何げなく見ていたバナーにも、作り手の想いと未来が詰まっていた

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私は、学生時代に就職活動の一環で参加していたインターンをきっかけに、広告業界での営業の仕事を知り、とても興味を持ちました。普段、何げなく見ていたインターネットのバナー広告なども、手間暇かけてつくっている人がいて、そこには多くの意味や想いが込められている。それまで知らなかった世界に触れ、広告の仕事に携わってみたいという気持ちが強くなっていったことを覚えています。

広告営業への興味を入り口にパーソルキャリアを就職先として選んだのは、同じくパーソルキャリアでのインターンを経験した先輩の話を聞いたことがきっかけでした。企業風土が自分に合いそうだと感じました。

20代の部長職がいて、年齢に関係なく実力を評価してもらえる環境だと思ったことが理由のひとつです。その一方で、個人主義になりすぎることもなく、チームでサポートし合いながら成長していくような空気感も持ち合わせている職場であること。孤独に突っ走るのではなく、周りを巻き込みながら成果を出していきたい私には、ピッタリの環境だと考えていました。

パーソルキャリアのサービスを駆使し、お客さまを支援する

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リクルーティングコンサルタント(RC)の仕事は、短期的な目線で行う仕事と、長期的な目線で行う仕事の双方の視点が大切だと私は考えています。短期的な目線で言うと、入社前の自分が想像していた通りの業務が大半で、求人企業の求人広告をdoda転職サイトへ掲載して人材を募集し、条件に見合った人材の採用をご支援することです。しかし求人広告を掲載したからといって採用活動が成功するとは限りません。顧客企業からのニーズと期待に応える努力が重要になります。

まずは、より多くの転職希望者を募る必要があります。特に、顧客企業が求めている経験や知識、お人柄等を有する人材から一人でも多く応募してもらうことが肝心です。そして、求人広告の掲載期間の終了時には、自身が手掛けた施策の振り返りを行い、結果を分析します。次の採用活動に向けて、今回の施策から得たデータを役立てることができるように念入りに準備をし、顧客企業へ提案を重ねる努力を忘れないようにしています。

常に未来から考えることが、 型にはまらない提案を可能にする

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私たちが行う営業提案は、「doda」への求人広告の掲載を提案するだけにとどまりません。これは、パーソルキャリアでRCとして求人広告を扱う大きな魅力でもあります。

私たちは「doda」への求人広告の掲載を提案しながらも、「doda」人材紹介サービスや、ダイレクトリクルーティング等のサービスをも活用できるように、複合的な提案ができることも強みのひとつです。

顧客企業の採用課題の解決に向けて、社内で連携できることは事業部の垣根を越えて広く連携しながら、さまざまなサービスを組み合わせて提案できる点が、パーソルキャリアの魅力だと感じています。また、パーソルキャリアには、率先して「協業」する文化が根づいており、いろいろな役割の人と積極的に仕事を進めていき、自分の役割を自らが広げていくことを称賛する風土があります。なので、顧客企業のためになる提案であれば、喜んで協業してくれる仲間が周りにたくさんいます。

ときには斬新なほどの手法で、顧客企業の採用成功を導くおもしろさ

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もう一つ私たちRCにとって大切なのが、長期的な視点です。長いスパンで考えたときに、顧客企業がどういう状態になることが望ましいのか、そういった未来を見据えながら、今できる提案をしなければなりません。

顧客企業のビジョンを理解し、中期経営計画を読み込み、事業・組織のコンディションと職種を知り、課題を探す、未来から逆算したストーリーを描くように、採用活動の提案をする必要があるのです。

そんなとき、私たちRCの仕事は、転職サイトの広告掲載を提案することだけが正しいとは限りません。たとえば、応募条件や待遇面の見直しや、自社専用の採用サイトを新たにつくることが必要かもしれません。過去には、根本的な課題解決を狙って社名変更を提案したこともあるぐらいです。社名変更なんて、顧客企業にとっては的外れで予想外な提案だと思うこともあるかと思います。それでも、目指すべき地点とマイルストーンを明確にしながら採用活動を前に進めることで、結果として採用人数が大幅に増えたり、本当に採用したい人材像が時間をかけて明確になり、採用活動が成功したケースもありました。

自分の仕事の範囲を勝手に決めつけてしまうような考えや、手段に縛られるような営業ではありたくないと思っています。これからも常にベストを追う、長期的な視点を持ったRCでありたいと思います。