会が増えてきた大貫。

英語を使わなくてはいけない環境の中に身を置くことで、英語を勉強することがゴールではなく、その先にあるさらに多くの人と意見交換ができる手段として意識し始めました。

ちょうどそんなとき、とある社員から英会話を練習できる制度を会社として用意してくれないか?と相談を持ちかけられました。

大貫 「社内には英語ネイティブがいないから、細かいニュアンスの違いが学べず困っていると聞いたので、前述のコミュニティを通じた知人に会社の英語講師をお願いしました。

講師をお願いしたCfICという団体の創業者でもあるLinaに初めて会ったのは、コミュニティのイベントでたまたま隣に座ったとき。その後、彼女の英会話レッスンに数回参加したのですが彼女の英会話レッスンの特徴は、IT関連のトピックに強いことと進め方。

テスラやSpaceXのCEO イーロンマスクや、アマゾンのCEOジェフベゾスをテーマに、土曜日の朝からドーナッツを食べながら英会話学習するなんて企画、初めてでしたが楽しかったです」

それから、定期的にLinaがリックソフトへ来社してくださり、有志たちで英会話を練習するレッスンが始まりました。

大貫 「英会話って英語より海外の人との会話に対する慣れの部分も多くあると思うので、海外の人との会話に場慣れして自信をつけていってもらいたいです。

また、今後は最初に言ったように、技術力<英語力になる場面が多くなっていくはずなので、英語が原因でビジネスチャンスを逃さないようになっていくといいですね。積極的に海外ベンダーと会話し、最新技術を取り込むことも大切ですが、同時に雑談を楽しむような仕事の進め方ができると良いでしょうね」

自分のがんばる姿が、だれかのきっかけになれば嬉しい

▲2019年サンフランシスコで行われたSlack社のイベントにて

本当は自分の部下にも参加して欲しかったからなんだけどね、と自身の参加のきっかけを話すのは、ソリューション1部でゼネラルマネージャーを務める森 秀一。英語力は今後必ず役に立つはずだから、自分が参加することで他の人にも興味を持ってほしい、そう考えていました。

森 「海外ベンダーと定期的にミーティングをしているので、その場で自分の言いたいことをダイレクトに伝えられるようになりたいというのが私のゴールです。

実際はLinaが用意した課題を読んで、理解して、さらに英語でまとめるだけでいっぱいいっぱいなことが多くて、準備をする時間を確保するのが大変です(笑)。それでも毎回参加するようにしています」

参加しはじめたのは、この取り組みを始めてみよう!と社内で決まった当初から。今では上級コースとコーチングコースを受講しています。「ちょっと難しいけど、やりがいがあるんだよね」と話す森。

森 「伝えることができたときは嬉しいし、ヒアリング力も上がっていると感じています。少しずつではありますが、やっぱりやりがいを感じる瞬間があるんです。

また、海外ベンダーとの打ち合わせで相手の言っていることがある程度理解でき、コミュニケーションとしてスムーズに伝わる瞬間が増えてきたのを実感しています。なのでこの取り組みは業務に生かせていると思います」

また空き時間には単語本を購入し語彙力の強化を目指したり、ラジオアプリを利用したシャドーイング、またYouTubeの英会話系ビデオを観て勉強したりと、この学習会以外にもさまざまな手法でたのしく学習しているという森。最近はプライベートにも変化があったと言います。

森 「この前、社外の英会話コミュニティにも参加してみようと思って、英会話カフェなるものに行ってみました。自分の日頃の努力を試す場として、初めて会う人たちと英会話でお話しします。これが、結構楽しめました。

また、かつて観たことがある洋画を英語字幕にして日本語なしで観賞したり。意外とそれなりに楽しめるものなので、今度はドラマにも挑戦したいと思います」

会社がスキルを伸ばしてくれる場を設けてくれたおかげで、仕事やプライベートの両方に生かせる英語力を学べることが嬉しい、そんな言葉も聞くことができました。

言語で不自由したくない。入社2年目、レッスンは英語学習のモチベーション

▲オンライン英会話レッスンの風景

高校から大学へ進学するとともに、英語に触れる機会が減り、もともと英語力の衰えを感じていた小林香菜子。

それでも学生時代は研究室に来た海外のゲストとお話しをしたり、海外で研究発表をするなど、多少は英会話する機会がありましたが、思い出されるのは「自分の研究に興味を持ってくれた人との会話を楽しんだり、もっとうまく質問に答えられたりしたらなぁ」という悔しい思い出。

小林 「何かしら無理やりにでも英語に触れる機会をつくらないと……。と感じていた折に、この勉強会の存在を知り参加を決めました。間違いを恐れず発言して会話を続ける瞬発力はひとりでは鍛えるのが難しいと感じていたので、この機会にその力をつけたいと思ったんです」

英会話レッスンは中級者向けクラス と初心者向けクラスで分かれており、小林は初心者クラスに参加しています。

当初はLinaの質問に対して、答えるのに常に10秒くらいかかっていた小林ですが、最近では2、3秒程度でパッと答えられることが増えてきているのを感じているのだとか。そろそろ中級者向けクラスにチャレンジしてみようかな……と思いはじめているそう。

小林 「海外に行くチャンスは急に来るので、日常業務では英語を使わなかったとしても、日ごろから英語力を鍛えておかないと後悔すると思っています。

リックソフトでは毎年、海外出張の機会がいくつかあります。おこがましいですが、もし私もいつか急にAtlassian Summitに行ける!となった場合に、言語で不自由したくないので今から準備していたいです。

また、おもしろそうな英語の記事を見つけたときに、もし日本語だったら読んでいたけど英語の文章を読むほどの元気がなくて諦めることがあります。もったいないのでもっと楽に英語を読めるようにしたいです」

もともとお気に入りのアメリカのアニメを英語で観るようになり、小林の英語への意欲は、業務外であるプライベートからも湧いているそう。

小林 「技術的なことなど勉強するべきことが多くある中で、正直この機会がなかったら英語学習を後回しにしてしまっていたと思います。

英語学習会に参加することで、日常の中でこれって英語でなんて言うのかな? と疑問を持つことが増えました。Linaのレッスンを無駄にしないために、個人でも英語学習をしようというモチベーションにつながっていますね」

海外の憧れのエンジニアと通訳なしで語り合うことが夢

▲2019年秋、サンフランシスにて かねてより会うことが夢だったWorkato社のエンジニア ハリシュさんと記念撮影

ベテランエンジニアとしてプリセールスを担当する樋口 晃は、以前から英語でEmailを書くことがたびたびありました。

しかし、本当に自分の言いたいことが伝わっているのかな?と思い始め、社内の英語が得意なメンバーに英文のレビューをしてもらい始めたところ、「不自然だけど意味は通じていますよ」と言われ、実際に通じることがあったので「思っていたより英語いけるかも!」と自信を持ち始めたのだとか。

樋口 「自分が掲げているゴールは、海外ベンダーと英語でミーティングができるようになること。そのために毎月3つのレッスンに参加しています。

ひとつ目は中級者向けクラス。Linaが英文、英語動画などの資料を前もって共有してくれるので、それを予習してから参加します。英会話の内容は”こんなことが書いてあって、これはおもしろかった”など基本フリースタイル。

途中途中で先生が、英語の文法や言い回しなどのアドバイスをしてくれます。このクラスは英語のボキャブラリーを増やすのに役立っています。

ふたつ目はグループコーチング。英会話というよりは、日本人と海外の方々とのコミュニケーションの違いについて学びます。そもそも考え方や文化が違うのでコミュニケーションのとり方が違いますよね。

日本語を英語に直訳しても通じないことがあるし、その逆も通じないことがあるというお話を聞けます。このクラスは自分の伝えたいことを、海外の方に的確に伝えるためにはどうすればいいのかというのを論理的に理解するのに役立っています。

最後にコーチングクラス。個人のゴールに沿ったレッスンを展開してもらいます。自分の場合は、実際のビジネスで行った会話の内容や、メール内容をチェックしてもらったり、ときにはLinaに海外ベンダーの担当者の役をしてもらったりすることも。中級者向けクラスで勉強したボキャブラリーや、グループコーチングで勉強した表現方法を活用でき、”そういうことだったのか!”と身をもって体験しています」

3種類のクラスを受講することで、自分のゴールに向け進んでいる樋口。これほど熱心に英会話の習得に励んでいる樋口のモチベーションはなんなのでしょうか。

樋口 「モチベーションはふたつあります。ひとつ目は、プリセールスエンジニアとして、英語ができなくて困る経験が多いということ。現在リックソフトの取扱製品のドキュメントは英語ですし、ベンダーとのコミュニケーションにおいても英語は必要です。

ふたつ目は、進歩が確かに感じられて嬉しいからです。海外の方とのミーティングで以前より話せるようになりました。ただ会話がノッてくると途中でスピードが上がってきます。そういうときは質問をしたりしつつ、スピードダウンをお願いできるようになりました。

また、去年はシリコンバレーにある Workatoという会社を訪問する出張があり、憧れだった現地のエンジニアの方といろいろなお話ができました。

彼らの思想や 製品のロードマップなども聞け非常に充実した時間となりました。でも、通じなくなると一緒に出張に行ったメンバーに通訳をお願いしていました。もっと英語を勉強して、次に彼らと会う機会があったら通訳なしで話せるようになりたいです!」

いくつになっても学ぶことは楽しい。いつか、海外の尊敬するエンジニアと、自分の言葉でいろいろなことを語り合ってみたい。そう語る樋口の顔には、希望であふれた笑顔がありました。

このように、リックソフトはスキルを身に付け成長したい社員の後押しをしてくれる会社です。今後も年齢やポジションに関わらず成長の機会にあふれたワクワクできる環境づくりに取り組んでまいります。