NTT西日本グループという大きな組織体を活かし、使命感を持って提案を考える

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神谷は現在、株式会社NTTマーケティングアクトProCXで業務を行っています。

NTTマーケティングアクトProCXは、NTT西日本のコンタクトセンター業務から始まり、長年培った、幅広い顧客接点ノウハウや最新テクノロジーを活用したCX向上提案を強みとする会社。

神谷 「営業担当として、『コンタクトセンター業務を含むカスタマーサービス』と『より良い顧客体験』を生み出すためのCX提案をしています。なかでも私は、首都圏のチームで営業担当という立場で勤務。首都圏を含む東日本エリアのお客様を担当しています」

現在の神谷は、既存顧客から新規顧客まで幅広く担当していると言う。

神谷 「既存のお客様に対しては、『ご満足いただけるサービスを提供できているか』の確認や、運営を通じて得られた顧客業務の情報を分析し、お客様のCX/DX向上に向けた付加価値提案を行います。また、日々のお問い合わせにも対応します。

一方で新規のお客様に対しては、要望を1からヒアリング。ヒアリング内容をもとに営業支援部署とも連携し、お客様にとって最適な提案内容を検討していきます」

業務の中では、NTTグループのシナジーを活かすべく、グループ各社と連携して案件を作り上げることもあります。

神谷 「NTT西日本というICTのパイオニアとして働く上では、NTTグループ全体の強みを活かした提案ができるチャンスを見逃さないことが使命。コンタクトセンター業務だけに止まらない視座を心がけています。

現在のチームは、上司1人とメンバー5人という、6人体制。個々の働き方に合わせて在宅勤務や出社を柔軟に選択できます。在宅勤務時も社内チャットツールを活用し、毎日コミュニケーションを取っています。課題発掘から運用開始後のサポートまで、一気通貫で責任を持つ仕事。お客様のニーズや課題に合わせて、グループ内外への相談・調整もこなす日々です」

変化の激しい世の中で重要な基盤となる情報通信。ICTの舞台に憧れ転職

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前職時代の神谷は複合機や光学機器のメーカーに所属。営業として、大手製造業のクライアントを中心に、複合機関連の提案・導入・稼働後の支援を手がけてきました。また、バックオフィス関連のBPO提案も経験しています。

神谷 「もともと、人の役に立ちたいという想いから、人事部を志望しておりました。しかし、営業という立場でもお客様という『人』の役に立てると入社後に学び、営業としてのキャリアをスタートすることに。

いざ営業の仕事の基礎を身につけると、おもしろかったですね。前職では、コンサルティング営業の形を学ぶことができました」

しかし、約6年間の勤務を経て転職を決意。きっかけは、変化が激しい時代に、今後より多くの産業の軸になるであろうICTに、もっと関わりたいと考えたからです。

神谷 「コンタクトセンターの仕事も、時代に合わせて変化しており、お電話の対応のみならず、チャットボットやWeb運用、顧客データの利活用、バックオフィス支援などより良い顧客体験を生み出す機能に進化しています。

ICTはこれからの世の中でより一層重要度が高くなる基盤だと感じています。さまざまな産業に関われる大きな舞台で、営業として、幅広いリソースを使った提案をしてみたいと思ったのです」

当社が「営業推進」としての求人募集を出していたことも、決断の後押しに。「前職で培ったことを活かせそうだな」との期待を持ち、入社を決断したと振り返ります。

2021年入社後、最初の配属は営業推進としてNTTグループの連携を推進する業務を行い、2022年7月より現在のコンサルティング営業業務に従事しております。

神谷 「前職や、入社後配属になった最初の部署で培ってきたスキルは、現在の業務にしっかり活かせていると感じています。『コンタクトセンターというサービスを紹介するだけではなく、お客様に他のニーズがないのかを探りながらコミュニケーションをとることを心がけていますが、この姿勢は、これまでのキャリアで培われたものだと思っています」

「NTT西日本一体で、どんどんやっていこう!」前向きでフランクな社風が魅力

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現在の仕事に就き、業務の進め方が前職とは大きく違うことが印象的だったと言う神谷。配属直後の出来事を振り返ります。

神谷 「前職の顧客提案では、営業担当が全てのチームを率いていく船長のような役割を担っておりました。しかし、当社では、現場の裁量が大きく、それぞれにミッションを掲げてプライドを持って業務を行っています。

そのため、ときには意見がぶつかることもありますが、多角的な視点で何がお客様にとって、ベストな提案かを検討することで、営業部隊だけでは作り上げられなかった最適な提案を実施することができると学びました。

それぞれ違うミッションを持ちながらもお客様のためという共通目的を通じて、連携しながら働いている当社の特徴をあらためて感じました」

そこからは、各部門のミッションを踏まえつつ、お客様の要望を叶える提案を作り上げる意識を持って業務に臨んでおります。

神谷 「このように、初めての転職だったので最初は社風の違いに戸惑うこともあったのですが、会社の考えやミッションのあり方を理解することが大切だと気づきました。その姿勢が、より良い提案を作るための足がかりになるのだと理解しています」

では、神谷が感じている、現在の仕事のおもしろさとは?

神谷 「NTTグループは大きな組織。だからこそ、お客さまのお困りごとに対応する幅広い選択肢を持っています。たとえば過去には、NTTグループの別会社が担当していたあるクライアント企業の課題が弊社のコンタクトセンターや、お客様の声を分析する『VOCサービス』で解決できるのではとの話となり、弊社のコンタクトセンターや、お客様の声を分析する『VOCサービス』を連携して提案をしたことがありました。

組織の強みを活かした提案によって、お客様にとってのNTTブランド価値を向上させられるのは、おもしろいことですよね」

とはいえ業務が幅広い分、各部署の業務内容を把握するのは簡単ではありません。日ごろからアンテナを高くして情報収集を行い、他部署との連携を能動的に行っております。

神谷 「こういったことは地道で大変な作業と思われるかもしれませんが、社内の該当部署の方に質問をすると、面識がなくても誰もが真摯に返事をしてくれます。会社が一体となって、NTT西日本グループとしてどんどんやっていこうという、前向きでフランクな社風を感じますね。経験者採用の社員であっても壁を感じることなく働くことができたので、安心しました」

周囲のチャレンジを応援し、後押しする環境を推進したい

もともと、人の役に立ちたい、自分が介在することで人のためになりたいという想いが強いと自己分析する神谷。お客様の役に立っているという感覚が、営業の仕事の原動力です。

神谷 「コミュニケーションを通して、お客様自身も気づいていなかったような『真のお困りごと』に辿り着けたときは、お役に立てたんだという感覚がありうれしいもの。自分の介在意義を感じます。これからも自分の仕事によって、お客様の業務や経営をスムーズにするお手伝いを続けたいです」

グループシナジーという部分でも、神谷はさらなる可能性を見据えています。

神谷 「当社に入社して最初の配属では、グループ内の連携を推進する業務を担当していました。当時から強く感じているのは、お客様が抱える事業課題に対してNTTグループ各社がより一層協力して解決する体制を構築することで、国内ではもちろん、グローバル市場でも新たな事業収益の獲得が可能ということ。自身の介在によりさらなる連携を推進できたらいいなと思います」

国内外でさらに活躍するグループへ。お手伝いができるような人材になりたいと身を引き締めます。

神谷 「入社直後はコロナ禍という状況もあり、ほとんどがリモートワークでしたが、上司やたくさんの同僚にフォローしてもらいました。他部署でも協力的な姿勢で、そんな社風に感銘を受けました。

それらの体験を糧に、今度は私自身も周囲のチャレンジを応援したい。チャレンジを後押しする環境を、推進していけるように。そんな姿をめざしながら、これからもがんばります」

NTT西日本という大きな舞台に立ち、最先端の業務に触れる日々。「人の役に立ちたい」という軸を胸に、ポジティブに手を差し伸べ合う社風の中で、これからも挑戦を続けます。