社内のサプライチェーンを改革していく

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社内のサプライチェーンプロセス改革をIT面で支えています。2023年1月現在は、メディアエンターテイメント事業部(以下、MEBD)に、Blue Yonder社のSCMソリューションを導入するプロジェクトで、ITチームのリーダーを務めています。具体的には、MEBDの業務内容を把握するところからスタートし、その結果をもとに現場の課題について深掘りして、そこからあるべき姿を描き、どのようにしたら実現できるのか解決策の検討を実施しました。

現場に深く関わることができ、どのような情報から、どのようなプロセスを経て販売・生産計画が立てられ、その後どのようにものがつくられて販売されるのかという、一連の業務内容や仕組みを理解しました。業務上の課題やお困りごとに対してIT面で適切にアプローチし、改善・解決していくというアクションを、現場の人々と一丸となって推進できることにやりがいを感じています。また、さまざまな新しいIT技術に触れる機会もあり、幅広いタスクにも対応しなければなりませんので、経験値アップにもつながります。

社内の成功事例をお客様にも共有する

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私の仕事がもたらす価値は、各現場で行われている属人的で負荷の高いマニュアル作業から人々を解放し、高付加価値を生む業務に集中できるようにすること。そして、販売会社から工場にいたる各プロセスで発生したデータを一元管理して見える化し、AI技術を活用することで、その問題に迅速かつ適切に対処できるようにすることです。問題の発生を予測し、対策を講じることもできます。これらの積み重ねが、顧客満足度の向上につながると思っています。

サプライチェーンを上手くつなげるための業務には、マニュアル作業が多いと感じます。疲弊している会社は多いと思いますので、まずは社内を改革する。私たちがBlue Yonder社のソリューションを新しく取り入れ、成功事例をつくり、他社にも展開することで、自社だけでなく、あらゆる企業のサプライチェーンの現場の改革につながるのではないかと考えています。

今後の展望

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事業の専鋭化(絞り込んだ事業領域で専業メーカーが競い合う中、専業メーカーと同等の力をパナソニックが発揮し、戦える集団へと変革すること)ということは、今まで以上に一人ひとりの高いスキルが求められてくると思います。自己研鑽を怠ることなく、担当できる業務の幅を増やし、まずは個人としての価値を高めていきたいです。そして、ITの力で現場の課題を解決し、最終的には社会を動かす原動力になりたいです。 またIT分野だけでなく、ほかの職能領域についても経験し、視野を広げていきたいです。

これまでのキャリアと私の働き方

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前職では、SEとして5年間、メーカー向けの基幹システムの構築・運用を担当し、その後は、4年間ITコンサルタントとして、おもに商社向けの基幹システム導入案件を複数経験しました。2020年12月にキャリア入社し、IT革新推進部にてサプライチェーン関連の案件を担当しています。

働き方としては、スケジュールの管理に気をつけています。月・週・日単位の自身の業務スケジュールをあらかじめ考え、日々アップデートすることで、予定外の突発作業が発生した場合も、作業の優先順位の組み換えが柔軟にできます。プライベートの予定も組みやすくなります。