技術者として出会う多様な人とのコミュニケーションが、大きな学びに
ネオ・コーポレーションで、電気工事士として自社製品の電子ブレーカーの設置工事に携わってきた宮崎。電子ブレーカーの取り付け工事のため、北海道から沖縄まで全国各地を飛び回ってきました。
技術職の仕事は、電子ブレーカーの取り付け工事だけではありません。顧客への段取り説明から申込み書類の確認・回収まで、電気工事士が基本的に1人で行っていきます。
「平均すると、1カ月に60から70件ほど実施していますね。最近は、自宅のある新潟県での工事が多く、県内の設置工事に奔走しています。
これまで、他県への出張も多々経験してきましたが、どんなに繁忙であろうと少なくとも土日休みで1週間に1度は必ず自宅に戻れる環境を保証してもらえてきたので、週末には必ず家族と顔を合わせられる安心感がありました」
また、ネオ・コーポレーションの電子ブレーカーは、初期費用がかからず、1円単位で削減金額が明確にわかる電気の基本料金を削減する商材。そのため、取引先から新規のお客様を紹介していただきやすい環境があり、新たな成約へとつながった際には歩合給としてインセンティブを受け取ることも可能です。
このような、自分たちの努力や工夫がダイレクトに給与に反映される仕組みがモチベーションアップにつながり、多種多様な顧客とのコミュニケーションを通して自身の成長を感じられることも、この仕事ならではのやりがいだと言います。
「仕事を通して、さまざまな方にお会いできるのはすばらしい経験だと感じています。電子ブレーカーの設置は、低圧電力を利用されている企業や個人事業主の方が対象となるため、さまざまな業界で活躍する経営者の方とお会いすることも多いんです。企業のトップは人格者の方が多く、お話させていただくことが学びの機会になっています」
課のチームメンバーを牽引する技術課の技術責任者でもある宮崎。新メンバーを助手席に乗せ、一緒に現場へ向かって指導することも。
「私自身、入社したばかりのころは先輩にたくさんお世話になり、社内に人を育てる土壌があることを実感しました。とくに印象に残っているのが、まだ新人で作業一つにも時間がかかってしまう自分に対して、工事の仕事を任せて見守ってくれた先輩の存在です。
『本当はもっと早く帰れたはずなのに、時間がかかってしまってすみません』と謝罪したところ、『君が一人前になってくれればそれでいいんだよ』と嫌な顔ひとつせずに言ってくれました。私の成長を考えてくれているのが伝わってきて、うれしかったですね」
「子どもにこんな背中は見せられない」。自分を信じて実力主義で勝負することを決意
宮崎は、前職では包装用資材や産業用資材の工場で勤務しており、2019年にネオ・コーポレーションに入社。転職を決めた背景には、「自分を変えたい」という熱意と信念がありました。
「前職は定時で上がれて、毎月安定した給料をもらえていて、もうこれで十分だとどこか諦めていました。でも、なんとなく仕事をこなす日々を過ごす中で、ふと『このままじゃ、子どもたちの前で胸を張れないな』と感じました。
私には子どもが2人いるのですが、子どもって親の背中を見て育つものじゃないですか。本気で仕事を頑張れていない自分が、子どもに『野球の練習、もっと頑張れ』と言うのは矛盾しているし、こんな背中は見せられないと思いました」
子どもたちの前で胸を張れる父親でいたい。そんな想いで転職を考え始めたときに見つけたのが、ネオ・コーポレーションの求人広告でした。この求人がきっかけで、「会社に惚れた」と宮崎は話します。
「募集要項には『実力主義』『学歴・経験・年齢に関係なく成功できるチャンスがある』とありました。私は学歴が低く、職歴で見てもなんの取り柄もないと諦めていた一方で、学歴に関係なく仕事ができる人はいるし、自分にもできるはずだという思いもあったんです。だからこそ、この文言に強く惹かれました。
このチャンスに自分を変えたい、そのためにも人生を賭けて全力でやろうという覚悟で応募し、面接に臨みました」
それまで勤めてきた企業を振り返ると、その多くは年功序列、かつ学歴によって給与に差があったと宮崎は話す。その状態に居心地の悪さを感じながらも、家族を養い続けるためには仕方ないと自分に言い聞かせていました。
その点、実力主義でそれぞれの頑張りや成果が評価されて給与にも反映されるネオ・コーポレーションは、宮崎にとって理想的な環境といえました。
「入社してすぐ、出会った先輩方はみなさんレベルが高く、人間として尊敬できる人ばかりで不安を感じていました。ですが、そんな先輩方も昔は当時の自分と同じだったと語ってくれて安心しました。入ってよかったと心から思いましたね。
現場によっては移動が長時間になってしまったり、帰宅が夜遅くなってしまったりと前職より大変になった部分もありましたが、1年ほど経つと業務にも慣れてプライベートの時間も確保できるようになりました」
強い意思と熱意を胸に、技術責任者としてさらなる高みをめざす
宮崎には、仕事におけるモットーがあります。
「自身が決めた目標にひた走ることと、感謝の気持ちを忘れないことです。強い意思と熱意さえあれば、どんな目標も絶対に叶えられると信じています」
実際に、入社して4年3カ月のときに技術部の技術責任者に抜擢され、後輩メンバーを牽引する立場になりました。しかし、そのポジションもあくまで通過点であり、宮崎はその先にある目標を見据えています。
「『頑張っていればちゃんと評価してくれるんだ』と、ここまでの立場を任せてもらえたことには正直かなり驚きましたね。とはいえ、これまでめざしてきた目標は、技術を磨いてもっと実力をつけ、『技術部員といえば宮崎だよね』と誰もが認めてくれるトップになることです。入社当初も今も変わらず、その目標達成に向けて走り続けています」
技術部が作業後に行う日々の報告会では、自分の想いを伝えつつメンバーそれぞれの熱意を引き出すことを心がけています。さらに、メンバーが働きやすい環境づくりへの配慮も欠くことはありません。
「実力主義で評価されるのは魅力的ですが、その分、ふるわない成績や失敗に挫折してやめていったメンバーも目にしてきました。でも、仕事が楽しくなければ、当然誰だって憂鬱になっていくだけだと思うんですよね。なので、起きてしまったミスを責めるよりも、できたことを褒めて評価をわかってもらえるよう意識しています。
また、後輩の不安や不満に耳を傾けることも大事だと考えています。上司や先輩に不満を抱えながら仕事をしている人は多いでしょうし、私自身も過去に経験したことがあります。でも、自分の部下にはそうあってほしくない。だから、『言いたいことは言ってくれ』と。『そこで知った問題に対しては、自分も動くから』と伝えています」
「自分にはなんの取り柄もない」と思っていた人生が変わった
「人生を変えたい」と転職を決意したという宮崎ですが、あらためて入社後の具体的な変化について語ります。
「まず、年収が一気に上がりましたね。以前は金銭的に余裕がなく家族旅行にもまったく行けなかったのですが、今は年収が上がって家族を旅行に連れて行ってあげたり、希望する習い事をさせてあげたりすることもできるようになりました。出張があっても土日は帰れますし、私だけでなく家族全体の幸せにつながったように思います。
また、私はこれまでさほどコミュニケーション力が求められる仕事をしてこなかったこともあり、話すことが本当に下手で苦手だったんです。ですが、先輩方の話し方を参考にしたり指導を受けたりする中で少しずつ上達し、1年ほどで手応えを感じられるようになりました。今では、関係性を築けた取引先から新規顧客を紹介していただけることも増え、人間的にも成長できていると感じます」
宮崎のように情熱あるメンバーが多く、会社全体として熱意を持って仕事に取り組む雰囲気のあるネオ・コーポレーション。この場所で自身が大きく変わる経験をしたからこそ、「稼ぎたい」強い想いのある方にぜひ来てもらえたらと宮崎は言います。
「自分になんの取り柄もないと思っていたわけですが、当社に入社して人生が変わりました。熱意さえ持って働けば、1年で人生を変えることができます。当社には人生を変えてもらっただけでなく、救われた部分が大きいです。というのも、じつは前職時代に金銭面でかなり苦しい状況にあり、絶望的に追い詰められていた時期がありました 。
ある意味で自分の命を救ってくれた当社には本当に感謝していますし、今度は僕の人生をかけて恩返ししていきたいと思っています」
※ 記載内容は2023年9月時点のものです