幅広く携われるNTTデータには、望むキャリアを歩んでいける環境があった

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NTTデータのデジタルウェルフェア事業部で営業担当として活躍している大滝。学生時代は商学部で学ぶかたわら、バックパッカーなどで約25カ国を訪れるなど、アクティブな時間を過ごしました。 

海外経験を通して大滝が気づいたのは、ITやエネルギー、交通など日本では社会基盤がしっかり整備されていること。優れた日本のシステムを海外にも展開したいと考え、インフラに関わる企業で働くことを軸に就職活動を進めました。数多くの企業があるなかからNTTデータを選んだ理由は、“幅広く携われる”ことです。 

大滝 「お客様が本当に求めるものを、さまざまなリソースを組み合わせて提案できるSIerである点に惹かれました。加えて、特定の業種や業界のソリューションに偏らず、さまざまな提案ができるところも魅力です。

それだけでなく、OB訪問や採用面接で仕事に対する想いや価値観を伺って、尊敬できる社員の方が多いことも入社の決め手となりました」 

入社後、大滝が最初に配属されたのは開発部門です。NTTデータの主軸であるシステム開発を早い段階で学べたことは、結果として理想的なキャリアのスタートとなりました。 

大滝 「早い段階で開発の基礎知識を学びたいという気持ちがあったものの、これまでにシステム開発の経験はまったくありません。優秀な先輩方が親身に教えてくれたこともあり、その姿勢を学びながら、どうにかついていこうと必死でした」 

5年間、官公庁向けの大規模案件の開発に従事した大滝。そこで起きたある出来事を通じ、「どうやったら前に進めるか」を考えるようになります。

どんな状況でも前を向きながらチームをリードする上司・先輩の姿がロールモデルに

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大滝 「3年目でサブチームのリーダーを任されたときのことです。検証環境の構築を担当していたのですが、プロセスや手順をきちんと定められていなかったことが原因で、完成間近の環境を1から再構築し直すことになってしまいました。

後続のタスクが控えていたこともあり、チームの稼働を上げて対応していた状況下でのやり直しとなってしまい、チームの士気が下がりかねない状況になり、私自身のプロセス管理の甘さなど、とても落ち込みました。しかし、当時の上司・先輩に相談したところ、非常に前向きなアドバイスで背中を押してもらい、何とかやり遂げることができました。

この出来事をきっかけとして、自分が当事者意識を持って前向きな姿勢で取り組まなければならないと自覚しました」 

毎晩夢に見るほど真摯に向き合い、やり遂げたプロジェクト。難易度が高かったものの、システムのローンチ後もトラブルはほとんどなく、大きな達成感に包まれました。 

充実した5年間の開発を終えた後、大滝は某国立研究開発法人へ出向することになります。 

大滝 「『新しいことにチャレンジしたい』と以前から上長に伝えており、その希望に沿う形で出向の機会をもらいました。とはいえ、ここ20年ほどNTTデータから当国立研究開発法人で所属する部門には誰も出向していない上に、一人での出向だったので、自分の行動が会社としての印象を左右するというプレッシャーもありました」 

楽しみな気持ちが3割、不安が7割だったと笑う大滝ですが、この出向期間で多くの学びがあったと振り返ります。 

大滝 「出向先ではこれまでとは異なる事業領域の業務に携わりました。出向先でも職員の方の仕事に対する姿勢や進め方など、たくさん勉強できました。個人的に経験できて良かったと考えることのひとつに、発注者側の立場を経験できた点があります。

開発側にいたころは、当社の想定するスケジュール通りにお客様確認などが進まないことにもどかしさを感じることもありましたが、立場が変わってみて、発注者側の大変さもわかるようになりました。

また、発注者側として嬉しく感じるベンダーの対応を知る機会にもなり、改めて自身の提供価値について考える契機になりました」 

2年間の出向期間を終えた大滝は、今度は未経験の営業職にキャリアを広げることに。そこで新規事業を扱うことになります。

PhambieLINQでめざす治験業務の効率化──チーム戦でお客様に寄り添う

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▲休日は身体を動かしてリフレッシュしています

大滝 「次はお客様に一番近い立場で、理想とする形を一緒に作り上げていきたいと考え、営業職を希望しました。その結果、医療機関向けのソリューション営業を担当することになり、がん領域の中核拠点病院や大学病院などに向けて提案活動などを行っています」 

大滝が扱う医療機関と製薬企業を結ぶ治験のプラットフォーム「PhambieLINQ」は、より良い医薬品を待つ患者様に少しでも早く最新の治療を届けるために、多くの人手がかかっている治験業務プロセスに対して、効率化・QMS向上・シームレスなデータ連携を実現し、新薬開発のイノベーション創出を支援することを目指しています。 

大滝 「近年、国際共同治験の増加や新興国の台頭が著しく、今まで以上にグローバルな視点で治験パフォーマンスが比較され、日本におけるドラッグ・ラグの再燃を危篤する声も大きくなっています。日本での新薬の開発が遅れることは、がん患者さんにとっては生死にかかわります。国全体の治験パフォーマンスを向上させ、グローバルに存在を示し続けることが必要不可欠です。

私たちはPhambieLINQの新規アプローチから導入支援までを担い、主に医師や臨床研究コーディネーター(CRC)の方々と話します。新しいソリューションなので導入に時間がかかるケースもありますが、コンセプトには多くのお客様の共感を得ています」 

大滝にとって初の医療領域は専門性が高く、その難しさを乗り越えていくためには工夫と努力が必要です。 

大滝 「足りない知識を少しでも早くキャッチアップできるよう、猛勉強する日々です。また、お客様である医療業界の方々は忙しいので、商談中は簡潔にわかりやすく説明することを心がけています。

そのため、社内で何度も提案書をブラッシュアップしたり、医療分野に携わった経験のあるチームメンバーに意見を聞いたり……。PhambieLINQは、営業・開発ともにそれぞれ違った特技を持つメンバーが多いため、周囲の仲間から学んだり、助けてもらったりしながら、チームとして成果を出せるよう日々業務に取り組んでいます」 

難易度の高い課題に取り組む今、改めてこれまでのキャリアで培った視点やスキルも活かされています。 

大滝 「プロダクト改善のために医療機関からのフィードバックを開発メンバーに伝え、一緒に考える機会も多く、営業と開発との連携が非常に重要です。当社が描くゴールが正解とは限らず、お客様目線を意識する必要があると考えています。また、お客様とお話する際には、開発部署での経験や出向先で発注者の立場になった経験を活かしたコミュニケーションが取れるよう努めています」

「お客様の期待に応えたい」という想いを胸に、自分のあり方を常に問い直す

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新規事業という正解のない業務に取り組む大滝。ビジネスの成功をめざす上で大事にしているのは、“ビジョンの共有”です。 

大滝 「所属する営業チームでは、お客様に提案する際は、機能説明にとどまらず、PhambieLINQのめざすべき姿をしっかり共有することを意識して取り組んでいます。期限やリソースに限りがあるため、必ずしもお客様の希望をすべて取り入れられるわけではありません。それでもめざすべき姿すなわち将来のビジョンが一致していれば、お客様の納得を得た上で前に進むことができます。

また、発注者側の経験を通して、システム導入には大きなパワーが必要であることを学びました。従来のやり方を変えなければならず、最初の設定にも多くの時間を割かなければなりません。そういった負担を掛けるからこそ、システム導入から描ける未来を共有しながら進めていくことが大切です。

また、ビジョンに共感してもらえているとはいえ、実際に導入されるのはお客様です。負担を覚悟で新しいシステムを導入いただけることはとてもありがたいですし、だからこそ期待に応えたいという想いがモチベーションにつながります」 

お客様の立場と自身の提供価値、双方に向き合いながらひたむきに仕事に取り組む大滝。その想いの強さに支えられてきたキャリアは、幅広い視点を学んできた過去から、新たな目標を持つ未来へとつながっています。 

大滝 「これまではキャリアの幅を意識してきましたが、今後は特定の分野に特化して強みを身につけたいです。一方で、移り変わりの激しいテクノロジーを扱う身として、固定観念を持たず、時代に応じた自分のあるべき姿を見極めていきたいですね。携われる業界や職種が多岐にわたるNTTデータでは、こうした自身のキャリアビジョンを叶えられます」 

PhambieLINQを数年以内に業界標準のソリューションとして浸透させていくことが直近の目標だという大滝。NTTデータの事業の幅広さを活かし、さまざまな視点を学んできた彼女は、今後も強みとする領域に貢献し、社会を変える一端を担っていくでしょう。