さまざまな業界、業種に関われる環境を求め、農林中央金庫へ

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▲学生時代の一場面

大学では経済学部に籍を置いた志水。経営戦略や経営組織を学ぶゼミに参加し、経営学のいろはを学びました。

志水 「経済学部を選んだ理由は、体験授業を受けて経済の授業に興味を持ったこと。入学後、幅広い授業を受ける中で、最も関心が湧いた経営学を専攻しました。中でもいちばん力を入れて取り組んだのは、ゼミの活動です。

学年あたりの人数が10人程度と小規模ながら、2〜4年生まで所属し、毎週のように顔を合わせて、当時勢いがあったファッション通販サイトの戦略や成長の要因など、特定のテーマを取り上げて議論をしたり、研究活動をしたりしていました」

就職活動では、金融機関に的を絞っていたという志水。幅広い業界に携われることに魅力を感じていました。

志水 「たとえば、リレーションシップマネージャー(以後、RM)であれば、様々な業界に触れられて、取り扱う商品・サービスも決まっていない。そんなところにおもしろさを感じていました」

中でも、企業選びの軸としていたことのひとつが、ジョブローテーション制度があるかどうか。さまざまな職種を体験してみたいと考えていたのが理由でした。

志水 「就職活動をはじめた当時、どんな仕事に合っているかはもちろん、自分がどんなことに興味があるかさえわかりませんでした。ジョブローテーション制度のある企業なら、いろいろな仕事に携わりながら適性を理解し、得意なところを伸ばしていけると考えていたんです」

職場環境も重視していたという志水。農林中央金庫を選んだ決め手は、人の魅力と社会貢献度の高さでした。

志水 「インターンや就職説明会に参加して、いろいろな企業の社員さんとお話しする中で、農林中央金庫の社員の人柄や、学生との接し方が最も自分にフィットするように思えたんです。そして、農林水産業の成長を支援するためのさまざまな取り組みを展開していること。

たとえば、農林水産物の輸出や一次産業のDX化支援など、ほかの金融機関とは明らかに違う事業にも積極的な点はとても魅力的に映りました」

総合事務を経て、法人営業を担当。大きな裁量を与えられ芽生えた、窓口役としての自覚

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行員としての基礎体力が身につくような職場を希望していたという志水。配属先となったのは、営業第一部。融資業務を手がける、志水にとって理想的な部署でした。

志水 「取引先となる企業様に対する融資業務が主な仕事です。加えて、資金調達に関わる交渉、ビジネスマッチング、リース活用の提案など、さまざまな価値の提供を行っています」

営業第一部の中でも、総合事務班に配属された志水。最初に任された仕事は、貸出事務でした。

志水 「対顧客業務を担当する班から貸出の内容についての情報提供を受け、事務まわりの作業を担当していました。最初の1年間は、お客様と接する機会はあまりなく、社内で事務作業にあたることがほとんど。貸出の流れやさまざまな規定についてじっくり学ぶことができました」

その後、コーポレートファイナンス班へ異動となり、融資業務を担当するように。大きな裁量が与えられ、のびのびと取り組んでいるといいます。

志水 「1年目から10社ほどの取引先を任され、2年目からは20社ぐらい持たせてもらっています。中には大企業様も多く、『ほかの金融機関と比べて農林中央金庫の担当者は若いね』と驚かれることも。若手のうちから大きな裁量が与えられ、貴重な体験ができていると思います。

企業様を訪問するときは、記事が新聞に掲載されていないか事前に確認したり、ホームページを隅々までチェックしたり。思わぬところに思わぬことが書かれていることがあるので、大切にしている点です。訪問先では、自分と比べて社会人歴がはるかに長い方とお話しする機会が多く、話し方や話題の振り方など、学ぶところが多いと感じています」

とはいえ、取引先を担当することの責任、重圧も感じているという志水。

志水 「今年度の調達計画や決算の内容についてヒアリングするだけでなく、お客様からさまざまな問い合わせや照会を受けることもあります。お客様にとって、私が話したことは、志水がいったことではなく、“農林中央金庫がいった”こと。間違ったことはもちろん、約束できないことをあたかもできるようにお伝えすることは許されません。

メールでのやりとりも含め、自分が当行の窓口であるという自覚を持てているか、常に自問するようにしています」

業界分析のプロジェクトに参加。部門を横断した取り組みで得た学び

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入社2年目の秋、法人営業に携わるかたわら、部内で立ち上がったプロジェクトに参加する機会に恵まれた志水。自身の成長につながる貴重な経験を次のように振り返ります。

志水 「部内で立ち上げられたプロジェクトに参加させてもらう機会がありました。メンバーは自分と、入社10年目以上の先輩がふたり、あとは全員が課長クラスという顔ぶれ。部門を横断して、これまでにない精緻な業界分析を行い、今後の方針の策定に生かしていこうという野心的な取り組みでした。

課題を抱えるセクターに対して融資を行う正当性について精査するために、当該企業や関連金融企業、調査会社など外部機関にヒアリングを行ったり、従来は手をつけていなかったデータを収集したり、これまでよりも深いところにまで切り込んでいきました。

約8カ月にわたって、部内ではほぼ毎週ミーティングを実施。全国の約10カ所の支店や他部署との打ち合わせも頻繁に行われ、部門の垣根を超えて連携し、業界分析の知見やノウハウを共有していきました」

顧客企業と向き合う際の視点、考え方など、RMとして視野が大きく広がっただけでなく、部署を超えた取り組みに参加したことで、さまざまな発見があったという志水。

志水 「ジョブローテーションによってさまざまな部署を経験してきた人をはじめ、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが集まっていました。部署が変わると、考え方やアプローチの仕方も変わることを知りましたし、ベテラン社員とご一緒したことで、仕事の進め方で参考になる部分もあるなど、営業の仕事だけをしていては得られない気づきが多かったですね。

部署を超えたネットワークができたことも有意義でした。当時知り合ったメンバーとは、いまでもやりとりして情報交換をしています」

プロジェクトへの参加を経て、営業の仕事がますますおもしろくなったと話す志水。仕事をしていてやりがいを感じるのは、お客様のお役に立てたとき。

志水 「お客様から、感謝の言葉をいただけると、『この仕事をやっていてよかった』と思えます。融資することが、お客様の事業の躍進のきっかけになるなど、自分の仕事がお客様の役に立っていること、そしてそれがさまざまな社会課題の解決につながっていることを実感できるのは、この仕事の魅力だと思います」

自身の可能性にコミット。ジョブローテーションを通じて、多様な経験、多角的な視点を

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2年前までは自身も学生だった志水。かつての自分と同じ立場にある就職活動中の学生に対して、伝えたいことがあるといいます。

志水 「学生のうちは、企業の具体的な取り組みや実際の仕事の内容がまったく見えないもの。はじめから業界を絞り込むのではなく、幅広い選択肢を残しながら情報収集することで、見えてくるものがあると思っています。さまざまな業界に通じ、業種も豊富な職場であれば、可能性を残したまま仕事と向き合えるという想いで、金融機関、農林中央金庫を私は選びました。

やりたいことや、自分が得意とすることなど、まだ明確な答えが見つからない人も多いはず。私が所属する部署では、お客様と直接やりとりする場面も多いですが、真面目にコツコツと取り組める人であれば、きっとよい仕事ができると思います」

入社時に思い描いていたように、自身もまた、今後さまざまな職種に積極的に挑戦したいという志水。

志水 「いまやってる仕事はとても楽しいですし、やりがいも感じていますが、まったく違うほかの部署でのまったく違う仕事にも前向きです。ジョブローテーションによる異動を通じて、さまざまな仕事に幅広い視野を持って取り組みながら、自分の適性や、自分がいちばん力を発揮できる仕事を見つけられれば。

農林中央金庫には、そんな個々の成長を後押しする環境があると思っています。また、まだ社会人3年目で未熟な面もありますが、後輩も増えてきています。先輩の良いところを吸収して、頼られる先輩になっていきたいですね」

自分の可能性には、フタをしない——自分らしい働き方、自分にしかできない仕事ができる行員になるために。志水の挑戦は、まだはじまったばかりです。