サッカー漬けの毎日から一転、営業職の世界へ

▲バイエルンミュンヘンと対戦

小学校2年生から高校生まで、サッカーに夢中な学生時代を送っていました。私はプロを目指していたので、中学校の部活動には入らず、Jリーグ下部組織のチームに所属していました。中学校まではレギュラーで全国大会に出場した経験もあります。

高校に入ると怪我もあってレギュラーになれたり、なれなかったり……という状態になります。でも当時、Jリーグの二軍選手のみ出られる大会があったんです。私はそこに選手登録され、試合にも出ていました。レギュラーで試合に出れないからといって、プロになりたい夢が挫折するっていうのはなかったんですよね。ひたむきにやり続けました。

しかし、高校3年生の夏。周りの仲間は声がかかる中、私には声がかからなくて……。そのため進路を変えて大学推薦を選び、大学でサッカーをすることにしました。

大学では1年生からレギュラーでしたが、怪我を繰り返していました。それもあってプロになりたいという気持ちはなくなっていたんです。それまではサッカー漬けだった分、結構遊んだりもしましたね。

ただ、遊ぶだけでは駄目だとも感じていました。ひとり暮らしをさせてもらっていましたし、親に頼ってばかりじゃいられないという自立心もあって、大学の中退を決断します。

その後、3年間はアルバイトを続けていました。親もとを離れようと思っていたので、とにかくお金を稼げるという理由でダスキンの加盟店でルート営業の仕事をしていたんです。そこで初めて人に何かを販売するという経験をさせてもらいました。

「人間として付き合っていこう」営業のやりがいに気づく

▲ドイツの爆撃機ゲルトミュラーとのツーショット

その後は広告代理店に就職しました。フリーペーパーの制作をしている会社で、広告を掲載してもらうための営業と編集をやっていました。

営業は“数字”を追わないといけない立場。でも、それよりも「掲載してくれたお客様だけではなく、手にとって読む人が喜ぶものをつくりたい」、「読者の楽しみをつくりたい」という想いで働いていました。誰かに喜んでもらうのが好きなんですよね。

正直なところ、当時はやりたくて始めた仕事ではなかったんです。でも、新しい本を出版したり、企画したことが形になったりする、それを読者の方に喜んでもらえるという経験をしていくうちに、だんだんおもしろくなっていきました。“良いものをつくる”ということにやりがいを持って仕事をするになりました。

当時、流行していた番組で取り上げられた地域の特集をやったことがあったんです。読者さんから「番組よりも楽しかったよ!」という感想をもらったときはとても嬉しかったですね。

また、職場の環境にも非常に恵まれていました。自分のために時間とお金を使ってくれる先輩たちが多かったですね(笑)。私の顔色を見て、悩んでいるなと思ったら飲みに連れて行ってくれることも多かったです。

実は、入社半年ぐらいで辞めようと思ったことがありました。でも、当時の上司が寄り添ってくれたおかげで、辞めずにその後12年間働きました。

その上司から「俺たちはすごい確率で出会っているんだ、この仕事をずっと続けていかないにしても、1年に1回の年賀状のやりとりだけでも付き合っていきたいから、人間として付き合っていこう」と言われたことを今でも覚えています。大好きな先輩で、今でも大切なつながりになっています。

「誰かに喜んでもらいたい」お客様とのすれ違い

▲展示会でPXPハッピを着て記念撮影

前職は結構ハードワークな会社でした。週に3〜4日は家に帰ることもできませんでした。すでに結婚して家庭を持っていたので、バランスを取りたいと思い、退職を決意します。そういった経緯から、この仕事がしたいというのはあまりなく、さまざまな企業を受けました。

そのうちの一社がプラスバイプラス(PXP)だったんです。面接でPXPは若い会社でいろんなチャレンジをしていると話してもらいました。それを聞いて“自分で新しいことをいろいろやってみたい!”と思い、入社を決意しました。

2020年現在は、設備業のお客様にソフトやサポートを提供しています。また関東支店の営業リーダーとして、マネージャーの補佐や営業数字に責任を持って仕事に取り組んでいます。仕事をしている中で、お客様に自社のソフトを使ってもらい「使いやすいよ」、「困ったことが解決したよ」と言ってもらえたときはとても嬉しいですね。

「誰かに喜んでもらいたい」という点は前職から変わらず持っているので、お客様と可能な限り連絡を取るように心がけています。実は、過去に、お客様から「売りっぱなしだよね」とお叱りを受けたことがあるんです(笑)。

基本的に営業が担当するのはご契約いただくまでで、それ以降はインストラクターやヘルプデスクのメンバーがサポートをしてくれます。そのため、それまでの私は、ご契約いただいた後に営業からお客様に連絡を取ることの大切さに気付いていませんでした。

でも、あの経験のおかげで、お客様とのつながりを大切にするようになりました。今では時間が許す限りお客様にお電話をしたり、近くを通ったときには立ち寄って、不在だったら名刺を置いて帰ったりしています。

私たちは『ことば屋さん』。笑顔を広げたい

▲展示会でクールポコと一緒に笑顔でパシャリ

私は、仕事をする中で“伝えること”にこだわりを持っています。前職の広告であれば活字で、現在の営業だと言葉でしっかり伝えるようにしています。それは、前職で“私たちは『ことば屋さん』である”といわれていた影響です。

広告は言葉で人の心を動かさないといけません。たとえば、どんなにおいしいラーメンでも“おいしい”という言葉だけでは人の心は動かないんです。おいしい以外の言葉を使って伝えることが必要です。

そして、それは営業職でもプライベートでも通じていると思っています。言葉でちゃんと伝えないと人の心と身体は動かないんですよね。でも、ただやみくもに言葉を選んで使っても意味はありません。時には、難しい言葉ではなく、かみ砕いて伝えたり、まどろっこしくなくストレートに伝えたりするんです。目の前にいる人に合わせて言葉を選んで伝えることが何よりも大切だと考えています。

私は、みんなが私と触れ合うことで笑顔になってくれたら良いなといつも思ってます。将来のビジョンを描くのはなかなか難しいですが、個人として影響力のある大人になっていきたいです。この先、PXPがどういった会社に成長していくかはわかりません。でも「本城に会えて良かった」「笑顔になれた」「何かが変わった」という風に言われたいですね。

近くの人に影響を与えられなかったら、遠くにいる人には影響を与えられません。まずは近くにいる、家族、関東支店、会社の人たちを笑顔にできるようになりたいですね。そうすることで関東へ、日本へ、そして世界へと笑顔が広がっていくんじゃないかなと考えています。