父の背中を追い、“モテたい”気持ち一心で楽しんだ学生時代

▲小学校ではこの髪型がトレンドマークだった菅田 / 学校では生徒会長、サッカー少年団ではキャプテンと、率先してリーダーを経験していたという

2020年にPR Tableに入社しておよそ1年が経ち、既存顧客向けの営業(AE)として働いている菅田 一輝。彼の原動力となっているのは”向上心”ですが、その根幹には”とにかくモテたい!”という願望がありました。

菅田 「とにかく女の子からも男の子からもモテたくてしょうがない少年だったと思います(笑)。学校ではクラスの全員と毎日話すように心掛けていましたし、学校以外でも老若男女問わず誰にでも話しかけて、勝手に仲良くなっているようなタイプでした。

また、小学校〜高校まではサッカーに夢中でした。個人の力で勝負を決めれるような選手に憧れてましたが、自分にはそこまで能力がなく...ただチームが勝つために自分ができることを精一杯やる、周りを活かしながらゲームをコントロールする、そんなことを考えながらサッカーをやってました。カッコいい選手になる為には努力と結果が必要だと学びましたね」

そして大学では様々なことに挑戦するため、フットサルやストリートダンスを部活動で掛け持ちしたり、飲食やイベントスタッフなどのアルバイト、横浜のサッカーチームでのインターンなど、とにかく幅広く活動をする日々。

菅田 「友人とイベントサークルを立ち上げ、イベントを開くこともありました。そこでも年齢・性別・国籍問わずグイグイ話しかけて、初対面からすぐに仲良くなることも多かったです。ただやっぱり、当時はとにかく女の子にモテるための自分磨きに必死でしたね(笑)」

予定を詰め込みすぎて一日の睡眠時間が3~4時間になることもザラだった大学時代。それでも日々は充実していたと、菅田は振り返ります。

そんな大学時代を経て、就職活動を迎えます。“これから”を考える際の指針となっていたのは、「父の背中」でした。

菅田 「就活当時は漠然と経営者になりたいと思っていました。それは父親の影響です。札幌で中古車販売の企業を経営している父親に、幼い頃から憧れていました。

それに、小さい頃、父親の会社の人や知り合いに会うたびに、父親が周りから愛されているのを目の当たりにしていて。”人”としてモテていて、経営者としても愛されている。そんな父親みたいにカッコいいオトナになりたかったんです」

経営者になるにしても、まずは経験が必要。そう考えた菅田は就職活動に打ち込み、総合人材会社のキャリアデザインセンターに入社する決断をします。

菅田 「その当時、『会社名ではなく、菅田 一輝で勝負します』とか『商材はオレです』とか生意気なことばかり言っていた自分に対して、『口だけじゃなく、まずはやってみろ』と指摘してくれたり、『地に足がついてない』と本質を突いたフィードバックをくれたりと、人事だけでなく社員も役員も真摯に向き合ってくれたんです。それには今でも本当に感謝してます」

社会に飛び込んで経験した挫折。それでも立ち上がり前へ

▲社会人として最初の一歩を歩み始めた菅田(写真左上) / 「同期は最高の仲間です」という

気持ちを新たに意気揚々と社会に飛び込んだ菅田。任された業務は求人広告の営業でした。しかし、そこで大きな挫折を経験します。

菅田 「社会人として最初の一年目は全然駄目でした。営業として売れる前に、まず人として当たり前のことができずに毎日怒られてましたね。当時の部長に言葉遣いから注意されていたのは、フロアを見渡しても私だけでしたから……」

商談の場でも自分の商品を売り込むことしか考えずに話し続けたあげく、アポイントを頂いたにも関わらず『もう帰ってくれ』と言われる始末。資料すら『いらない』と突き返されてしまうこともあったのだといいます。

菅田「同行してくれた上司に『他者性を持ちなさい』『お客様のことを考えなさい』と怒られながら、秋葉原で食べたカレーライスの味は一生忘れられません(笑)」

しかし、それでも菅田が歩みを止めることはありませんでした。誰よりも努力して量でカバーする覚悟で、朝早くから夜遅くまで働きました。その努力の甲斐あって、2年目の半ばくらいから安定して売上を上げられるように。その後自身の営業スタイルを確立した上で、4年目から新卒紹介の部署に異動。その後マネージャーになりました。

菅田 「マネージャーになったものの1年目は全くうまくいきませんでした。目標数字は達成できず、信頼してたメンバーの退職もあったりと、失敗の連続でした。すぐにできるだろうと調子にのっていた自分が恥ずかしくなりますよね……失敗の理由は一言で言うと、まだまだ主語が“自分”だったんです」

そこで菅田は、メンバーのためを思っている風を装っていても、本当の意味でメンバーの視点に立って行動できていなかったことに気付きました。

菅田 「主語が“メンバー”になると、メンバーの目標達成を第一に考え、行動するようになりました。その結果メンバー全員が目標達成できた時は、本当に嬉しかったですね。

いち営業として、マネージャーとして失敗を経験して、学んだ『他者性を持つ』ということ。この他者性があるからこそ、お客様やメンバーにとって必要な人材になれて、良い結果を出すことができる。このサイクルができるのが社会人として”モテる”人なんだと改めて理解しました」

求めた新たなチャレンジ──そして訪れた新規事業責任者としての苦悩

▲一緒に新規事業を盛り上げていた当時の仲間たちと菅田(写真右) / 「みんなが弟や妹のようで可愛くて仕方がない」という

失敗を乗り越え、チームとしても少しずつ安定した結果を出すようになってきた菅田。一方で、慣れ親しんできた環境に危機感を覚える自分もいました。

菅田 「30代になって改めて自分に向き合った時、自分は周りの環境に恵まれすぎてるなと思ったんです。結果を出すために常に誰よりも必死に働いてきた自負はあったのですが、今以上にさらに自分を追い込みたい──名もなき会社、業界でもう一度イチからチャレンジしたいと考える自分がいました」

そして出会ったのがPR Table。きっかけは知人からの紹介でした。社名も知らないし興味もない。しかし何度も「きっと合ってると思う」と話をされ「そこまで言うなら会ってみるか」と当時道玄坂にあったオフィスに足を運びました。

そこでの経営陣との会話が、菅田がかねてより抱いていた気持ちに火をつけました。

菅田 「お互いカジュアルに話す中で、PR Tableが描いている世界観・タレントブランディングに共感する自分がいました。企業の中の個ではなく、個によって集団ができることに価値を感じるタイプだったこともあり、タレントブランディングは『僕の言語化したかったことだ!』と感じたんです」

入社後は、新規事業である新卒採用向けiOSアプリのプロダクトマネージャー(PM)として働くことに。菅田を含めて社員1名とインターン生数名のチームだったので、リード獲得から営業、そしてカスタマーサクセスとプロジェクトのすべての分野を担当しました。

菅田 「すでに0から1の部分はできていたので、1から10にするのが僕の役割でした。プロダクトが世の中にハマるのかという価値検証をしたり、あるべき姿を突き詰め、できていたものを一回0に戻して組み立て直したりと試行錯誤を繰り返していましたね」

しかし、そんな最中、経営判断として新規事業をやむなく一旦休止することになります。

菅田 「正直、不完全燃焼で、とても悔しかったです。あらためて自分の実力不足を痛感するとともに事業作りの難しさや責任の大きさを実感しました。一緒に働いたメンバーに迷惑を掛けてしまったことについては、一生忘れられません。

そして同時にこのままでは終われないなと。仕事の悔しさは仕事でしか返せないのは理解していたので、次の仕事に早く打ち込もうと決めました」

とにかくカッコよく。輝き続ける太陽は多くの人を照らす

▲お客さまと当時のCSメンバーとの一枚(写真右上) / 社内外問わず、オンライン上でも「笑い」は意識しているという

2020年6月からは、CSチームに異動。talentbookのコンテンツ制作支援やオプション商品の営業、既存顧客のファン化など、さまざまなことに携わりました。CSチームとして働く中で、菅田は持ち前の明るさを発揮してチームづくりに貢献します。

菅田 「私が加入したからにはチームの雰囲気を変えようと、ミーティングでは毎回1回はボケることを目標にしていた時期もありました(笑)。また、ともに働いているメンバーの力を最大限引き出しながら、目標達成に向けて一緒に走れたのは自分らしさを出せた部分かなと思います」

その後プロダクトチームを経験した後に、AE(アカウントエグゼクティブ)に異動しました。

菅田 「AEは、ご契約頂いてるお客様の課題解決のために奔走するのがミッションです。私は決してロジカルな戦略家タイプではないので、徹底的にお客様とコミュニケーションを取りながら、誰よりも足を動かして課題解決の支援ができればな、と。今までの失敗を活かしながら、自分なりの仮説を基にトライアンドエラーを繰り返していきたいです」

かつて父の背中に憧れ、経営者に憧れてキャリアの一歩目を踏み出した菅田。しかし現在は経営者になることには拘っていないと言います。

菅田 「まずは目の前の課題を一歩ずつクリアしていきたいです。2021年は自分のレベル上げに集中し、やり切りたいと思っています。

PR Tableに入社して1年が経ち、ずっと営業畑でやってきた自分にとっては、どれも『初挑戦』の経験ばかりでした。自分から望んだものもあればそうではないこともありますが、どちらにせよ最終的に選んだのは自分ですから」

選んだからには結果を出す、その為に最善を尽くす。口だけの偉そうな奴にはなりたくない。そんなオトナはカッコよくないし、モテない。

菅田 「プライベートでは先日娘が生まれました。やっぱり娘からみても憧れるようなパパでありたいっすよね。自分に関わるステークホルダー全員からモテるためには、あーだこーだ言わず実績を出すことが大事ですから、徹底的に相手目線で考え抜き、自分の足で行動していきますよ」

“モテたい”。だからこそ常に”カッコいい”自分でありたい──そう語る菅田の笑顔はあたたかい太陽のよう。自らが力強く輝き続けながらも時に人を照らし、人の心を温め、惹きつける。持ち前の魅力を存分に活かしながらも、愛される人、愛されるPR Tableを目指して菅田は走り続けます。