共に働きたいと思える「人」に惹かれ、NTTデータへ

2013年NTTデータに入社した村瀬は、ヘルスケア事業部にて公的医療保険に関するシステムの開発・運用を担当。その後も同部署にて、新制度の導入に伴い開発されたシステムの導入プロジェクトに携わるなど、キャリアを重ねてきました。

2022年現在も一貫してヘルスケア事業部に所属し、公的医療保険に関するシステムの運用業務に携わっています。

村瀬 「主に公的医療保険に関する複数システムの運用を担っています。チームリーダーとしてSEやオペレーターの管理やスケジュール管理、お客様対応に尽力しています。

現在はふたつのシステムの運用を兼務しており、そのうちひとつが少人数のチームであることから、マネジメントとプレイヤーを両立している形です」

学生時代はシステム工学部に所属し、サービスサイエンスを学んでいた村瀬。研究を通じて医療関連のサービスやマネジメントに関心を抱いていました。また部活動や、アルバイトとして携わっていたイベントスタッフの仕事から、チームで何かひとつのことを成し遂げることにも魅力を感じていました。

それらの関心から、IT領域、なかでも社内外で協働し、ひとつのシステムを作り上げるビジネスモデルに興味の幅を広げ、NTTデータへの入社を決意したのです。

村瀬 「数あるIT業界のなかでNTTデータを選択したのは、人に惹かれたからです。OB訪問時、業務が忙しいにも関わらず、学生に対して真摯に向き合ってくれた姿が印象的でした。こんな人たちと一緒に働きたい。そう強く思ったのが、入社のきっかけです。また、公共関連の大規模システムプロジェクトに携わることができる企業規模も、魅力のひとつでした」 

転機となった新たな導入プロジェクト──主体性が身についた成功体験

人に惹かれて入社したNTTデータで、さまざまなシステム運用を担当してきた村瀬。なかでも、2017年にアサインされたあるプロジェクトが大きな転機となりました。

村瀬 「制度改正に伴った新しいシステムの導入プロジェクトは、それまで経験してきたものと規模感が異なりました。より少人数で、1人に割り当てられる仕事のパーセンテージが大きいプロジェクトだったのです。そのため、運用設計や運用試験をするにあたり、自ずと責任感が生まれ、より主体性を持って取り組むようになりました」

このプロジェクトは村瀬個人のキャリアアップにつながっただけではなく、プロジェクトそのものも大きな成功を収めました。

村瀬 「多岐にわたって細やか、かつ素早い対応が評価され、お客様から喜びの声をいただきました。着実に積み上げてきたことが身を結び、モチベーション向上にも繋がりました。このときの経験やマインドセットが現在の運用業務にも活かされています」

主体的に進めたプロジェクトで成果を上げた村瀬は、チームリーダーとしての新たな視点を得ました。 

村瀬 「プレイヤーとリーダーは、必要な視点が異なります。現場とお客様のコミュニケーションが円滑に進むよう、双方に対する目配りを欠かさず、つなぎ役を担うのがリーダーとしての役割です。集まってきた情報をいかに正しくハンドリングできるかが、マネジメントの肝となります。そのために必要なのは、傾聴力と調整力です」

それぞれの視点から、時にはさまざまな意見や提案が飛び交うこともあります。社内外の意見を取りまとめ、最適解を見出す。成功体験からその肌感を掴んだ村瀬は、どちらかだけに寄り過ぎないバランス感覚を活かし、より良いシステム運用のあり方を模索していきます。

ナレッジの活用と業務の自動効率化で、運用のあり方を変える

チームリーダーを担いながらも現場の視点を忘れない村瀬は、運用業務において、より効率的かつ持続性の高い関わり方ができるような取り組みを推進しています。

村瀬 「第二公共事業部は、労働集約型から脱却したスマートな働き方を目指しています。これまで人が手作業で行なっていた工程を自動化し、作業効率の向上と属人化させない仕組み作りを進めています。この仕組みが整えば、労働負担を減らせるだけではなく、コスト削減という観点でお客様のメリットにもつながるはずです」

作業の自動効率化のほか、知識や情報をスムーズに共有するための取り組みにも参画しています。

村瀬 「ワーキンググループでシステム事例を報告し合い、より良い施策や運用方法を共有できるよう努めています。ナレッジの活用を進められれば、より効率的に安定的な運用を目指すことができます。社内のプロジェクト単位だけではなく、いかに横串を通せるかが今後の課題です」

課題に正面から向き合い、お客様、社内双方にとって望ましいシステム運用を心がける村瀬。その姿勢は、仕事において重視するマインドがあってこそのものです。

村瀬 「システムを使っているのは、あくまでもお客様です。時には厳しいお声をいただくこともあります。ですが、真摯に対応して問題を解決できれば、新たな信頼関係が育まれます。お客様に対してはもちろんのこと、協力会社様、メンバーに対しても『貢献したい』という思いが強いです。チームリーダーとしてフロントに立ち、お客様と温度のあるコミュニケーションが取れた瞬間は、大きな喜びを感じますね」

クライアントファーストを軸に据え、社内外問わず「貢献できた」喜びをモチベーションとする村瀬の姿は、周囲にも良い循環をもたらします。前向きに仕事に取り組む姿勢の裏側には、軸となる信念がありました。

見ている人は見ていてくれる──誇りを持って運用を担い、生活基盤を支える

入社当時、村瀬は導入や開発に携わる部署への配属をイメージしていました。設計構築から運用保守まで幅広く携わりたいという想いを抱いていたなかで、運用部門への配属が決定。村瀬は、与えられた場所で全力を尽くしてきました。

村瀬 「『人間万事塞翁が馬』を座右の銘としています。『人生における幸、不幸は予測しがたく、どちらに転じるかわからない。よって、安易に喜んだり悲しんだりするべきではない』という意味のことわざです。これまでの経験や積み重ねてきた成果が今後のキャリアにどうつながるかは、誰にもわかりませんが、きっと意味があるものだと捉えています。だからこそ、その場で求められたことに前向きに貢献していきたいと常々考えています」

確固たる軸を持ち、一貫した領域でキャリアを積み上げてきた村瀬は、多くの強みを身につけてきました。

村瀬 「ヘルスケア事業部は、社内において比較的若手が多い部署です。そのため、早い段階でリーダーやフロントに立つ機会に恵まれました。その経験から視野が広がり、全体を俯瞰的に見渡せるようになりました。若手が活躍できる土壌が整っていることが、ヘルスケア事業部の強みであると思います」

システム運用に携わり、およそ10年。長年の経験をもとに、「運用とは縁の下の力持ち的存在である」と村瀬は考えます。

村瀬 「一見地味な業務に見られがちですが、システム運用は社会インフラを支える重要な役割を担っています。社内外含め、見ている人は見ていてくれる。それがモチベーションにつながり、ひいては国民の生活基盤を支える土壌となっているのです」

チームリーダーとプレイヤーの両輪を回し、より良い仕組みを確立するべく社内改革にも注力する村瀬。後ろを振り返ることなく、与えられた場所で精一杯咲き続けるポジティブな姿勢を武器に、安定的なシステム運用と柔軟な働き方ができる環境整備の両立に挑戦します。