PR Tableでは12月から新しい期のはじまり。事業と組織のフェーズをさらに上げていくため、普段フルリモートで全国で働くメンバーが一堂に会するキックオフミーティングを開催しました。このレポートを通じて、PR Tableが大切にしている考え方や、社員同士の関係性が伝われば幸いです。
なぜキックオフミーティングを開催したのか?
2020年よりフルリモート体制に移行してから約2年半、PR Tableには全国各地から性別・年齢問わずライフスタイルもさまざまで優秀なメンバーが増えました。現在も全社員がフルリモート体制で働いていますが、そうした中でチームの生産性を高めるためにさまざまな取り組みを行ってきました。
昨年末には「PR Table Special Thanks Day」と称し、「感謝と笑顔」で溢れるオフラインパーティーを開催。ノベルティ贈呈やクイズ大会などでコミュニケーションを深めました。今年の秋にはウェルビーイングの向上と新しい働き方を模索するため、初のワーケーション企画を実施しました。
そして2022年12月。新しい期のはじまりと共に、事業と組織のフェーズをさらに上げていくため、全社員が一同に会する場としてキックオフミーティングを開催することになりました。場所はtalentbookのパートナーメディアであるメディアジーンさんが運営する「BOOK LAB TOKYO」のイベントスペースをお借りしました。(素敵なスペースを提供いただき、ありがとうございました!)
そして今回のキックオフのゴールはこちらに設定。
PR Tableの社名にもある「PR=パブリック・リレーションズ」の広義の概念は、“ステークホルダーとの良好な関係構築”のことを指します。つまり、それぞれの社員もステークホルダーと対峙しているPRパーソンともいえます。
一人ひとりがステークホルダーと向き合う組織になる。それぞれが「他者への想像力」を持って顧客や採用候補者と向き合い、良い関係性を築いていくこと。私たちは、そのような個を基点とした関係づくりである“パーソナル・リレーションズ”という考え方を大切にしています。
組織が拡大し、かつ転換期を迎える中で、各チームが”誰とどのように向き合い、どう関係性を築いているのか”改めて社内でシェアしあうことで、それぞれのパーソナル・リレーションズをアップデートし、より組織間のつながりを増やすため、今回のゴールを設定したのでした。
各事業部のリーダーたちが語る9期の方針とアクション
▲PR Table 取締役/Founderの大堀 航
キックオフミーティングのはじまりは、経営陣のお話から。
2014年12月12日に創業した8年前から、これまでの歴史を紐解き、これまで応援してくれてきた方々や、ビジネスモデル・組織の変遷を写真やスライドで振り返りながら、大きな転換期を迎える今期の計画について発表しました。
▲PR Table 代表取締役/Founderの大堀 海
最近入社したメンバーにとっては新鮮な内容も多く、みな真剣な眼差しで聞き入っていました。
その後、各部署のリーダー陣から9期のアクションプラン・方針の発表会へ。
▲経営管理部 部長の津田 祐実
今期より経営管理、人事、営業企画、PRといった事業を支える機能もより強化され、ステークホルダーにしっかり向き合う体制ができてきました。8期の成果を讃えながら、9期の方針についてもそれぞれ具体的なアクションと方針が語られました。
▲セールスチーム マネージャーの竹田 祥理
マーケティングやセールス・カスタマーサクセスなど、お客様と向き合うチームからの発表では、お客様が何に課題を持っていて、何に困っているかということを目を向けてサービスを提供してきたことで、共に成長することができた結果について実績と共に紹介しました。
talentbookというプロダクトにコンサルティングや広告配信、動画制作などのサポートを掛け合わせる形で最適なソリューションを提供できるようになってきたことで、2022年下期(6月〜11月)の売上が拡大。お客様がより大きなビジョンを描き、そこに私たちが伴走するという体制が築けるようになってきたのが大きな変化でした。
ステークホルダーが“笑顔”になっている状態とは?
各部署からの全体発表を終え、チームに分かれてワークショップのパートへ。
アイスブレイクとしてお互いの強み・弱みを開示してフィードバックするワークをしたあと、本日のメインテーマでもある“ステークホルダーの笑顔に向き合う”ためのワークへ。
PR Tableでは、テクノロジーと人の力で「笑顔が生まれる”きっかけ”を増やす」というミッションを掲げています。そうしたミッション実現のために、
1)自分達のチームが向き合うステークホルダーは?
2)笑顔になっている状態とは?
という問いについてチームでディスカッションをおこないました。
企業を取り巻くステークホルダーは、顧客、採用候補者、従業員などさまざま。“自分たちのチームは誰に向き合っているのか。誰を笑顔にしたいのか。”という問いを突き詰めていきました。
次に「スマイルアクション」として「笑顔になるためにどういうアクションをしていくか?」という問いへ。ここでは個人ワークとグループシェアをおこないました。
今回オフラインで参加することができなかったメンバーもリモートで繋ぎ、会場の声や様子を伝えながら、チームでの議論にもしっかり参加してもらうことができました。
一般的には、なかなか会話に出てくることすら少ない「ステークホルダー」という言葉。今回一人ひとりが「ステークホルダー」に向き合い、考え抜く時間をつくることで、パーソナル・リレーションズを体現する組織の第一歩が踏み出せたのではないかと思います。
また大切なのはチームで話し合ったことを、他の部署にもシェアしてそれをインプットすること。ディスカッションだけでなく、全体への発表にたっぷり時間を使いました。
ちなみに、今回のゴールだった「各チームがどんなステークホルダーと向き合い、どんなことを考えてアクションしていくのかを知る」の達成度を実施後の社内アンケートで聞いたところ、合計平均が「5点満点中4点」という結果でした。
はじめての取り組みでしたので、ワーク全体のタイムスケジュールや、オンラインとオフラインのスムーズな接続や一体感の醸成など、改善点もたくさん見えてきました。今後も目的を設定したうえで、こうしたワークは定期的に開催していきたいな、と思います!
1年を讃えあい、9期への結束を固める懇親会
▲バリュースタンプが押されたオリジナルTシャツをゲットした新メンバーたち
ワークを終えたあとは、ドリンクや軽食を交えた懇親会へ。
今年入社した新メンバーなど、リアルで会うのは「はじめまして」のメンバーも多かったですが、普段オンラインで顔を合わせているメンバー同士すぐに打ち解けることができるのはリモートワークならではの感覚ですよね。互いの1年間を讃えながら9期への結束を固める良い時間となりました。
開催後のアンケートからメンバーの声をいくつかご紹介します。
・たのしかったです!実際に皆さんと会えて、好印象でした!
・各部門の施策方向性がわかり、全社が同じ方向で進めるのだと再認識できた
・入社してすぐに皆さんとお話できる機会をいただけたのはありがたかった
・オンライン参加ではありましたが、部署の方とコミュニケーションも取れてよかったです
・リモートワークの中、普段接することのない社員と話したり、仕事で外出ということ自体が気分転換に繋がった
・オンラインメンバーとリアルに会って会話することができ、人となりを感じることができた
・初めて会うメンバーと話ができて、カジュアルに話を聞けたのが良かった。前から知ってるメンバーとも近況を聞けたので良かった
つよく、やさしく、かっこよく。“笑顔”に向き合う組織へ
いかがでしたでしょうか。当社は12月が期初ということで、毎年この時期は忘年会ではなくキックオフミーティングで一年を終えることになり、とても気が引き締まります。
つよく、やさしく、かっこよく。ステークホルダーの“笑顔”にとことん向き合う組織をつくるために、一緒に働く仲間をさらに増やしながら、9期も走っていきたいと思います。
そして2022年、PR Tableのことを知ってくれたり少しでも接点を持っていただいたすべての皆さまへ。本年も誠にありがとうございました!
皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。
PR Table一同