兎に角、1度は経験したかった“営業職”。そのためならアルバイトでもなんのその
大学卒業後、住宅リフォーム会社に就職し、人事総務や営業事務を担当していた北林。2021年10月にアルバイトとして、デイワークのマッチングアプリを運営するシェアフル株式会社に転職しました。シェアフルへの入社理由や入社当時を次のように話します。
北林 「もともと人と話すことや関わることが好きで営業職に興味を持っていたものの、前職では異動が難しかったため転職を決めました。
未経験で営業職に挑んだことは今振り返っても、とても難しかったですが……。何事も3年は経験が必要というじゃないですか。将来的には、企画のお仕事に携わりたいと思っていたので、『営業をしないで企画の希望を語っていいのか?』みたいな思いもありました。なので、アルバイトだとか関係なく営業職に就きたかったんです」
シェアフル入社後は、小売り業界を担当する営業チームに配属。毎月500〜600件追加される新規求人の掲載を少人数で対応する多忙な部署だったため、目まぐるしい日々を送っていたと当時を振り返ります。
北林 「大変だった一方で、良かったこともあります。それは、シェアフルが『今何をするべきかを自ら考えて行動に移し、積極的に挑戦してチャンスを掴みにいく』というスタンスで仕事をしていく会社だったこと。
入社当初は、まだ社会人経験も浅いだけに、 上長から割り振られた仕事を日々コツコツと行うようなマニュアル化された業務を行うイメージを持っていましたが、実際はイメージとは正反対でした。主体的に動ける環境を求めていたこともあり、そのギャップが嬉しかったです」
契約社員への挑戦とアワードでの受賞が自身の成長につながった
アルバイトとして入社した北林は、その活躍を評価され、わずか半年で契約社員へ登用されました。
北林 「契約社員への登用については、実力があり結果を出せば評価されるとあらためて感じ、嬉しく思いました。営業についての知識がまったくない状態からスタートし、ここまでやってこられたのは、チームメンバーのサポートの力が大きかったです。
業務面では、電話での営業トークを聞いて、おかしいところを指摘するなど、上長が基本的なところをたくさんサポートしてくれました。最近では、自分でお客様のニーズも掴めるようになり、トークでも個性を出せるようになりました。
また、『シェアフル 』は年齢が近い人が多いので、仕事の話や悩みについても相談しやすいです。そこから感じられた『会社からしっかりサポートされている』という安心感も、成長できた要因の一つです」
一方、登用後すぐに自らノミネートした2022年の「PERSOL Group Awards」でも受賞。この出来事については次のように話します。
北林 「アワードへのノミネートは、前回、上長が表彰されている姿に感銘を受け、今回手を挙げました。アワードへ挑戦する前は、自分には無理だろうとマイナスに考えることが多かったのですが、受賞後は、自分が業務において得た知識や経験が自信となり、新たな可能性が広がったと思います。挑戦してみて、地道な努力と諦めない精神が大事だと理解できたことも、振り返った今、良かったと感じるポイントです」
「ふつうを疑う」ことで改善される日々の行動
パーソルイノベーションがミッション遂行において大事にしているバリューは「1. ふつうを疑う、2. 速さを武器に、3. それは最後の答えか」です。なかでも、「ふつうを疑う」について特に意識していると語る北林は、どのようにそれを体現してきたのでしょうか?
北林 「求人媒体の世界では、きめ細かい求人原稿を作成することが大事とされているため、今まではお客様の好みに合わせて求人原稿をフルオーダーで作成していました。
しかし、この『ふつう』を疑ってみると、担当しているコンビニエンスストアにはメガフランチャイズならではのシステム化された業務オペレーションがあり、レジ操作も全国共通であることに気づいたんです。そして求人需要はレジ対応と接客業務がほとんどであることに注目し、求人原稿のテンプレートを一本化。ただし、画一的にならないようにセミオーダー型にしました。
すると、毎日夜遅くまで原稿作成に追われていた日々がウソのように、掲載の依頼から5分後には求人公開ができるようになりました。一般的に『ふつう』とされていることが、本当に業務の効率を上げるものなのかを疑うことで、双方にとって最も良い改善策を生み出せたと思います。
また、人とのコミュニケーションでも同じで、業務以外でも『 ふつうを疑う』ということを意識するようになりました」
日々、次の日の行動計画を策定し、PDCAを回していることをキラキラと話す北林。 段取りの重要性について取材陣(広報室)にもアドバイスしてくれました。
目標は企画に携わること。自らのアイデアで人々を幸せにしたい
行動力に長けどこまでも前向きな北林ですが、その原動力はどこから生まれるのでしょうか?
北林 「昔から体を動かすことが好きで、週に3~4日はジムで体を動かしています。週末は、カフェやスイーツ店巡りをし、美味しいものを食べることが好きです。なかでも『トシ・ヨロイヅカ』のモンブランは絶品です。
また、一日の始まりに、プライベートの時間も取れるよう、業務の予定を立てるようにしています。仕事とプライベートを完全に分けることで、英気を養い、よりパフォーマンスの高い仕事ができると思っています」
シェアフルへ入社してからの1年弱という期間、営業の仕事に向き合ってきた北林。これまでも今も大切にしているのが、「常にお客様との出会いは“一期一会”である」という気持ちで対応すること。お客様を大切に思うからこそ、お客様から感謝の言葉をいただくことは仕事へのやりがいにつながっていると言います。
北林 「今後は企画の仕事に携わりたいという想いがあります。企画職は、今まで培った営業経験を活かしながらも、自分自身が生み出したアイデアや取り組みで、誰かを幸せにし、喜びへとつなぐことができる仕事だと思っているんです。
今の無形商材の営業からは、挑戦することによって生まれる縁や、今後企画での仕事で活かせるようなヒントを得られるような気がしています。まずは、貪欲に営業の仕事を続け、自分の苦手分野を克服しつつ、今の業務がどう企画の仕事として活かせるのかを模索し続けていきたいです」
パーソルイノベーション広報室作成
本稿はパーソルイノベーション株式会社の広報室が作成しました。