本当にやりたかったのは“感動”を作ること──説明会の気づきでPDPへ

▲ザ マーカススクエア福岡 メインダイニング カバーナ 野母 采花

野母は、結婚式場、レストラン、イベントスペースなどの複合施設「ザ マーカス スクエア福岡」のレストランサービスに在籍している。

野母 「2022年6月現在、ザ マーカススクエア福岡のレストラン“メインダイニング カバーナ”で、レストランサービスとして働いていますが、サービス業務以外にも、インスタグラム等SNSで店舗の情報発信を担う“PDPインフルエンサー”や、お客様のお祝い事のお食事やプロポーズなどの記念日でレストランを利用される時に、当日をプロデュースするアニバーサリープロジェクト事業にも携わり、お客様とのお打ち合わせをしています」

もともとウェディング業界に憧れを抱いていた野母。就職活動では、結婚式をプロデュースする仕事に就きたいという想いから、活動先をPDPに絞っていたという。しかし、ウェディングプロデュースだけではなく、「感動体験」を提供できるPDPに大きな発見と魅力を感じた。

野母 「私の出身地である長崎県では、身近な人から親族まで多くの人を呼ぶスタイルの結婚式が盛んで、幼少期から身近に接していました。自然に『結婚式っていいな』と感じるようになり、ウェディングの専門学校へ入学しました。

最初からPDPに狙いを絞っていた合同説明会でしたが、先輩社員のお話を聞いて『ここしかない』と思ったんです。『PDPは、単なる結婚式屋さんではなくて、感動屋さんというお仕事です』と言われてハッとしました。そのとき、『私は結婚式を開催したいのでなくて、感動を作りたいんだ』と気づかされました」

感動創出のための第一歩~SNSで世の中へ情報発信を

▲お客様に魅力的に映るよう写真の撮り方にも工夫を凝らす

2020年にPDPに入社した野母は、グラナダスィート 福岡のウエディングプランナーを経てザ マーカス スクエア福岡のレストランサービスに異動。レストランサービスで野母はアニバーサリープロジェクトに携わり、多くのプロポーズ・プランニングを担当した。そして数カ月目に、SNSでの情報発信を担う「PDPインフルエンサー」としての役割を担うことになった。

野母 「きっかけは、ちょっとやってみようぐらいの感じで始めたんです。右も左もわからなかったんですけど、もともとレストランのアカウントが開設されていたこともありまして、Instagramに詳しい方に協力してもらいながら、どうやったらフォロワーが増えるのか、投稿を見てもらえるのか研究しました。

PDPでは現在、各施設・レストランにインフルエンサーを配置し、さまざまなSNSを駆使して情報を発信している。野母は、インフルエンサーの仕組みが始まる前からSNSに取り組んでいたという。

野母 「主にメインダイニング カバーナのInstagram運用を担当しています。 毎週発信する投稿は、こちらからの一方的な情報発信にならないように心がけています。お客様が一番欲しい内容を提供できるように、『いいね』のついた投稿を分析して、次の投稿に活かしたり、より多くの人に見てもらえるようにハッシュタグの付け方を研究したりしています。

週2回の投稿のほか、Instagramのストーリー用の撮影や、コメントいただいたお客様へのご返信もします。また、Instagramからもご予約いただけるので、その手配も行います」

初の“フォロワー数1,000超”達成。PDPインフルエンサーが担う感動の情報発信

▲お客様からの「いいね」やハッシュタグをいただく時が嬉しい瞬間

PDPインフルエンサーが担う役割は、日々の投稿やお客様対応だけではない。どうやったら多くの方の目に触れるか、どうやったらお客様に認知していただけるか──野母は、日々の研究も欠かさない。

野母 「たとえば福岡で人気のあるハッシュタグは何か調べたり、お客様がタグ付けしてくださった投稿を拝見して『いいね』ボタンを押したり。お客様に当店の投稿を目にしていただく機会を増やせるよう、どうやったらフォローしてもらえるか研究し、試行錯誤しています。とはいえ簡単に結果につながるわけではないですし、投稿内容を考えるのも大変な時があります。合間を縫って地道な努力を重ねながらひとつずつ……ですね」

努力を積み重ねてきた甲斐もあって、野母はPDP初の快挙を遂げる。

野母 「他のPDPのレストランなど、各施設でもインフルエンサーが情報発信を担っていますが、私たちの店舗はありがたいことに、PDPで初めてとなる“フォロワー数1,000超”を達成することができました。

地道な積み重ねや、細やかな気配り──そのほかにも、PDPインフルエンサーとして野母が大切にしていることがある。

野母 「ホームページや予約サイトとは違い、Instagramはホットな情報を届けられるのが魅力です。お客様が一番求める情報をご提供できるように、告知の際も概要はお伝えしつつ、押しつけや報告になってしまわない投稿内容を心がけています。

また、Instagramはお客様に近い距離でのコミュニケーションも魅力です。ただし、距離が近くなりすぎて、お店のテイストを崩すことがないように気をつけています」

PDPインフルエンサー業務の1番の魅力は、お客様との関わりであると野母は考える。

野母 「SNSは対面ではありませんが、お客様と関わり合うすてきな時間です。また、SNSを通じて、実際の対面接客へつながることも嬉しく思います。少しずつでも着実に実を結んでいくことが喜びですね。

うれしいことに、最近では『Instagramの投稿を見て見学に来た』というウエディングのお客様がいらっしゃいました。レストランの情報投稿がウエディングのお客様に繋がってることに驚きとやりがいを感じました」

現在は、他店のPDPインフルエンサーとも毎月ミーティングを開催し、SNS運用の知見やトレンドを共有し、話し合っているという。

働く楽しさ(FUN)から、お店のファン(FAN)へ。人で選ばれるお店を目指して

野母は入社以来、一貫した目標を持ち続けている。

野母 「入社前に“愛し愛される人財になる”という目標を立てました。『何事にも愛を持ってお客様へ向き合い、プロとして愛されていけたら』と思っており、その気持ちは今も変わっていません。感動を作り出す上でも、重要なポイントだと思っています。

さらに、お客様のお役に立ちたいと思っているので、もう少し広い視野を持って、サービスの質を高め、できることを増やしたいです。先輩方を見習って、サービス全般においても、もっと高いクオリティを目指したいですね」

当初はウェディング業界に憧れていた野母だが、現在は、メインダイニング カバーナの環境は理想的であると感じている。

野母 「メインダイニング カバーナでは、ザ マーカススクエア 福岡で結婚式をされるお客様のご婚礼試食や、ご両家のお顔合わせ会食などがあり、日々、ウエディングに接している形です。

ウェディングはもちろん大好きですが、レストランではプロポーズや結婚記念日などで、幅広くお客様の大切な瞬間に寄り添えるため、さまざまなことに携われる、良いとこ取りな仕事だと思います。私にとって今の環境はベストですね」

理想的な環境で働く野母は、今後入ってくる後輩たちと働くことを楽しみにしている。

野母 「“感動屋さん”として、一緒にファンを作っていきたいです。私は、楽しむ(FUN)の“ファン”で働けると、お店自体の“ファン”(FAN)も増えるのではないかと思っています。これは、専門学校時代の恩師の言葉で、すごく大事にしている言葉です。

そして、会場やお料理はもちろんのこと、“人”でも選んでいただけるお店を目指したいですね」

現在担当するPDPインフルエンサー業務についても、野母は後輩に期待している。

野母 「私は今、現場の中では一番下の世代ですが、さらに若い世代の方は、今のトレンド・流行がよくわかると思います。

毎月、各店舗のPDPインフルエンサーが集まって、情報共有しているミーティングに、若い世代の新たな視点が入ることで、より良い情報提供や発信ができるのではと期待しています」

仕事を精一杯に楽しむ(FUN)野母の姿は、お客様やメンバーたちの心を捉え、新たな“ファン”(FAN)を生み出していく。