「探索と深化」によりHR市場の変化を主体的につくりだしていく──注力事業始動の背景

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これからの市場、顧客の変化を考えたときに、現状のまま「採用に閉じていることがベストではない」。そう判断したことが採用ソリューション事業の設立の背景です。

変化していく市場と競合に対処するだけでなく、変化を主体的につくりだしていく。そのためには新しいサービスはもちろん、既存事業を組み合わせた包括的な組織課題を解決していく事業として立ち上げました。既存事業が得意とする転職サイトや人材紹介といった採用支援サービスだけでなく、採用以外までバリューチェーンを広げて、新しいサービスでアプローチしていきます。

とくに今後注力していくのは、プロダクトドリブンな事業成長です。法人のお客さまとつながり続けるプロダクトやサービスをつくりあげることで、長期的な価値提供を行い、事業価値を創造していくことをめざしています。

「探索と深化」という考え方がありますが、転職メディア事業やdodaエージェント事業、dodaプラス事業といった大きな既存事業を「深化」させながら、より新しい提供価値を模索していける「探索」の観点からのアプローチを担っていきます。そうした施策から生まれる数字によって、社会貢献性をダイレクトに感じられることこそ、この事業の醍醐味です。ご支援した企業数が増えるほど、日本の事業成長に貢献できたというやりがいがあります。

また、ビジネスを構成するヒト・モノ・カネ・情報のうち、「ヒト」の部分を総合的にサポートしていくことから、日本経済の成長にも寄与しているという実感も得られると思います。施策を進めるうえでは経営陣と取り組むことがほとんどなので、スピード感を持って施策を推進できることも特徴ですね。

提供価値を検討するうえでは「お客さまは誰か」「何を提供できるのか」という問いを広げて検討します。最も抽象度の高いテーマから構想でき、さまざまなビジネスを考えていけるおもしろさがあると思います。

サービスモデル設計からビジネスプロセス最適化まで、幅広い活躍のチャンス

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採用ソリューション事業で活躍するには、まず前提として、答えがまったくない領域に対して、自ら道をつくっていく力が必要です。ただし、一人で事業のすべてを担っていただくわけではないため、ご経験によってさまざまな活躍の場を想定しています。

たとえば、サービスモデルの設計が得意な方であれば、アントレプレナーシップを持って事業をつくっていく業務をお任せしていきます。オペレーションやプロセスの最適化の経験が豊富な方であれば、それをお任せしたいと思っています。

一人ひとりのご経験に応じた活躍の機会をご用意できますので、HR事業に限らず、ビジネスそのものが好きな方には楽しめる組織だと思います。

一方で、大きな既存事業がある中でサービス開発を推進していくためには、既存事業を守りながらモデルチェンジをしていくバランス感覚も求められます。

新しい施策が既存事業に与える影響などを考えながら、事業の位置づけを理解して、全社の戦略として推進するという「変化球」な力が求められますが、「探索と深化」の両面を同じ会社の中で担う、なかなか経験できないダイナミックさを感じていただけると思います。

メンバーの「覚醒」を支援する、チャレンジングなアサインがマネジメントスタイル

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チームメンバーに対する業務の任せ方は、人それぞれに仕事の渡し方を変えています。大きなテーマを任せられる人には大きく業務をお任せしますし、もう少し嚙み砕いて渡した方がいいと思う方には砕いて渡します。

心がけているのは、メンバーが自発的に「覚醒」して成長していくことを促すために、チャレンジングなアサインをすることです。それを通じてスキルが高まってきたら、より高いスキルを発揮できる。適性ある業務へと異動・配置転換する。

そのようにポテンシャルを高めていってもらうことを大切にしています。私自身は、人は自然と覚醒していくものだと思っているので、マネジメントの役割は育成ではなく、覚醒を支援することだと思っています。

新しくご入社いただく方に対しては、仕事の進め方や考え方すべてをパーソルキャリアのやり方に合わせてもらう必要はないと考えています。中途入社の方がお持ちの経験や培ってきた強みを活かしながら、パーソルキャリアの強みとミックスしていただくことで、チームを有機的に強くしていきたいと思っています。

より良い転職や人材活躍の構造をつくり、既存マーケットを変えていく挑戦へ

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「気づきと機会の最大化」というミッションを通じて、情報の非対称性を緩和し、法人の顧客の採用力を高め、より良い転職や人材活躍の構造をつくっていきます。

個人に対しては、求人広告だけでは伝わりにくい企業の魅力を伝える採用PR動画といったサービスをあらたに提供したり、企業側には採用ブランディング商材も提供し始めたりと、さまざまなサービスの設計にこのミッションが接続しています。

事業戦略としては、短期的にはサービスを立ち上げ、ビジネスプロセスを確立し、ビジネスモデルを転換させていきます。そして、マーケットの構造を中長期的に変えていきたいと考えています。

大きな課題をさまざまな既存サービスと新規サービスの組み合わせで解決していけるのは、パーソルキャリアならでは。小規模な会社で事業をドライブしていくおもしろさもあると思いますが、大きな既存サービスを持った企業を変化させていくおもしろさもまたあります。

経営からの期待や投資も大きいため、自ら成長したい、何かを成し遂げたいと思っている方にとって、チャレンジできる環境が整っている会社だと思います。

※社員の所属組織および取材内容は2022年1月時点のものになります。
※社員の所属事業部名称は、2023年4月時点での名称となります。