メーカーの機械設計職から法人個人両面型の転職支援会社にキャリアチェンジ

article image 1
▲メーカーでの機械設計の経験を活かしてキャリアアドバイザーに

──前職は法人個人両面型の転職支援会社(※)とお伺いしました。

そうですね、前職は法人個人両面型の転職支援会社で勤務していましたが、新卒で入社したのはメーカーでした。10年ほど機械設計職として経験を積んで新しい仕事に挑戦したいと考えていた時にキャリアアドバイザーの仕事を知り、前職に転職しました。「私もメーカー勤務が長かったんですが、もしかしてこんなお悩みをお持ちではないですか?」など、メーカー時代の経験を活かし、転職希望者様に寄り添いながらカウンセリングをしていました。

※転職支援会社には、大きく分けて「両面型」と「片面型」があります。「片面型」は、転職希望者様の担当者と企業顧客の担当者が分かれています。「両面型」は、1人の担当者が転職希望者様と企業顧客の両方を担当します

──キャリアアドバイザーとしてやりがいや適性を感じていましたか?

はい。キャリアアドバイザーの仕事のやりがいやおもしろみは強く感じていました。ただ、経験を重ねる中で、担当する転職希望者様が20代の若手層からハイクラス層に徐々に変わっていきました。それにつれて自分自身がキャリアアドバイザーとしてもっと高みをめざしたい。そのためには環境を変えたいという想いが芽生え始めました。

転職希望者様の可能性を広げる提案がしたい

article image 2
▲キャリアアドバイザー経験者が探し求めた成長できる環境とは?

──環境を変える必要があったのはなぜでしょうか?

一番はより転職希望者様の視点に立って支援したいと考え始めたからです。業界に特化した転職支援会社(※)のため、メーカーなどの求人には強いのですが、業界を変えたい方のご要望に応えることはなかなか難しいものがありました。さらに両面型転職支援会社は担当する企業顧客が数社に限られることもあるため、紹介できる求人の幅はますます限られたものになってしまいます。いわゆる総合型(※)の人材会社であれば求人数が多く、キャリアチェンジの選択肢も含めた転職希望者様の可能性を広げる提案ができるのではないかという期待感がありました。

※転職支援会社(転職エージェント)は取り扱う求人で「総合型」と呼ばれる幅広い求人を扱うものから、特定の業種・業界やターゲットに特化した「業界特化型」に分けられます

──転職支援会社のスタイルによってメリットとデメリットがあるということですね。

そうですね。どちらが良い悪いではなくそれぞれ特徴があり、カウンセリングの方法も変わるということです。前職でお会いする転職希望者様はすでに他の紹介会社様でカウンセリングを受けているケースが多かったり、転職の方向性は固まっていて、「とりあえず案件を紹介してほしい」というご要望に応えることもあり、キャリアに関してお話しする機会があまり多くはありませんでした。

求人のご紹介だけではなくキャリアのご相談からスタートすることで、転職希望者様に対するキャリア教育にも挑戦してみたいと考えていました。

キャリアアドバイザーとしてだけでなく、ビジネスパーソンとして成長できるチャンス

article image 3
▲求人のご紹介だけでなくキャリア教育にも挑戦したかった

──総合型の転職支援会社に絞って転職活動をされていたんですか?

そうですね。そうすると選択肢はかなり絞られるんですが、面接を通じてそれぞれの会社の個性を感じることができました。一番大切にしたのは人材紹介ビジネスに対する考えに共感できることです。パーソルキャリアの面接で話をした人は全員、違和感なく同じ感覚で仕事をできると思えました。あと、純粋に人材ビジネスとして勝負しているからこそのHR領域におけるキャリアの深みと広がりに魅力を感じ、パーソルキャリアを選びました。

──パーソルキャリアに入社して感じた前職とのギャップはありますか?

私の転職理由でも挙げましたが、転職希望者様の初めてのカウンセリングを担当できるのは新鮮ですね。いきなり求人を提案するのではなく、転職希望者様の心境や価値観を探っていくことからスタートします。そうすることで、転職希望者様が当初はまったく想像もしていなかった方向で転職活動が進むこともあります。また、さまざまな可能性に応えられるだけの豊富な求人を抱えていることは、キャリアアドバイザーにとって本当にありがたい環境だと実感しています。

──社風や組織に関してはいかがでしょうか?

組織がボトムアップで運営されていることに驚きました。何か課題があったときに、マネージャーが指示をだしてメンバーがそれを実行する……ということはなく、メンバーが課題に対する取り組みを議論して形にしていくスタイルなんです。予算やそれに必要な数値目標に関してもキャリアアドバイザーが主体的に考えるスタンスで、数字至上主義になってないんです。主体的に仕事に臨んでいるのは、この組織の強みだと感じます。

そして、会社のしがらみや組織の理屈といったもので、キャリアアドバイザーの仕事が左右されることが一切ありません。純粋に転職希望者様のことを考えて仕事ができる環境というのはとてもありがたいです。

さまざまなタイプの転職支援業界出身者の、さまざまな希望を叶えられる環境

article image 4
▲さまざまな人材ビジネスにチャレンジすることも可能

──働き方に関して特徴はありますか?

活躍している人が性別や年齢に関係ない点ですかね。たとえば時短で活躍しているキャリアアドバイザーは女性だけでなく、男性もいます。多様な働き方を可能にする制度が整っているだけでなく、助け合って働くことが当たり前という社員の意識がパーソルキャリアの特徴と感じます。

転職支援会社は業務量が多いですから、ライフイベントや働き方に懸念を持ってキャリアアドバイザーの仕事を諦めてしまう人もいると思いますが、そういった方には自信を持ってお勧めできる環境です。

──中途入社は不利ということはありませんか?

新卒採用を積極的にしているのでそういったイメージがあるかもしれませんが、当社の半数以上が中途採用で入社していますし、中途入社だと不利だということは一切ありません。実際、自分は中途入社して1年半で昇進することができました。フラットに評価される組織であることは自分が保証します(笑)。

また、キャリアアドバイザー経験者でもこの組織であればさらに成長できるのも魅力だと思います。会社の規模や知名度、制度、組織風土を生かすことができれば、自分のカウンセリングの質が上がっていくことを実感できるはずです。

──キャリアアドバイザーとしてステップアップをめざす方には最高の環境ですね。

上に行くだけでなく、横への広がりもあると思います。私自身がそうだったんですが、ブティック型の転職支援会社の方は「10年先、20年先も転職支援会社業をやり続けるのか、続けて大丈夫なのか」という不安をお持ちではないでしょうか。パーソルキャリアは幅広い人材ビジネスを展開していますので、キャリアアドバイザーの経験を生かし新しい人材ビジネスにチャレンジすることが可能です。

──パーソル内で無数のキャリアチェンジのチャンスがあるわけですね。

キャリアアドバイザーや人材ビジネスが好きで、働くことを楽しみたい方にはそのチャンスがあふれています!

※記載内容は2023年4月時点のものです