好きを活かせる場所。それは自分がいたいと思える場所

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「未来の社会って、どんな姿になっていると思いますか」

クライアントと共に答えのない問いに想いを巡らす。想像した未来を起点にどのような技術や考え方が必要とされるのか──バックキャスティングと呼ばれるフレームワークだ。どんな無茶苦茶な答えだって構わない。まだこの世にないアイデアだからこそ切り開ける未来がある。語り合う仲間たちの顔が生き生きと輝いていく、脳内で何かがスパークする音が聞こえる、思考が言葉やイメージとしてあふれだす……。思い描いたものがカタチになっていく、見たことも、聞いたこともない、新しい景色がそこには広がっている。 

2023年現在、2カ所目となる東京工業大学大学院に通いながら社業に努める。「新しいことを学ぶのが根っから好きなんです」とポリポリと頭をかく。大学院ではMOT(Management of Technology)を学んでいる最中だ。科学や工学などの技術・知識を活かし、市場のニーズに合ったプロダクトやサービスを開発する手法は、硬直しがちな思考を柔軟にさせてくれる。

入社とときを同じくして入学した大学には、好きが高じて8年通った。その後も大学院に進学し、今なお学び続ける理由とは。

「常に変化し続ける社会に対して向き合うとともに、新たな人や技術、考え方にもっと触れてみたいから」と砂川は笑う。社内外から得た多彩な考え方や技術を、現場を通して活用したい。それぞれのアイデアが混ざり合ったときにこそ、化学反応が生まれる。多様で多彩な考えを受け入れてくれる職場だからこそ「砂川 政一」は輝ける。

経験を強みに。新たな自分の生き方を描きたい

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▲世界一周のときに撮影した写真

「世界にはいろいろな文化があり、営みがあり、考え方がある。多種多様な人々と関わる中でその奥深さを感じた」と語る砂川。自身のあり方を思う中で一度歩みを止め、妻と共に世界を周った30代前半、自身の知見を活かすとともに、自分らしい仕事との向き合い方ができる会社で働きたいと思った。

旅を終え、帰国の報を伝えるべく知人たちにすぐにメールした。「一番初めに返事をくれた人と一緒に仕事をしよう」と誓い、送信ボタンをクリックした。しばらく経つとメールが届いた。「おかえり!話聞かせてよ!」。NTTデータ ウェーブで働く友人からだった。

入社に向けて面談を受けるうちに、NTTデータ ウェーブに根づいた多様な考え方を受け入れるカルチャーに大きな可能性を感じた。「ここでなら自分は自分らしくいられる」と信じて入社を決めた。会社側から大学・大学院に通うことにも理解を得られた。

「すぐに何かという訳ではないですが、じっくりと学んだことはふとした瞬間に、仕事に活きるときがある。あっ、ここでこの考え方が使えるぞって。そう感じるとワクワクします」

経験が積み重なるごとに、自分自身の中にいろどりが増え、興味を持った仲間が集うようになった。

本気で向き合うからこそ、得られるものがきっとある

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「家族には家族の、大学には大学の、そして職場には職場の“自分の居場所”を。その場所ごとに、自分らしさを輝かせることこそが真の『ワークライフバランス』だと思います」

がむしゃらに働いた20代、仕事だけが人生じゃないことに気づいて世界を周った。旅の中でさまざまな人々や営みと出会ったことで、仕事も大切な人生の一部だということに気づかされた。

自分の中で仕事を定義すると「表現の場」。自分のスキルや考えを、想いを込めて相手に伝えること。出し切った結果、フィードバックとしてクライアントに喜んでもらえるとやっぱり嬉しい。その場の表層的な問題や課題を解決するのではなく、もっともっと深い本質的な部分にアプローチしたい。

「根っこの部分からクライアントと本気で関わりたい。多少時間がかかっても『それやってみよう』と、仕事へのスイッチが入れられるかが成功への鍵だと思います。NTTデータ ウェーブはそれができる会社です」

求められる存在に、たしかな技術と知識で信頼に応えたい

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慌てなくていい。もっとゆっくり、丁寧に。クライアントとの新規事業開発などとともに関心を寄せるのが、社内のIT技術やデータサイエンスの応用だ。日々進化し続ける技術革新の流れは止まらない。

新たな技術を得るとともに、一つひとつのテクノロジーの可能性に対して充分に理解する時間がもっと必要だ。社内での勉強会などを通して社員同士が情報や技術を共有し、それぞれが理解を深められるようサポートにも熱量を注ぐ。

「ゆっくりと、よく噛んで。自分の中でしっかりと消化できる状態になればいい」と砂川は語る。それぞれが習得したその学びや気づきは必ずNTTデータ ウェーブの糧となり、クライアントそして社会に還元されるはずだ。

自分らしく。

あなたらしく。

仕事を通して「らしさ」を表現できる場所、それこそがNTTデータ ウェーブらしさだ。