ITの世界だからこそ重要な、コミュニケーションの力

顧客企業に常駐し、ECシステムの開発支援や運用保守を担当しながら、技術力でお客さまの業務負担軽減を行う佐藤 洵。幼少期からものづくりに対する強い興味を持ち、IT業界で働くことを夢見ていた彼は、今まさにその目標を達成し、さらなる成長を実現しようとしています。

佐藤 「小さいころからものづくりが好きで、パソコンに関しては小学生ぐらいのころからいろいろと触っていましたね。そのうち、自分でパソコンを組み立てたり、カメラや電子機器に興味を持ったり、とにかくテクノロジーに関連することによく熱中していた学生生活でした」

そうしたテクノロジーに対する熱意をモチベーションに、より幅広い分野へと知識を広げていくため、就職活動ではソフトウェア業界へ進むことを決めた佐藤。そこで出会ったのが、NTTデータウェーブでした。

佐藤 「入社後に初めて任されたのは、顧客企業向けのサービスデスク管理業務でした。お客様からの技術に関する問い合わせへの対応がメインの業務になるのですが、多いときには1日400件の問い合わせが来ることもあり、またその内容も多岐にわたります。

場合によっては問い合わせそのものを減らせるように、こちらでマニュアルを作成して発信したり、専用のページを作成したり、一口に問い合わせ対応と言ってもその業務の幅はかなり広かったですね」

このサービスデスクでの業務を経て、佐藤は仕事をする上で大切なコミュニケーションの仕方を学ぶことができたと言います。

佐藤 「ITの仕事というと、パソコンとにらめっこと思われがちですが、私が担当していた業務はもちろん、その他の業務においても、他の人とコミュニケーションを取る必要があるシーンはとても多いものです。最初のころは、自分の頭でうまく整理できていないまま話を始めてしまって、思い通りに相手に理解してもらえない、という経験もたくさんしました。

ただそういった経験があったからこそ、コミュニケーションの大切さを身をもって学ぶことができましたし、仕事をスムーズに進める上でも自分を成長させる上でも、磨いていかなければならないスキルなんだと実感できたんです」

多様性を受け入れ、一人ひとりに寄り添うことで、チームが機能する

サービスデスク管理業務を経て、入社5年目より2020年現在の担当を任された佐藤ですが、ここでもコミュニケーションの大切さを痛感する出来事に出会います。

佐藤 「新しい現場では、パートナー企業のメンバーと一緒に仕事を進めていくのですが、そこでの信頼関係構築に苦戦してしまったのをよく覚えています。私も5年目で、それなりに経験を積んできていましたから、そこで培った仕事の進め方や考え方を一方的に相手へ押しつけるような形になってしまっていたんです。今思えば、これもコミュニケーションエラーの一種でした」

佐藤は、マネジメントに関する書籍を読んだり、先輩からアドバイスをもらったり、より良いチーム運営の方法を模索しました。

佐藤 「多様性という言葉があるように、チームメンバー一人ひとり、得意なことや不得意なこと、好き嫌い、生活スタイルなどそのすべては異なるものです。そこに対して、私ひとりの考え方ややり方を押しつけようとしても、無理が生じるのは当然のことなんですよ。だからこそ、メンバー一人ひとりのスタイルに寄り添うように心がけました」

こうして、少しずつ改善を積み重ねていきながら、チーム運営を見直してきた佐藤。次第に信頼関係が構築され、コミュニケーションの密度や頻度は格段に向上していたと言います。

佐藤 「コミュニケーションのコツは、感謝をしっかりと言葉にして伝えることと、自分の常識を相手に押しつけないこと。みんなで協力し合いながら、新商品を無事ローンチできた際に、メンバーから『よかった。頑張ってよかった』と言ってもらえたのは、本当に嬉しかったですね。メンバーが満足度高く働けたことにより強い喜びを感じるなんて、昔の自分からはちょっと考えられないです」

相手に配慮しながらひたすら行動。周囲を巻き込む力で前進して

失敗を重ねながらも成長していきた佐藤。これまでの5年間で印象的だったのは、お客様からいただいたある言葉だと語ります。お客様の依頼を正しく把握できておらず、ミスをして迷惑をかけてしまったことがありました。その際に、ただただ申し訳ないという気持ちでメールや対面で真摯に謝罪。厳しい言葉をいただくだろうと思っていたところ、意外にも褒めていただけたのです。

佐藤 「『佐藤さんにはいいところが3つある。行動力、他人への配慮、誠実さを持って業務ができるところだ』と、細かいエピソードを添えて長文のメールをお客様企業のご担当者からいただきました。そのときは、本当に感激しましたね。こちらがご迷惑をおかけしてしまったのに、普段の取り組みをしっかり評価していただいて、今後にも期待していただけた。ミスをしてしまったことを反省・改善して、これからもお客様のために全力で仕事をしなければと胸が熱くなりました」

そんな佐藤の仕事におけるやりがいは、お客様やパートナー企業と一緒に目標に向かって、一丸となって仕事に取り組むこと。信頼関係を結ぶために試行錯誤してきたからこそ、ひとつのチームとして仕事を遂行することの喜びを実感しているのです。

佐藤 「たとえば新商品の発売に向けて、安全にローンチさせようという目標を掲げて全員で頑張る。そして、無事に商品が発売されたとき、みんなで『よかったね』『もう安心だね』と口々に言うんです。意見を戦わせたり、課題を試行錯誤して乗り越えたりした先の一体感や達成感は、この上ない喜びですね」

チームで苦楽を共にして目標を達成することが一番のモチベーションと言う佐藤は、会社で新たにeスポーツ部をつくってみたいと笑顔を見せます。

佐藤 「機械好きの延長線上で、ゲームも好きなんです。単純にいろんな人とゲームをするのが好きですし、チームとしての一体感を感じられると思うので、みんなを巻き込んで盛り上げてみたいですね。大学時代も自分でサークルを立ち上げましたし、もともと誰かと楽しいことをするためにみんなを巻き込むのが好きなんだと思います」

そんな佐藤が考える人を巻き込むコツは、相手に配慮しながらもひたすら行動することだと言います。

佐藤 「たとえば5人に声をかけたとき、参加する人としない人がいると思うんですが、声をかけてみないことにはその人が興味を持っているのかどうかがわからない。そして、どんなものが生み出されるかもわかりません。相手への配慮は忘れてはなりませんが、やってみたいと思ったら、失敗してもいいからやってみる。それを繰り返してきました」

どんなときも仕事を楽しみ、新たなチャレンジをしていきたい

今後の目標は、運用の自動化にチャレンジすること。業務効率化を図り、よりコアな業務に注力できる環境を築きたいと語ります。

佐藤 「ECサイトで新商品を発売するといったときに、従来は複数のシステムに商品を登録しなければなりませんでした。ここに一括登録できる自動化ツールを導入すれば、お客様も私たちも業務負担を軽減することができます。自動化できる部分は徐々にツールを導入して、生産性向上につなげていきたいです」

そして、キャリアにおける目標は、ずっと仕事を楽しむことだと語る佐藤。困難や壁に直面しても、状況を変えて楽しめるようチャレンジしたいと言います。

佐藤 「今は恵まれて楽しい環境で仕事をさせてもらっていますが、環境や仕事内容が変わったときに、仕事が楽しいと思う気持ちを継続するのは意外と難しいものだと思っています。でも、どのような環境でも仕事を楽しむための工夫や考え方を身につけて、自分らしいキャリアを築いていきたいです」

佐藤がこのように感じるようになったのは、周囲の人々の影響も大きいと言います。NTTデータウェーブには、仕事を楽しみながら創意工夫している社員がたくさんいるのです。

佐藤 「苦しいときも前向きに捉えて仕事を楽しんでいる先輩方の背中を見ているので、自然とモチベーションがアップします。そういった職場なので、仕事を楽しもうという意欲の強い方が向いていると思いますね。ルーティンワークをこなすだけでなく、積極的に価値を生み出そうというマインドセットのある方は、NTTデータウェーブで活躍できるはずです」

周囲を巻き込みながら前向きに仕事に取り組む佐藤のマインドに共感する人々が、これからも着実に増えていくことでしょう。