「この分野では誰にも負けない」チームメンバー各々が得意分野の成果を発揮

千切は現在、さまざまなベンダーと一緒にマーケティングの基盤システムの改善・運用を担当。「IT」と「マーケティング」の両方を理解した立場から、お客様の業務サポートをしています。 

千切 「お客様が運営する会員向けのWebサイトで会員の顧客情報を管理する基盤システムがあり、会員一人ひとりに向けたさまざまなアクションを実行するためのシステムの改善・運用をしています。その中で、私は会員向けのメールマガジンとキャンペーン業務を担当しています。 

毎日何か新しいことが起き、刺激的な現場です。キャンペーン業務では継続的にそのサービスを利用していただくために、お客様の担当者が企画し、あの手この手で新鮮なキャンペーンが次々と実施されます。抽選でポイントが当たるキャンペーンや、貯めたポイントで景品が当たる仕組みなど機能が一つずつ追加され、それをシステムとしてどのように運用するか、新しい機能ごとにみんなと連携しながら動いています」 

お客様のデジタルマーケティング担当チームへはNTTデータ ウェーブから7名が常駐。同じ会社の社員も、他社の社員も多様なバックグラウンドをもつ人々が集まり、一人ひとりが得意分野を活かした業務を行なっています。 

千切 「私が担当しているマーケティング領域では、昔は、その業務に精通して一通り全て対応可能な人が求められる時代がありました。しかし、現在では、『全て対応可能』というより『この点に関しては誰にも負けません』という専門性をもつ人が集まり、多種多様な人々をお客様が束ねて一つのチームを作っているんです。

当社の社員は異なるスキルセットを持ち、データ分析・集計が得意なエンジニア、開発SEなど、各々が得意分野の成果を出しています。 それぞれ専門分野が異なるため、チーム内での衝突は一切なく、そしてリスペクトをもって仕事をすることができています。そのリスペクトを私だけでなくチームメンバー各々がもち、マーケティング基盤の運営全体が動いていく様子に迫力を感じていますね」

「技術力の高さ」と「スピード感」に惹かれて。理想と一致し、転職を決意

千切は2008年に転職し、NTTデータ ウェーブへ入社。「この人たちと仕事をしたい」という、強い想いで転職に踏み切りました。 

千切 「実は、以前、NTTデータ ウェーブの他のプロジェクトに当時在職していた会社のメンバーとして参加したことがあり、その際のプロジェクトメンバーが技術力も高く、刺激しあい高めあえる素晴らしい方々でした。その後、機会がありNTTデータ ウェーブに入社しましたが、そのプロジェクトメンバーの皆さんと私自身の価値観の一致が入社の動機の一つになっています。

スピードを大事する仕事の進め方が私の理想です。よくある悪い例が、何かの仕事を依頼したら2週間後にようやく共有され、『イメージが違う』『もう少し早く共有してもらえれば……』というすれ違い。まだ粗い段階でも早く共有し、コミュニケーションを取りながら進めていきたいと思っていたところで、当時のプロジェクトではまさにみんなが理想的な仕事の進め方をしていたのです」 

企業の風土や扱っている領域によって「スピード」を大事にするか「確実性」を大事にするかは異なります。千切が自身に合っていると感じたのはスピードを大事にする風土でした。 

千切 「たとえば、医療系など命に関わるシステムではスピードよりも『絶対に間違ってはいけない』という確実性が重視されますよね。もちろん業界特性もありますし、こういった風土が合う人もいると思うのですが、私はスピードを大事にして、挑戦をしながら進めていくスタイルが合っていると思ったんです」 

NTTデータ ウェーブへ入社し、希望通り現在のお客様のプロジェクトに携わることができた千切。現在まで約13年間ほぼ同じお客様の案件に携わるなかで、心情の変化があったと語ります。 

千切 「自分の満足度をどこに持っていくか、という点が変わりました。以前は期間内にどれだけ良い開発ができるかを考えていたのですが、実際にお客様がどれだけ助かっているのか、その上で自分が信頼していただける存在になっているか、ということが気になるようになったのです。 

長く同じお客様に携わっていると、お客様側のメンバーがジョブローテーションで異動することがあります。新しいご担当者の方に私が古株としてレクチャーするのですが、最初から信頼されるのは難しいこと。しかし私がしっかりとコミュニケーションを取る中で信頼を得られると、非常にうれしいです。

お客様側に異動があるからこそ、私たちのように長く在籍しているパートナーを頼りにしてくれるんですよね。その気持ちに応えたいと思うようになりました」

月の受注可能件数が倍増。細かな積み重ねが、大きな成果につながる

入社直後はリーダーの補佐として業務を遂行。まだ仕事の完成度は低かったと振り返りつつ、それでも千切の能力を認めてくれたことが、自信と成長につながりました。 

千切 「私が単独で仕事をした業務の出来栄えは、あまり良くなかったと思います。しかし当時のリーダーはそれを手直しせずにそのままお客様先へ提出し、その上で直すべき箇所をフィードバックしてもらう、というやりとりをしてくれました。それは出来栄えが多少悪かろうと、私の仕事を一旦は肯定してくれたのかな、と自信になりました。 

それ以降もメールマガジンやキャンペーンに関するさまざまな業務を任される中で、正解はないのですが『あなたのやり方で良いですよ』といってもらえたので、今につながっていると思います」 

最初は「リーダーならどうするだろう?」と気になっていたものの、お客様とのコミュニケーションを大切にし、その上で自分なりの正解を導いていきました。 

千切 「お客様とコミュニケーションしていく中で、現状やニーズを把握し、一歩一歩進めていくことを意識しました。たとえば『このまま進めると過去の失敗と同じことになってしまうかもしれません』という提案をして採用いただいたこともあり、信頼関係を積み重ねています」 

自ら考え、提案を受け入れてくれる風土で、成長を続けた千切。それによって、新たな仕事の獲得にもつながりました。 

千切 「別のベンダーさんから引き継いだ業務で、最初は開発当時に作られたカチッとした手順に沿って進めました。しかし、中身を見ると不要な手順もあったため、アウトプットは同じまま手順を改善しましょうと、運用の依頼を受けた私たちからの発信で変えていったのです。 

変えたのは『エクセル上で自動入力にすると良いですね』『ここはミスしやすいので、入力しない形にしましょう』といった、細かな改善。そういった改善が一つずつ積み重なることで、全体としてアウトプットが大きくなっていく、そういう形を目指して日々邁進しています。 

結果として全体のスピード感が上がり、キャンペーンの案件は月に10件〜15件が上限だったのが、今は倍の件数は捌けるようになりました」 

想像以上のアウトプットが出てくる喜び。大切なことは「リスペクト」

仕事をする上で千切が大切にしていることは「リスペクト」。リスペクトをもって仕事を任せたメンバーの成長は、やりがいにもつながっています。 

千切 「得意技を持つ人たちが集まる現場で、弊社から常駐しているメンバーもそれぞれに専門性があります。互いにリスペクトし、尊重しながら仕事を進めると想像つかないほどの大きな成果が出せるのです。また、掛け持ちしないように仕事をセーブしたり、ミスした時には二度と同じ失敗を犯さないように改善したり、みんなで『一緒にやっていきましょう』というスタイルも重要だと思っています。 

メンバーがそろい始めたころは、一番長く常駐している私の方が良いアウトプットができると思ってしまいそうになりました。しかし、私の出来栄えのレベルを押し付けずに進めた結果、自分が想像していたよりも良い、期待以上のアウトプットが次々と出てきたことに嬉しさを感じています。 

今後はさまざまな人と関わり、新しいことに挑戦していきたいです。その中で、プロジェクト関係者の皆さんが活躍できるような場づくりをするスキルを得たいと思っています」 

今は一つの能力さえあれば活躍できる時代。千切は以前とは異なる変化を感じています。 

千切 「ひとりですべて一通り対応できることが求められるような時代ではないので、自信があること、興味があることが何か一つでもあれば、それを発揮できる現場に出会えます。メンバーの一人に『この人すごいな』と思うことがある反面、『何でここができないの?』と不思議に感じることもあります。

しかしながらその欠点を補えるメンバーもいてプロジェクトとして成立しているので、自分の苦手を引け目に感じる必要は一切ない、という時代になっているんです。すべての現場がそうとはいいきれませんが、私の携わっているプロジェクトや多くの現場が、今後もそういった仕事環境になっていくのではないかと思います。 

私は、社会人になって約20年は経っているので、当然時代も変わっています。世の中には才能がある人もどんどん現れていますし、尖っている所を伸ばしてあげる、という方が正しいのではないかなと。たとえば、「資料作りが苦手・・・」なんてことは気にせず『私はここが得意です』という人が入社してくれると嬉しいですね」 

自分に合った環境を見つけ、日々「リスペクト」をもって業務を遂行する千切。チームメンバーと連携し、自分が想像もし得ない大きな成果を生み出し続けます。