ひとりで抱え込んでいた私を救ったマネージャーのアドバイス

入社3年目の現在、工藤は半導体の販売を中心に、顧客の規模関係なく幅広い活動をしています。

工藤 「2020年6月現在、当社は半導体事業が売上のメインなので、その半導体の販売を中心に展開しています。中には完成品を販売することも。たとえばケーブルとかACアダプターとかそういったものも販売対象にしていますね。規模の大小問わず幅広く業務を行っています」

以前までは取り扱っている案件の規模がさまざまで、かつ取り扱う製品の種類も多い中での業務に管理しきれないというトラブルがあったと話す工藤。

工藤 「大型の案件をお持ちのお客様とお付き合いする機会が多いのですが、それぞれお客様のやり方・雰囲気・進め方があって、当時はなかなかなじめなかった記憶があります。お客様にもよると思いますが、自分が担当した中では組織の大きい会社は意思決定や業務手続きにおいて融通の利かない傾向がありました。

お客様の担当者と自分の性格が合わずに、雰囲気が良くない状態になって、それが原因でその人に対して苦手意識ができあがってしまうこともありましたね。今ではもう慣れてしまってますが、電話が掛かってくることも嫌になったりしてたんです。当時は話し手をしていても何を言ったのか、わからなくなることも……」

そんな状況下、ひとりで思い悩んでいた私へ波に乗れるきっかけを与えてくれたのは、マネージャーからのアドバイスでした。 

工藤 「自分ひとりで仕事はできないので、上司と共有して、どうすればもっと改善できるか考えるべきとか、あるいは苦手な担当者にどうやって接したら気に入られるかとか。そのときもらった一つひとつのアドバイスを自分で咀嚼しながら、行動していきました。今では悩んでいたことを克服することができ、これまでの経験が今の自分に大きな影響を与えてくれたと感じています」

プライベートを地元の東京で充実したい──転職の決め手は上司の人柄

前職は、梱包資材を扱う専門商社に勤めていた工藤。数年間はキャリアを積むとい“取り決め”のもと、地元を離れた静岡で働いていました。

工藤 「仕事内容は段ボールやパッケージの販売などです。そこでは大小関係なく50~60社ほど担当していて、現金決済が基本のお客様との取引もありました。 

勤務地が静岡だったのですが、東京出身の私には『プライベートを地元の東京で充実させたい』という考えがありました。というのも、もともと静岡に就職した条件として、数年後東京に戻ることを会社と取り決めていたのです。ただ、一向に戻してくれる気配がなくて、結局前職の会社を辞めて東京で勤務できる会社を探し始めました」

仕事を選ぶ上で大切にした価値観は、これから業界が成長するかどうかだったと工藤は話します。そこで目をつけたのが半導体業界でした。

工藤 「半導体業界はEV車、5Gをはじめ今から伸びていくものばかりなんです。それに加えて、それなりにお休みがあり、プライベートも充実できる会社がいいなと。

数ある半導体業界の中からオーエスエレクトロニクスへ就職する決め手となったのは面接でしたね。面接では上司になる方も参加していて、非常に丁寧で優しい印象を受けました。働き始めてからも上司はすごく丁寧に教えてくれたり、よく声を掛けてくれたり。業界の成長性のみならず、この会社の人柄にも引かれました。この会社は仕事しやすそうだと肌で感じたところが大きいですね」

周りはベテランばかり。未経験からのスタートは苦難の連続でした

2017年当時、オーエスエレクトロニクスに入社後、右も左もわからない状況だった工藤。周りの社員は永年勤務しているベテラン中のベテランばかりだったことや前職が異業種だったことも加わり、1からの努力が必要だったと当時を振り返ります。

工藤 「そういった環境の中で最初は不安しかなかったのですが、逆に言うと素人の私だからこそできることもあるのではと思いました。異業種から転職してきた経歴をチャンスと捉えたんです。 

しかし、他の業界から来た人間が、いきなりうまく対応することはできませんでした。入社当時私が担当したのは、前任の担当者が10~15年と長期にわたってお付き合いしていたお客様。いきなり他の業界から来た新人の私がそのお客様の担当を任され不安を抱きましたね」

初めのころは、お客様の信頼を得られていないことはもちろん、担当として認知されておらず、仕事の問い合わせが前任にいくことも。その度に、信頼関係を築いていくことの大変さが身に沁みたと工藤は話します。

工藤 「お客様に対してはいろいろな話題で話をしてつなげようとしました。あと、情報を正確に伝えることに力を注ぎました。私はメーカーと仕入先をコントロールする立場なので、仕入先が言っていることをうまくくみ取って、お客様に伝えなければなりません。 

お客様が言っていることを仕入先に伝えるのですが、時間が経ってふたを開けてみたら全然違う内容になっていたなんてことも……。仕入先の意図をくみ取って、取引先にうまく伝えられるか。マイナスにならないように、うまく伝えるところに苦労する反面、いろいろ経験させていただいていると思っています」

仕入先、お客様双方に信頼されるために──これからも挑戦を続けていきたい

▲客先との打ち合わせでは、ZOOMなどを使う機会が増えてきました。

2020年6月現在、入社してから3年目。工藤はこれからも、仕入先とお客様双方からの信頼を積み重ねていきたいと語ります。

工藤 「仕事をしているといろいろな問題が発生して、うまくいかないこともあります。でも、その原因ってまだ相手に信頼されていなかったからということが往々にしてあるんですよね。仕入先とお客様の間で挟まれるこの業界の特徴から考えても、信頼されていくことで、いろいろな食い違いがなくなって正確な情報をうまく伝えられるのではないかと思っています」

加えて、これからオーエスエレクトロニクスでやっていきたいことについてこう話します。

工藤 「これから入ってくる新入社員をサポートしていきたいです。私は他業界から中途で入社したため苦労しました。つらかったことや成長したことなど私だからこそ伝えられることもあると思います。営業が大変だとか、これ意味が難しいねとか、いろいろな面でアドバイスしてあげられるかなと。

今入社する新人の方と私の年齢は近いですし、キャリアも数年長いので、どんどん相談してほしいと思っています。わからないことがあればアドバイスしてあげられるので。いろいろなことを教えてあげられたらと思っていますね」 

入社3年目。未経験からの転職でしたが「私だからこそできること」を探し、日々奮闘してきました。信頼関係を大切に成長していきたい──まだまだ工藤の挑戦は始まったばかりです。