こんちには!NewCyte人事担当の中村です。
今回は、弊社代表の平田に「大阪へのUターン」についてインタビューしてみました。
リモートワークが一般的になってきた昨今、「Uターン」や「Iターン」といった地方移住が注目されていますが、はたして実態はどのような感じなのでしょうか?
──平田さんは大阪へ「Uターン」されたとのことですが、大阪出身ということですか?
私は生まれも育ちも青森ですが、大学進学を機に大阪に移住しました。その後、新卒で東京に出てきてからは、ずっと東京で働いていましたが、再び大阪へ戻ることに決めました。
──東京でキャリアを積んでいたのに、なぜ大阪に戻ろうと思ったのですか?
きっかけはコロナ禍です。在宅勤務が基本となり、住む場所を自由に選べるようになったことで、自分が生活したい場所を考えるようになりました。大阪には実家があり、知人も多くいます。また、都会と自然が調和する雰囲気も大阪の大きな魅力でした。
──実際に大阪にUターンしてみて感じた「メリット」はありますか?
住みたいと思える街で暮らしているからこそ、地域社会とのつながりを感じられ、それが幸福につながっていると感じています。東京に住んでいたころは、出稼ぎに来ている感覚があり、東京都民ではあるものの、そのレッテルに違和感を覚えていました。
私の中では、東京は単に職場であって生活の場ではなかったのかもしれません。今は大阪府民ですが、大阪府の一員であるという帰属意識は強くあります。その思いが、地域の人々や企業に関心を抱かせ、よりこの街を好きになり、大きな満足感へとつながっていると思います。
──反対に大阪へUターンしたことによる「デメリット」はありますか?
仕事の面では、特定の専門分野に深く踏み込む機会や、大規模なプロジェクトに参加する機会は、東京と比べると少ないかもしれません。
しかし、リモートワークが普及した今ではその格差も縮まっている印象です。また、規模が小さくなるほどお客様との距離感が縮まり、仕事の成果が見えやすいというメリットを享受できます。そのため、成長実感もあり、とくに若手の方にはオススメな環境かもしれません。
──大阪への移住後に起きた「予想外だった出来事」はありましたか?
大阪のお客様は東京のお客様に比べて「保守的」なのではと予想していたのですが、予想に反して実際には新しい技術やアイデアに対して「開放的」であったことに驚きました。維新の気持ちが根強いのかもしれませんね。
──「新しい技術やアイデアに対して開放的」と感じたきっかけを教えてください!
どの現場に行っても、最新の技術に詳しい方や熱心に質問をしてくださる方がいらっしゃいます。そういう方々は、新しいやり方を否定することなく、より良いものにしようとディスカッションしてくださいます。既存のやり方を変えることには基本的に否定的な意見が多い中で、そういった方々が多くいてくださることが励みになります。
──「Uターン」を含めた「地方移住」を検討しているエンジニアの方にアドバイスをお願いします!
まずは自分自身が大切にしている価値観や生活スタイルを明確にすることが重要です。その上で、Uターンや地方移住がそれを満たす選択肢なのかを考えてみてください。また、具体的に移住先でどのようなキャリアを追求したいのか、誰とどのような生活を送りたいのかを明確にイメージすることも大切です。目先の利益ばかり見ては、住む場所が二転三転することになるかもしれません。
──最後に「Uターン」や「地方移住」はエンジニアの方にオススメできますか?
それは個々の価値観やめざすキャリアによると思います。ただ、私の経験から言えば、大都市だけがエンジニアとしてのキャリアを追求する場所ではないと思います。地方でも十分にエンジニアとして活躍できる環境がありますし、自分自身のスキルや視野が広がることを実感しています。
──平田さん、ありがとうございました!
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