すぐに結果が見える魅力。リクルーターに転身してはや8年

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大学院で機械工学を学んだチェン ナイルイ。中国とドイツの自動車メーカーでエンジニアやPMとして働いていました。約9年前に夫の仕事の都合で来日してからは、人材業界に身を置いています。

ナイルイ 「日本に来たとき、求職者の立場で前職の会社と連絡を取っていました。そのやり取りの中でリクルーターの仕事に興味を持ち、試してみようという感じでリクルーターになって8年。前職の会社でも、ITコントラクトチームをマネジメントしてきました」

自動車のエンジニアよりも、リクルーターの方がナイルイの性に合っていました。小さなプロジェクトでも5年間以上を費やす自動車業界。それだけ時間をかけても、最終的に成功できるかどうか、自分の取り組みが正解かどうかは不明瞭だったと言います。

ナイルイ 「人材会社のリクルーターが1つの案件に携わる期間は大抵1〜2カ月。結果がすぐに数字で見えます。こうやって白黒つく感じがけっこう好きなんです」

来日から9年で、ナイルイは業界の変化をひしひしと感じていました。ナイルイが携わるのは、中級から上級のスキルを持つIT・テック分野のプロフェッショナルを派遣社員あるいは契約社員として紹介する業務です。

ナイルイ 「日本の人材市場は、柔軟性の高い非正規雇用のニーズがどんどん増えてます。大手企業での新しいプロダクトの開発やスタートアップでの取り組みなど、日本人のエンジニアだけでなく外国人を雇用するケースもだいぶ増えました。今では日本語が話せなくてもOKという募集が、全体の10%以上もあります。優秀な候補者だと、1カ月以内に新しい仕事のオファーがもらえている状況です」

ランスタッドのマインドに共感して入社。充実感にあふれる新規事業への挑戦

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▲ナイルイと彼女が率いるコントラクトスペシャリストチーム

前職では業績が順調に推移し、仕事は安定していたと話すナイルイ。リクルーターから転職の話を持ちかけられることがあっても、転職は考えていなかったと言います。

ナイルイ 「ランスタッドのケースに興味を抱きました。前職よりも規模の大きい会社であり、さらに新しい事業の立ち上げにチャレンジできる話だったからです。カジュアル面談で事業部長と話してみると、会社のカルチャーや雰囲気、取り組みが魅力的だったので、転職することに決めました」

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ランスタッドは規模が大きく歴史もあるのに、起業家精神を感じるとナイルイは言います。新しいことに挑戦したいという姿勢のマネジメント層。一般の社員からも、安定した給料を得るために席を確保しているのではなく、競争心を持ち挑戦していこうという意志を感じられると言います。

ナイルイ 「ランスタッドではスタートアップみたいなマインドセットがあるんです。CEOがよく話していますが、フレームワークの中での可能な限りの自由さが与えられています。これは本当にありがたいこと。そうでなければ自分の価値を感じられないし、仕事はただの仕事になってしまいます」

新規事業はクライアントや求職者に認知されておらず、運用のオペレーションも確立されていない状況。すべてをゼロから立ち上げる難しさに直面することが多々ありながら、ナイルイは充実感を抱いていました。

ナイルイ 「私が入社してからチームのメンバーを集めてきましたが、みんなやる気満々で同じゴールを目指し毎日頑張っています。それは本当に楽しいこと。それに新規事業はリソースがないとできることが少ないため、ファイナンスや法務、認知のためのブランディングなど、いろいろなチームのサポートは本当にありがたいです」

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提供するのは“最高のサービス”。想いの原点は日本社会の抱える課題

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ナイルイがランスタッドで目指すのは、クライアントとスタッフの双方に“最高のサービス”を提供することです。それは、クライアントに対しては迅速にニーズを満たす候補者を提案することであり、紹介したスタッフに対しては専任コンサルタントとしてフォローアップしていくこと。

たとえば、スタッフが不満を感じていれば、クライアントに相談して労働環境を改善したり、家庭の事情があれば出勤を調整したりします。事務的な税金のことももちろん、キャリアアップのための相談まで、徹底したサービスを提供していきます。

ナイルイ 「“最高のサービス”でなければならない理由は3つあります。1つ目は、すでに同様のサービスを提供している競合は多く、“普通”のビジネスではつくる意味も社会への価値もないからです。2つ目は、ブランドの認知度が低い現状で、サービスまで良くなければ成功はできません。最後は、社会に対して派遣社員のイメージを変えていくため。

日本社会には派遣社員に対し『専門性が低い』というネガティブなイメージがあると思っています。せっかく縁あって派遣社員になったスタッフが、嫌な経験をしてしまうと、派遣や非正規雇用に対する悪いイメージを払拭することができません」

最高のサービスを提供し、そのサービスを通じて社会に付加価値を提供していきたい。正社員ではなくてもキャリアパスを作れることを示し、日本での非正規雇用労働者の地位を上げていきたい。そんな想いで、ナイルイはスタッフが働く環境を整備していけたらと考えています。

ナイルイ 「ランスタッドの候補者層はますます多様化し、国際化しています。外国人のためのサポートプログラムをもっと充実させ、派遣社員が働きやすい環境を整えることができればと思います。日本での生活や税金、定年・年金、キャリアや将来のプラン──そんな話題を提供してサポートしていきたいです」

ランスタッドの環境が後押しする柔軟な働き方と高い目標

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まずは今手がけている事業を業界トップレベルのビジネスへと成長させる。そして、より良いサービスへと育てていく。まだ産声をあげたばかりのプロフェッショナルスコントラクトスペシャリスト事業ですが、これはナイルイとCEOが共に語る未来です。

ワーキングマザーとして奮闘しながら、高い目標を掲げるナイルイ。ランスタッドに転職したことで、フルタイムで働きながら家族の時間も大切にできるようになったと笑みをこぼします。

ナイルイ 「ランスタッドは働く時間も場所もフレキシブル*。在宅勤務の日は、娘を幼稚園に迎えに行って、戻ったら私はまた仕事。娘は同じ部屋で遊びます。夫と週の半分ずつ交代で在宅勤務をしながら働けるようになり、家族みんなが楽になりました。中国では祖父母が育児を担うことが当たり前でしたが、日本の社会にはこのような柔軟性が重要だと思います」

*ランスタッドの多様で柔軟な働き方を支援する制度についてはこちらをご覧ください。

ゆくゆくは、人材派遣の新しいビジネスモデルをつくり出したいと考えているナイルイ。非正規雇用のニーズが高まる今、さまざまな人材活用形態を用意することが、クライアントにもランスタッドにとっても有益であると確信しているのです。

ナイルイ 「より多くのビジネスモデルができれば、会社の経営をより安定させることができると思います。それに正社員以外の形で働く人は今本当に多い。さまざまなビジネスモデルを持つことで、クライアントに全般的なサービスを提供できるはずです。

サポーティブな環境のあるランスタッドでなら成功できる自信がありますし、プラットホームが大きい分、社会へのインパクトも大きいのではないかと期待しています」

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