社会活動を通じて気づいた自分の「強み」は、周りの人サポートできること

▲大学時代、社会活動を行うメンバーとの一枚

2021年8月、PR Tableに転職し、現在はマーケティング部に所属している杉本彩夏。チームメンバーとコミュニケーションをとりながら細やかなサポートまでこなす杉本ですが、幼少期を振り返ってみても自身の性格にはそこまで変化がないのだといいます。

杉本「子どものころから、基本的な性格はそんなに変わっていません。私は小さいときから外で元気に遊ぶというよりも、学校の休み時間も教室の中にいて、友達とおしゃべりをするタイプでした。今でもそうなのですが、本がずっと好きだったので、図書館に行ったり教室の中で本を読んだり。アクティブな子どもというより、室内で遊ぶ方が好きな子でした」

「読書」は子どものころからの長年の趣味。物語の世界に没頭することで、辛いことや悩みを一瞬でも忘れられる、リフレッシュの時間でもあります。それは、社会人となった今でも変わりません。

大学では、教育学を専攻。そのきっかけは、日本と諸外国の「学び方」の違いを知ったことでした。

杉本「日本の大学の勉強方法だと、やはり多いのは講義型。でも、イギリスの大学はそうではないらしいということを、学校のプログラムで知りました。国によって、こんなにも大学での学びや教育に対する考え方、仕組みや構造が違ってくるのだという発見や驚きがあり、教育学に関心を持つようになったのです。

入学してからはさらに、地域で子どもたちがどう育っていくか、学校に囚われない学びの体験など、『社会教育学』に興味を持つようになり、専攻しました」

大学時代にもっとも力を入れたのは、大学と地域が連携して実施していた社会活動。専攻する社会教育にも通じる活動に、杉本は楽しさややりがいを感じました。

杉本「私が通っていた大学は豊島区にあるのですが、大学と豊島区の共同事業のような形で、区の小学生と一緒にレクリエーションをしながら地域のことを学びましょうという取り組みがあったのです。私はそこで、学生スタッフとして活動していました。

活動を通してさまざまな気づきが得られたな、と思います。私の場合、大学生や周りの人をうまく巻き込んで企画を進めていく、というのは苦手でしたが、疲れた顔をした子どもに『大丈夫?』と声を掛けるような役割は進んで引き受けました。牽引していく立場よりも、うしろで下支えする方がやりがいも感じたし、自分に向いていたと思います」

下支えをすること、サポートをすることに、自身の強みを感じた杉本。活動では、子どもたちの保護者とも信頼関係を築けたこと、安心して子どもを任せてもらえたことに嬉しさを覚えました。さらに、大学の職員や区の職員など、さまざまな立場の大人と接する機会を学生時代に得られたことは、杉本にとって非常に大きな財産になったのです。

コロナ禍での新卒入社…すべてがリモートの環境で感じた葛藤

▲内定者時代に同期メンバーと

2020年3月に大学を卒業した杉本は、4月より大手小売り向けに食品・容器の受給管理を行う専門商社に入社しました。

杉本「新卒のときは、『年代や性別を問わず、いろいろな人に対して貢献できる会社』を軸に就職活動をしました。飲食のバイトをしていたこともあり、最初に目指したのは食品や食生活に関連するメーカーでした。

でも実際は選考が思うように進まず、食品の包装資材の会社などに変えてみようと考え、ご縁があったのが最初に就職した会社です。コンビニエンスストアの食品の包装や、物流に関わるところも多かったので、幅広い人に貢献する事業ということが自分の希望に合致していたと思います」

就職した会社で配属されたのは、経営企画部。コーポレートの管理業務が主な仕事でした。同社では、新卒の社員が経営企画部に入るのは始めてで、周囲の社員もベテランが多かったといいます。

杉本「会社の運営に関わる仕事が多いので、入って1年目ですが、一番会社のことに詳しくなければと、ずっと思って仕事をしていました。

本当に右も左もわからない状態でしたが、上司は『俺の背中を見ろ』というタイプではなくて、ちゃんと言葉にして教えてくれる人だったのが本当にありがたかったです。『こういう時はこういう理由でこうすることが大事なんだよ』と、具体的に教えてくださって。私にとっての仕事や働くことへの意識は、その上司からの影響をかなり受けていると思います」

仕事や上司には恵まれていたものの、当時は新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、ほぼすべてがオンライン。リモートの環境で約1年を過ごし、杉本は体調を崩してしまいました。

杉本「配属から時間が経つと、『業務で求められているもの』と『自分ができるところ』にズレが出てきて。それに加え、リモート環境なので先輩や上司が今どんな状況なのかわからず、質問や相談がしづらかったのです」

周りの人の状況がわからず、コミュニケーションを躊躇してしまい、齟齬が生まれる…。そんな状況に陥ったことで精神的なバランスを崩し、休職することを選択。快復後も同じ環境に戻るのは難しいと感じ、転職活動を始めました。

褒める、感謝する言葉が当たり前に飛び交う…ここでなら自分らしく働ける

▲PR Tableのメンバーとランチ会のひとコマ

転職活動を始めた杉本は、エージェントからの紹介でPR Tableに出会います。

杉本「『サービスがとても魅力的だな』というのが第一印象。たとえば就活をしていると、『その会社の実際の雰囲気は、入社してみないとわからない』と感じている人が多いと思います。でも『talentbook』というサービスを実際に見たり読んだりしていると、その会社の解像度がどんどん上がっていくという感じがしました」

杉本が「talentbook」に惹かれたもうひとつの理由は、ストーリーに登場するタレントたち(=ユーザー企業の社員)にありました。

杉本「一般的に企業の社員紹介では『キャリアアップをしていく人』『ママになって活躍している人』など、かなり属性に分けられて掲載されているイメージがありましたが、『talentbook』には『そうじゃない人』のストーリーも載っていて。バリバリ働く人だけでなく、生活や体調とバランスを取って自分らしく働く人にも等しくスポットライトを当てている、というところにすごく感銘を受けたんです。私自身も体調を崩したことで、無理なく働きたいという想いがあったので、そういう方も受け入れられ、活躍している記事を見て安心感を覚えましたね」

杉本にとっては、PR Tableの採用面接も非常に印象的でした。

杉本「面接の雰囲気がすごく穏やか、和やかだったのです。私はコミュニケーションが原因で休職したので、転職の面接のときには、実際に自分がジョインするチームの雰囲気について質問するようにしていました。でも、ほかの会社からいただく回答は『みんな仲良く働いていますよ』とか『20代の人が多いですね』とか、表面的な感じでした。

ところが、PR Tableの面接のときは『○○君っていう子がね、こういうことが好きで、この間こんなおもしろいことがあって』と、丁寧に具体的に説明してくれて。面接官も朗らかな雰囲気で、とても楽しそうだったのです。ああ、ここに入ったらきっと自分らしく働くことができるだろうなと直感しました」

そして杉本は、最終面接からなんと2日後にはPR Tableに入社。ビジネスサポート部で、マーケティングチームを担当することになりました。入社から3ヵ月が経った2021年10月には、マーケティング部の配属となり、これまでもサポートで携わっていたセミナーの運営やメールでのコンテンツ配信などを担っています。

杉本「かなりコミュニケーションを密にとる部署にいるなあ、と思っています。何かあったときにはすぐ、『これお願いしてもいいですか』『○○してくれてありがとうございました』といった言葉、褒める、感謝する言葉が当たり前に飛び交うんです。

この雰囲気がとても働きやすいですし、メンバー同士がそれぞれの領域を信頼し合って、一緒にミッションの完遂に向かう──そこに大きなやりがいを感じます」

仕事は生きていく上で欠かすことができないもの。だからこそ依存しすぎない

▲現在の杉本

業界も職種も未経験で、マーケティングチームに飛び込んだ杉本。実際、マーケティングという職種には「花形の仕事でキラキラしたイメージ」があり、以前は自分には向かないと思い込んでいました。

しかしチームに加わり業務を担当するうちに、意外なところから「もしかしたら自分もマーケティングの視点を持っているかもしれない」と気づきます。きっかけは、長年応援しているアイドルの存在でした。

杉本「母の影響でとあるアイドルグループが大好きで、彼らを応援しているときは『○○くんかっこいい!』というよりは、むしろ『このグループどうしたら売れるだろう』と考えてしまうんです。『なんでもっとCDの売り上げが伸びないんだろう』とか(笑)。それをチームの人に話したら、『杉本さん、それがマーケターだよ!』って言われて、自分でも驚きました」

マーケティングとは専門的で奥深い分野である一方、身近なものでもあると気づいた杉本。周囲のサポートを受けながら、やりがいを持って日々の業務に取り組んでいます。

杉本「入社してから学ぶことばかりです。コンテンツを発信するためにも、『talentbook』の魅力を自分の中でもしっかりと理解しなければなりません。

チームでプロモーションしている立場としては、どうしたら『talentbook』の魅力が多くの人に伝わるのか、今後もっと試行錯誤しながらやっていかなければならないと考えています」

PR Tableへの転職を果たし、自分らしく働ける環境を得た杉本ですが、今後どのようなキャリアビジョンを描いているのでしょうか。

杉本「やはり仕事は、生きていく上で欠かすことができないものだと思います。でも、だからこそ自分がそこに依存しすぎないことも大切かもしれません。

もちろん、仕事で自己実現をしていくことも大切ですが、私は仕事以外にも本を読んだり、友だちと遊んだり、そういう文化的な時間も大事にしていきたいと思っています。『仕事に生きる』というよりも、自分の人生の一部に仕事がある。仕事も自分自身の生活も楽しく丁寧に進められる人生を送りたいな、と今は考えています」

心身の健康、生活との調和を保ちながら働き続ける──。そんなサステナブルな働き方を続けていきながら、PR Tableで活躍する未来に向かって、杉本は一歩ずつ着実に歩みだしています。