夢の新店立ち上げに参加。高宮庭園茶寮・ユニットマネージャーの歩みと想い

▲高宮庭園茶寮 ウェディングユニットマネージャー 赤塚 有華

赤塚は現在、福岡で新規開業する「高宮庭園茶寮」のオープンに向けて尽力している。赤塚が任されているのは、ウェディングチームのユニットマネージャーという役割だ。 

赤塚 「会場は、レストラン、キッチン、ウェディングと部門が分かれておりまして、私はウェディング部門のマネージャーをさせていただいています。式場を探されているお客様へのご案内、お打ち合わせから晴れの日当日まで結婚式に関わるすべてのマネージメントを行っております。

また、結婚式当日に会場全体で円滑に執り行えるよう、部門間でさまざまな調整を行う会場マネジメント、メンバーひとりひとりの状況をみながらモチベーション管理をしたり、うまくいっていないことがあれば必要に応じて手助けを行ったりなど、メンバーマネジメントも私の仕事です」

オープンが迫り、万感の思いである一方、ユニットマネージャーとしてのチェックも最後まで余念がない。 

赤塚 「ちょうど先週、社内向けに模擬披露宴の機会がありました。社内メンバーを集めて、実際に結婚式を行う場なのですが、様々に試行錯誤を重ねてきたこともあり、ある程度固まってきた印象です。もちろん改善点もありますので、ご見学のお客様の声も取り入れ、最後の最後までメンバーとともに調整していかなければなりません」

赤塚は今回、新店の立ち上げに初めて携わる。ウェディング分野で経験を積んできた赤塚にとって、大きな挑戦だ。

赤塚 「高宮庭園茶寮は、社内でも大きな話題となっていた"待望の新店"。お話をもらった時は驚きました」 

新店の立ち上げに携わる事は、赤塚の入社以来の夢だったという。

赤塚 「私は2016年、PDPに新卒で入社しました。最終面接のときに担当者から、新店の立ち上げに関わる苦しさ、そして楽しさを聞くことができたのが印象的でしたね。その時に、様々なチャンスに溢れたPDPに魅了され、新店立ち上げに携わるという夢を抱きました。

入社後は、PDPが福岡で展開する2つの結婚式場に計5年半勤務。その後、PDPが東京で展開する結婚式場に配属となり、10カ月ほど経ったときに高宮庭園茶寮のお話をもらったのです。入社以来縁のある福岡で、新店の立ち上げに携われたことを非常に嬉しく思っています」

赤塚が立ち上げに携わる高宮庭園茶寮は、約100年の歴史を紡ぐ唯一無二の会場だ。 来場者の心を魅了してやまない高宮庭園茶寮とは、どのような結婚式場なのだろうか。

全てを“一から”作り上げる。高宮庭園茶寮の体験価値を生むコンセプト

▲100年の歴史を誇る高宮庭園茶寮 外観

高宮庭園茶寮は筑豊の名家・貝島家の旧宅を活かした施設だ。緑豊かで広々とした敷地へ一歩足を踏み入れると、和の雰囲気と開放感に心癒やされる。

赤塚 「旧高宮貝島家住宅は、100年以上の歴史を持つ、福岡市の有形文化財。高宮庭園茶寮は、その一部を残しつつ、リノベーションした施設です。去年からお客様にご見学いただいておりますが、新築にはない歴史や落ち着きを感じる、というお声も多いですね」

美しいチャペル、庭園、迎賓館、茶房、ブライズルームなど、施設も充実しており、洗練されたモダンなデザインも多くの見学者を魅了。そんな高宮庭園茶寮には、2つのコンセプトがある。

赤塚 「高宮庭園茶寮は"不易流行(ふえきりゅうこう)・工藝饗摯(こうげいきょうし)"の2つをコンセプトとしてしています。不易流行は『古き良き日本の魅力を残し、伝統を踏まえながら新しい価値を創出する』という、松尾芭蕉の理念です。

工藝饗摯は『日本古来の伝統文化、技術、思想を用いておもてなしをしていく』といった意味合いもあります。この2つを軸に、高宮庭園茶寮でお過ごしいただく体験価値を作っているのです」

文化財を使用した高宮庭園茶寮は、独自性の強い会場で、そこで生み出される体験価値は特別なものだ。しかし、そんな体験価値を作り出すには多くの苦労がある、と赤塚は語る。

赤塚 「これまでは既にある会場の完成された枠組みの中で、結婚式を作っていました。しかし、高宮庭園茶寮は、新店であることに加えて、他の式場にはない独特の空間とコンセプトがあり、本当に全てを一から作り上げるのです。

待合やお迎えのタイミングなど、細かい事項までひとつひとつ作っていくため、『一から作ることは、こんなに大変だったんだ』と、日々思っているところです」

高宮庭園茶寮での体験価値を作るため、日々尽力する赤塚とメンバー。そんな苦労の甲斐もあり、オープン前にもかかわらず、高宮庭園茶寮は多くのウェブサイトで高評価の口コミを獲得している。その秘密は、チームが実現した"おもてなし"にあった。

オープン前から高評価。見学者を魅了する"おもてなし"の極意

▲訪れた人は茶師からお茶のもてなしを受ける

高宮庭園茶寮ならではの、特別な体験価値──それを生み出すのが"おもてなし"だ。赤塚は、高宮庭園茶寮が持つ雰囲気を壊さず、それを後押しするようなおもてなしを目指している。そんな赤塚が、特に素敵だと感じているのが「挨拶の儀」と呼ばれる時間だ。

赤塚 「挨拶の儀は挙式当日、『新郎様と親御様』『新婦様と親御様』に、別々のお部屋で朝食をお召し上がりいただく、家族水入らずの時間です。古来の日本のしきたりであった『女性がご実家でお支度を整えてお嫁入りをする』ことから発想を得ています。

親御様へ感謝の気持ちや『行ってきます』という挨拶を伝えられる時間を設けたい、との想いからできあがりました。お客様にこのお話をいたしますと、皆様『素敵』と目を輝かせてくださいます。親御様とそんな時間を過ごして、会話をしたりみんなで朝ごはんを食べたりすることはしばらくなかったというご意見も多く、『すごく楽しみです』といった感想もよくいただきます」

また、高宮庭園茶寮には、おもてなしに欠かせない大切な存在がいる。それが"茶師"だ。

赤塚 「茶師は挙式当日、常に貝島邸の母屋のお待合室に控えており、ゲストの目の前でお茶を立てて振る舞います。模擬披露宴でお茶を振る舞った際は、部屋へ入った瞬間からお茶の香りと素敵な空気感に包まれ、ゲストの方も癒されていらっしゃいました」

さらに料理も、高宮庭園茶寮ならではのものだ。

赤塚 「高宮庭園茶寮では、料理長が一品一品完全オリジナルで考えた"究極のワンコース"をご提供する予定です。こちらは、デザートに至るまで全メニューに出汁を使用したフルコースで、どの世代の方にも美味しくお召し上がりいただけます」

挨拶の儀、茶師が振る舞うお茶、究極のワンコース。他にも細部に至るまでの、おもてなしが続く。まさに"感動の技術化"を積み重ねてきた、PDPの集大成とも言えるのだ。

そんな高宮庭園茶寮の式場見学は、2021年9月からスタートしており、毎週末満席。挙式の予約も来年の夏頃まで入っており、これは赤塚をはじめとしたチームのおもてなしが、お客様に届いた結果だと言える。2022年4月のオープンで、多くの人々にとってかけがえのない場所となる高宮庭園茶寮。ここを訪れるお客様、共に働くメンバー、そして高宮庭園茶寮の未来について、赤塚は今、何を思うのだろうか。

10年後・20年後も変わらない価値を──歴史を受け継ぎ、未来を創りたい

▲大切なお客様と晴れの1日に向けた打合せ

赤塚は当初、見学に来たお客様に、会場の魅力を中心に伝えることが多かったという。しかし今は、おもてなしが生み出す体験価値を中心にお伝えしている。実際に、おもてなしに関する感想を寄せられることも多い。

赤塚 「『ここまでおもてなしを受けた結婚式は、今まで自分が参列した中でもなかった』『早く、親族・友人を招きたい』との言葉を、訪れたお客様からいただきました。実際に、結婚式の列席経験が豊富な30代くらいの層の方々に、ご予約いただくことも少なくありません」

多くのお客様に、高宮庭園茶寮で大切な人たちと、かけがえのない時間を過ごしてほしい。それが赤塚の強い願いだ。

赤塚 「高宮庭園茶寮には、36名までの少人数様の会場と、80名までの会場があります。規模感としても、家族中心にしっとりと1日を過ごしたい、あるいは本当に親しい方をお招きして、しっかりおもてなしをして過ごしたい方に最適です。

新郎新婦様、親御様、そしてゲストの皆様が、かけがえのない時間をお過ごしいただけるのが高宮庭園茶寮。私たちは、高宮庭園茶寮での挙式で生まれる交流・体験・思い出が、新郎新婦様の未来を少しでも変えられるような会場にしたいと願っています」

赤塚はすでに、高宮庭園茶寮の未来についても思い描いている。

赤塚 「立ち上げに携わっている中で『10年後も20年後も、この会場で過ごせる時間が、変わらない価値を生み続けていたらいいな』と強く思います。ですから、今語っているコンセプトを私たちがしっかり形にして、貝島邸にまつわる歴史も含めて、ずっとずっと語り続けていかないといけません。

軸をブレさせることなく、今やろうとしていることをやりぬくことが、今いる私たちの一番大事な役割ですし、10年後・20年後の未来につながってくると信じています。メンバーとともに、目標に向かって一丸となって未来を創っていきたいですね」

赤塚は、高宮庭園茶寮の未来とともに、若い新卒メンバーや日々頑張っている人々に伝えたいことがある。

赤塚 「私は今回、初めて新店舗立ち上げに携わり、高宮庭園茶寮のユニットマネージャーという大役を任せていただきました。本当にチャンスはいつ巡ってくるかわからないな、と素直に感じています。若いメンバーには、いつ自分にチャンスが巡ってきても、100%で向き合えるような準備を、日々の仕事に邁進しながらも進めておいてほしい。これは、過去の自分に言いたいことでもあります。

PDPは、今やれないことでも、ずっと言い続けているとチャンスが巡ってくる環境です。私自身、チャンスを乗り越える大変さと、ひとつひとつを乗り越える達成感を日々味わっています」

お客様にとって晴れの舞台、そして、赤塚にとって夢の舞台である高宮庭園茶寮。お客様と赤塚たちの想いが交差し、未来へ向けて、かけがえのない時間が紡がれていく。

※インタビュー当時(2022年3月)の内容です。