高校・大学・実業団まで続いたランナー人生。仲間と切磋琢磨した日々

article image 1

私が走る楽しさに目覚めたのは、小学校6年のころ。テレビ局主催の小学校駅伝大会で、全国高校駅伝でおなじみの都大路コースを走ったことがきっかけでした。もっと走りたい、もっと速くなりたい、そんな気持ちで中学では地域のクラブチームに入り、高校は一般受験で全国高校駅伝の常連校である立命館宇治高等学校に入学しました。

立命館宇治高等学校の女子陸上競技部のメンバーは、ほとんどがスポーツ推薦で入学したエリートランナーたち。私は最下層からのスタートでした。そのため、監督が作る練習メニューだけでは彼女たちに追いつけないと感じ、人一倍の練習をしましたね。10キロ走れと言われたらもう3キロ、腹筋1日100回と言われたら200回と言う感じです(笑)。

大学も立命館大学に進学。3年時からは駅伝部キャプテンを務めました。最も印象に残っているのは、キャプテンという立場ながら、一度補欠になったという経験です。レースに出られないのに、チームの代表として気丈に振る舞わなければいけない──そんな複雑な状況は、当時21歳だった私には辛いことでした。それでも、上に立つからには、他人に厳しく、時には嫌われ役を買って出なければいけません。当時は、「嫌われてもいいから、キャプテンとしてやるべきことをやろう。その代わりに誰よりも練習して絶対に結果を出し、背中で語るリーダーになろう」と覚悟していました。

その結果、同級生や先輩・後輩の支えもあり、メンバーが切磋琢磨してついてきてくれ、チーム一丸となって頑張りきれたのは、振り返っても貴重な経験だと思います。

奮い立たせてくれた上司の言葉。初心に返って努力を重ねる

article image 2

大学卒業後は、全日本実業団駅伝の強豪チームに入りましたが、2年ほどで競技生活にピリオドを打ちました。トップを目指して走り続けるという選択肢もありましたが、私の頭にはどこかで「選手生命に終わりが来たとき、陸上競技の世界しか知らないまま社会に出たらどうなるんだろう」という思いがあったんです。  

そこで実業団を退団し、引退後は会社に残って社業に専念するのではなく、自分の力でゼロから就職活動をしようと決めました。しかし、陸上競技しかしてこなかった私にとってもは何もかもが初めてで、何のスキルもない……。それなら新たなチャレンジを思い切り楽しみながら、成長できる環境を求めました。そこで、リクルートスタッフィングと出会ったんです。

私はこれまでの競技経験は仕事に活かせないと思っていたのですが、当時面接をしてくれた支社長は「スポーツで高みを目指してきた経験は、違うステージでも必ず活きる」と言ってくれました。これまでのスタンスやマインドの部分を買っていただけたことが、すごく嬉しくて、この人たちと働きたいと思い入社を決めました。

でも、入社してからの1年間は鳴かず飛ばずの成績が続き……。やるべきことはやっているはずなのになかなか成果がでない日々。自分でも変わりたい、もっとできるはずだというモヤモヤした想いを感じはじめたある日、リーダー・マネジャー・支社長を交えてミーティングの機会をつくってもらうことになったのです。

リクルートスタッフィングの従業員は、いい意味でおせっかいな人が多いと感じます(笑)。みんな忙しいですし、中にはスルーしたほうがお互い楽なケースもあると思うのですが、「その人のためになる」と思えばしっかり向き合い、自分の時間を割いてまで話をしてくれます。この時も、「これまで陸上界の最前線で闘っていた菅野だからこそ期待していた。本当にお前はこのままでいいの?」と自分でも薄々感じていた部分に厳しい言葉をかけられ、ハッとしました。人と同じことしかやっていないことに気付いたんです。  

私が陸上競技でどうやって伸びてきたのか、どうやって成績を出したのか考えると、いつも「言われたこと以上のところをやる=+αの努力」をしていました。それが、私のスタイルであるはずだ、と──。

入社3年目の成功体験。昨日の自分を超えていく

article image 3

自分のあるべき姿に気付いてからは、まずは目の前の仕事をやりきってみよう。そうすれば違う景色が見えるはずだと思い、とにかく行動に移しまくりました。足りない営業スキルは実績のある先輩にロールプレイングやセールスコーチングを依頼。部署をまたいだ社内の勉強会やイベントがリクルートスタッフィングには数多くあるので、出来る限り参加するなど知識の引き出しを増やすことも意識しました。

また、キャリアの浅い私がクライアントから信頼していただくために、何ができるかも考え抜きました。私の強みは、陸上競技の選手時代に培ったやりきる力と行動量。フットワークの軽さには自信があります。人選のご相談を頂いた後、提案までの早さを徹底的に磨きこみました。もちろんうまくいかないこともありますが、失敗も早くできる分、よりその企業に合う人材をご紹介できるケースも増えてきたと思います。そして前向きな失敗であれば歓迎してくれるのもリクルートスタッフィングのカルチャーだと思います。

現在、私は営業担当として大阪市内にある企業を十数社、またそこで就業されている派遣スタッフの方を180名ほど担当しています。実業団時代には想像もしていなかった数多くのビジネスを知り、そこで働く方の想いに触れる毎日。決して楽しいことだけでなく、人が働く以上どうしても生じる「お仕事を辞めたい」というご相談や、人間関係の悩みなども広く受けとめるようにしています。

さまざまな経験を重ねた今の自分と陸上選手時代のときと比べてみると、自分で言うのもなんですが、懐が大きくなった気がしています。私は白黒はっきりした性格で、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと、自分が正しいと思ったら信念を曲げないところがあったのですが、この仕事をして、いろいろな考えや価値観と触れ合うことで、『こんな考え方もあるんだ』という発見や、『自分は凝り固まっていたな』という気づきを得ることが本当に多いです。これは人材業界、そしてその中でもご就業開始から契約満了まで良い時も悪い時も寄り添い続ける派遣営業だからこそ得られた気づきではないでしょうか。

1日1%ずつでも成長したい。その先に目指す、新たなゴールとは?

article image 4

入社して3年目。今の自分がいるのは、周囲の方々がサポートしてくれたおかげだと思っています。先輩や上司も気さくでいい意味で距離感がなく、営業先で落ち込むことがあっても、会社に戻るとほっとして心が和らぎます。

いち早くそんな皆さんに恩返しでがきるように、これからも、ゼロから始めたこの営業という仕事で、1日1%ずつでも成長していきたいですね。私は選手時代から負けず嫌いだし、人より結果を出して評価されたいという承認欲求が強い部分もある。一個クリアしたら次、一個クリアしたら次と新しい景色を早く見たいといつも思うんです。

今は契約社員という立場ですが、ちょうど先日社員登用のチャンスを頂き、試験を受けました。正社員になったら後輩の面倒をもっと見てあげたり、チームを率いてより大きな成果をだしてみたいなと思っています。 

私が働く人と企業の間に入らせていただくことで、企業の人材に関する困りごと、課題が改善されたり、スタッフの方により安心してご就業いただくことができる。そんなメリットを感じていただける営業担当になりたいです。そして、その先の私はどんな風に成長するのか、自分でもワクワクしています。これから入社する方にとっても私のように「未経験でもやっていけるんだ」という、ひとつの希望になっていきたいですね。