こんにちは、PR Tableの池野です。

近年、テック企業を中心に注目されている「技術広報」
自社の技術に関する情報を外部に戦略的に発信する広報・PR施策として注目されています。

技術広報という言葉自体は聞いた方も多いかと思いますが、「いざ技術広報といっても何をやればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

今回はそもそもの技術広報を始める意義と、おさえておくべき基礎的なポイントについてご紹介します。

<アジェンダ>
1.技術広報の意義
2.技術広報としておさえるべき施策
3.自社の技術を「人」の思いを介して伝えるtalentbook事例

1.技術広報の意義

技術広報を始める意義は大きく3つあります。

① 【採用】エンジニア採用における採用ブランディング
こちらの記事「優秀エンジニアの入社意欲を高める採用ブランディングのポイントとは?」にて詳しく記載しておりますが、ITエンジニアが転職時に重視した観点の上位に「開発技術・開発環境」や「プロダクトの魅力」がランクインしています。

「その会社が有する独自の技術やプロダクトのユニークさにワクワクするか」は優秀エンジニアの採用において大きな武器となります。

② 【マーケティング・インターナル施策】サービス・プロダクトの認知度向上・愛着の形成
技術的な側面で、サービス・プロダクトのユニークさや強みを訴求することで、その価値が伝わりやすくなります。
技術起点で露出を増やすことで、サービスの認知度向上に寄与します。
プロダクトの開発状況や、描いているビジョンに共感してもらえることで、ファン化を促進し、継続的に買ってもらいやすくなります。

また、顧客だけでなく、一般社員が自社プロダクトの理解を高める意味でも技術広報はとても重要です。

特に技術力の高いITプロダクトを持つ企業では、営業やマーケティングの担当者が「エンジニアが何をやっているのか分からない」「顧客から技術的な話を聞かれたときに答えに窮することが多い」という課題に陥ることが多く、技術広報は取り組むべきインターナル施策と言えます。

③ 【プロダクト・サービス強化】イノベーションの創出

広く自社の技術やプロダクトの利点が伝えられることで、他社との協業の機会も生まれる可能性があります。たとえばSaaS企業であれば、他社サービスとのAPI連携でより使い勝手の良い魅力的なサービスになることがあります。自社の技術を発信し続けることで、外部企業とのイノベーションの創出が起こり得ます。

また、サービスの技術的な魅力が投資家に伝わることで、新たな投資を受けられるかもしれません。これも、自社の技術やプロダクトの進化に繋がると言えます。

2.技術広報としておさえるべき施策

それでは、技術広報としておさえるべき施策についてご紹介します。

① 技術イベントの運営・登壇

クックパッド株式会社のconnpassページ。Meetupや新規事業の裏側などを語る技術系イベントを積極的に開催している

こちらは主に採用が主目的の技術広報施策です。
自社でイベントを開催する場合と、外部イベントへの登壇、それぞれの施策に分けてご説明します。

ー 自社イベントの開催
技術勉強会や、1人3〜10分の短い時間でプレゼンしていくLightning Talk(LT会)、エンジニアのキャリア相談会といった自社イベントを実施し、自社の技術に対する理解を深めてもらうことができます。
自社のユニークな技術やビジョンを紹介するイベントを企画することで、その技術力に興味を持ったエンジニアを集客し、イベントで「働く場所」としてアピールすることができます。

また、近年のトレンドとして、オンラインもくもく会(同じ場所に集まり、各自がプログラミングを自由に黙々と進める会)を実施し、そこでゆるい繋がりを構築しているケースも多く見受けられます。
最近ではカジュアル面談プラットフォームの「Meety」というサービスを活用し、「ウチのエンジニアと話しませんか?」「カジュアルに技術の話をしましょう」といった募集をかけて少人数でのミートアップを開催するケースもよく見受けられます。

技術系イベントの開催告知・集客は、「connpass」がプラットフォームとして非常に有名で、イベントを実施するときは最初に掲載を検討すべき媒体でしょう。

ー 外部イベントへの登壇・協賛
スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場である「SCRUM FEST OSAKA」のように、テーマごとにエンジニアが集まるイベントは多数開催されております。

機会があれば、こうした外部イベントに積極的にエンジニアが登壇し、自社での知見や技術を語ることで、自社の認知度向上に繋がります。

自社で業界屈指の優秀なエンジニアを既に抱えている場合、エバンジェリスト的な動きを取ってもらえれば、こういったイベント登壇を依頼されることが増えてくるでしょう。

②自社の技術を伝えるコンテンツでの発信

▲メルカリエンジニアリングブログ。自社の技術をオウンドメディアで継続発信している

近年では、テックブログを開設し、開発環境や自社のカルチャー、プロダクト開発の裏側といったコンテンツを発信する技術広報に取り組む企業が目立つようになってきました。

たとえば、メルカリはオウンドメディアとして「メルカリエンジニアリングブログ」にてCTOやVPoEによる1年の振り返りや、機械学習に関するコンテンツを掲載しています。

自社の技術を多角的にコンテンツ化しブログのような場所にストックし、発信していくことで、自社の技術を網羅的に伝えられるようになります。

技術イベントの開催・登壇と比べると始めるハードルは低いため、まだ技術広報はこれからという企業は、まずは自社コンテンツの制作・発信から始めてみることをオススメします。

3.自社の技術を「人」の想いを介して伝えるtalentbook事例

技術広報は、企業として発信する技術レベルが正しいかどうか判断できる必要があり、現役のエンジニアが携わることが望ましいです。

ですが、ほとんどのエンジニアは広報のスキルは持っていません。

いきなりエンジニアに「明日から技術広報を始めてほしい。自社の技術が伝わるコンテンツをたくさん書いて」と伝えたところで、魅力的なコンテンツをサステナブルに発信するのは難しいでしょう。

だからこそ、弊社サービス「talentbook」は技術を伝えるコンテンツ制作・発信を目的としてご活用いただくケースが増えております。

talentbookはその特徴として、企業の広報・PR活動における企画・制作・添削校正・閲覧分析までを一気通貫してご支援するサービスであり、サステナブルな広報活動を目的に累計1,000社以上にご導入いただいております。

また、一般的に技術に関する情報はニッチかつ難しくなりがちですが、talentbookでは社員の想いや経験、描くビジョンも含めた「ストーリー」として発信ができ、読み手にとって伝わりやすいコンテンツ発信が可能です。

今回は、自社の技術を伝える広報活動の観点でご利用いただいている事例をご紹介します。

アジア航測株式会社

アジア航測株式会社 人事部 中田 慎氏
talentbookは社外向けの情報発信を、社内の「人」を中心にして「アジア航測の技術を語る」ツールだと思っています。
弊社のもつ技術や職種などは伝わりにくさはあるものの、そのマニアックさを社員のストーリーにして伝えることで、会社と社員の魅力を印象づけて、魅力的に感じてもらえていると思っています。効果を実感しているので、引き続き、活用していきたいと思っています。
引用:アジア航測talentbook導入事例

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社 人材開発部 採用育成室 採用グループ 山口 勇気氏
100年に一度の大変革の時代、当社は「自動車会社」から、「モビリティカンパニー」にモデルチェンジすべく、「Mobility for All-すべての人に移動の自由と楽しさを-」の実現に向け、クルマだけでなく、様々なモビリティに関連する研究・開発に取り組んでおります。

上記の実現に向けては、ソフトウェアファーストのモノづくりに挑戦していく必要があり、ソフトウェアスキルをお持ちの方を中心に採用を強化しています。採用広報の観点では様々な手法を模索しておりましたが、採用候補者の方に向けて、より現場にクローズアップした発信が出来ているか疑問に感じておりました。昨今の採用市況の急激な変化に伴い、企業と採用候補者の方との良質な関係構築が求められており、当社としても急務であると認識しております。

そうした中、社員一人ひとりに込められたストーリーを通じて、会社や事業の「透明性の高い魅力」の発信に際して、コンテンツを作成・活用・分析できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)であるtalentbookと出会いました。社内外における情報の一貫性やオープン化の観点で最適だと考えており、尚且つ当社を支える現場社員にスポットライトを当てたコンテンツを迅速かつ継続的に発信する場をご提供いただける点に大きく魅力を感じております。
引用:トヨタ自動車talentbook導入リリース

いかがだったでしょうか?
自社の技術をコンテンツ化し、魅力的に発信したいという企業様には、ぜひtalentbookを詳しくご紹介させていただければと思いますので、お問い合わせくださいませ。

▼お問い合わせはこちら:
https://product.talent-book.jp/contact/