いつどんなことがあっても対応できるように。チーム内の情報共有は万全に

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リアルソフトのシステム部に所属する中島は、SIチームの主任。設計チームのリーダーの役割を持ったり、プロジェクトをまとめたりしながら日々の仕事を進めています。

中島 「主に製造業のお客様から依頼を受けた業務システム開発に携わっています。設計ではお客様とのやりとりもありますので、常に相手の視点で考えながら、専門的な言葉はできるだけ避け、お客様に伝わる言葉を使うよう努めています」

開発に加え、UI(ユーザーインターフェース)デザイナーとしての顔も持つ中島。デザインの仕事でのやりがいをこのように語ります。

中島 「デザインはお客様が最初に目にする部分であり、システムの使い勝手を左右するもの。ここで評価が決まると言っても過言ではありません。そのため、UI的に使いにくいと、お客様からは改善要望や指摘が出てきます。

一方で、使いやすくて当然のものですから、『ここが使いやすい、すばらしいね』と言われることは滅多にありません。つまり、お客様にとって違和感がない状態こそ、最良の状態なのです。そのためUIデザイナーとしては、何よりも指摘がなく、スムーズに使っていただけていることこそ、達成感を得られるポイントであり、やりがいですね」

中島は現在、子育てのため時短勤務制度を活用しているひとり。会社にいる時間が限られるからこそ、効率性や短時間での質の高いアウトプットを意識していると言います。

中島 「そのためには、いきなり完璧をめざすのではなく、細かな打ち合わせをしながら、双方の認識にズレがないかを都度確認することが大切。最後まで進めてしまって手戻りをするよりは、早い段階で不具合がわかったほうが修正も少なく済みます。

また、子どもが急に熱を出すなどして休みをもらうことがどうしてもあります。ですので、ある程度メンバー同士で進捗状況などを把握するように心がけ、いざというときでもお互いに作業を引き継ぎやすいような工夫もしています」

チームで働けて、子育てにも理解ある会社が軸。社長の人柄が最終的な入社の決め手に

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もともと中島が新卒で入社したのは、電機メーカーの関連会社。約7年間、グループ会社向けのソフトウェアやコンピュータシステムをゼロの状態から作り出すスクラッチ開発に携わっていました。その後、システム開発会社に転職。ここでは約4年間、設計に加えてデザイン業務も担当していました。

中島 「1社目のときに担当したWebシステムのデザインがすごく綺麗だったんです。見た目も良いし、内容もしっかりしていて、使う人に寄り添ったものだと感じました。
私はそれまで、どちらかというとバックエンド、裏側のプログラムを書いていたのですが、俄然デザインに興味を持ち、学校に通って勉強を始めたんです。そして2社目でUIを意識した設計に着手するようになりました」

現在のリアルソフトは中島にとって3社目。このときの転職活動では、「チームプレイを大切にしているか」、「子育てしながらでも働きやすいか」という観点を軸にしていたと振り返ります。

中島 「学生時代、バレーボールに打ち込んできたこともあり、私にとってチームプレイは大切な軸でした。一人だとできないことでも、チームメンバーとコミュニケーションを取って進めることで実現できる点がすごく魅力的なんです。

また、自分以外の考えを知ることができ、視野が広がりやすいのもチームで働くからこそ。そして何より、みんなでひとつの目標に向かって進んでいく姿勢や、何かを達成したときにみんなで喜べる瞬間が私は大好きなんです。

加えて当時は、『子どもがいても働きやすいかどうか』も重視していました。時短勤務などの制度が整っているか、実際に働いている人が利用しているかなどは、事前に確認させてもらいました」

こうした軸から、リアルソフトにたどりついた中島。時短勤務の社員や子どもを持つ社員がいたこと、チームワークをミッションとして掲げていた点はもちろんのこと、一番の入社の決め手になったのは、「人の良さ」でした。

中島 「面接で話していて、すごく人柄が良いと感じました。とくに社長の人柄って、その会社を表すじゃないですか。社員が同じ方向を見てついていくか否かは、社長によると思っていて。

実は、私が入社したときは、会社に営業がいなかったのですが、いなくてもこれだけ会社が続いていて、仕事が途絶えないのもきっと社長の人脈や人望があるからではないかと、勝手に想像していました。実際に入ってみても自分が予想した通りなので、入社前の直感は正しかったですね」

リアルソフトのチームワークの良さは、何物にも代えがたい最大の魅力

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入社後には、チームワークの良さも実感したと語る中島。あるとき、プロジェクトの進捗が芳しくないタイミングで助けてもらったことは今でも忘れられないと言います。

中島 「同じチーム内だけでなく、他のチームのメンバーも手を差し伸べてくれる、そんな社風があります。プロジェクトの進行が滞ったときも、もちろん私からもヘルプを出していましたが、みんな、積極的に声を掛けて動いてくれました。

またメンバーは、私に2人の子どもがいて、時短勤務をしていることへの理解もしてくれています。急に子どもの事情で休むことになっても、遠慮せずに休みを取らせてもらえているのは、そうした環境あってのことです。

その意味では、会社にも助けられています。お休みも、有給休暇だけだと子どもの急な体調不良などですぐになくなってしまいますが、リアルソフトには看護休暇があります。子ども2人の場合、年に10日取得できる。ちょっと病院に連れていきたいときは2時間分だけ休暇に充てるなども可能です。かなり柔軟に対応してもらえるので、本当にありがたいですね」

チームとして助けてもらう一方で、中島自身がメンバーを助けられるよう、動いてサポートしたことも。

中島 「リモートで打ち合わせをしていたときのこと。プロジェクトマネージャーが説明している内容に対して、積極的に頷いて聞いていたんです。『あってるよ』という賛同の気持ちを込めて。そのことが、すごく安心できて嬉しかったと後で教えてもらいました。
提案をしているときに、先方から突っ込まれたりすると自信がなくなる経験は私にもあります。だからこそ、少しでも力になれたらと思って実践した行動でした」

助け合う関係性を築く中島。自らの経験や強みをリスペクトしてもらった経験もあると振り返ります。

中島 「今の会社に入って最初の案件で、それまでにUIデザイナーとして画面設計の際に使っていたツールを社内で紹介し、『こういうものを使うと、開発前でもお客さんにデモできますよ』と提案したところ、すぐに取り入れてもらえました。

そういった提案を否定せずに受け入れてくれる人ばかりですし、社長にも直接提案できるくらい上司との距離も近いんです。そんなところも、リアルソフトの魅力だと思います」

後輩指導も主任も、私にとって挑戦だった。次なるチャレンジはプロジェクトリーダー

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これまでの経験を活かしつつ働く中島。リアルソフトに入社後は、さらに新しいことにも挑戦しています。

中島 「小さなチームではありますが、自分が主任としてリーダーの役割を果たすチャンスをいただけたことは、私にとって大きな経験となりました。また、後輩指導も新たに任された仕事の一つです。実はこれまでに、後輩を教える経験はなく、念願の仕事でした。ただ、経験がないために、答えや解決策を直接教えてしまうなど、至らぬ部分が多々あります」

その点を改善しようと、今の中島は研修で学んだ「相手に一度考えてもらう」という意識を持つことを実践している真っ只中。後輩指導を通じて、新たな試みも始めています。

中島 「実は、1社目のときに参加した研修が、すごく勉強になったんです。信頼されるSEの原則、といったテーマだったと記憶しています。先輩の考え方を聞いて自分の視野の狭さを痛感しましたし、参考になるお話もたくさん聞けました。そういった学びの機会を、リアルソフトでも作ったらいいんじゃないかなと。現状、研修や教育の面が課題に感じるので、そこを強化していけたらいいなという想いです」

自主的にアクションを起こしている中島の今後の目標は、プロジェクトリーダーにチャレンジすること。

中島 「時短勤務は続けつつ、子どもの成長に合わせて自らの挑戦の幅も広げていきたいです。また、これからも仕事はずっと続けていきたいです。デザインとかUIの設計はやっていて楽しいし好きですから。技術力を磨いて、もっと良い仕事ができるように精進していきます。

最後に、私から見てリアルソフトにマッチすると思うのは、『何事にも前向きに取り組めて、提案も積極的にしてくれるような人』。そんな人と一緒に働けたら嬉しいですね」

何事にも前向きに、提案も積極的にする人とはまさに、中島そのもの。これからも中島は、チームワークとチャレンジで大きく飛躍していきます。メンバーと共に喜怒哀楽を分かち合いながら。