20代で年収1,000万円をめざす。大手企業の営業から、転職を決断

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株式会社ネオ・コーポレーションの中でも、2021年に開設された大宮支店は最も新しい支店です。杉山は、大阪本店で入社し、全国各地の支店で営業の仕事を経験してきました。

杉山 「大阪本店をはじめ、札幌や仙台など全国さまざまな場所で仕事をしました。大宮支店で初めて支店長という立場になり、自分自身の采配・判断が支店全体の営業成績に大きく関わります。営業成績が悪ければ、大宮支店の仲間たちの生活にも影響がありますので、想像していた以上の責任の大きさを感じています」

杉山の前職は大手住宅総合メーカーの営業。お客様と一緒に、理想のマイホームを作っていくのは「とてもやりがいがある仕事でした」と話します。しかし、ある想いが芽生え、転職を決断することになります。

杉山 「当時働いていたのは大手企業だったので、『年収1,000万円を超えていきたい』と考えても、大人数の社員の中で少しずつ役職を上げていく必要がありました。当時の自分は、漠然と『20代のうちに年収1,000万円を稼ぎたい』と考えていて、今のままではそれは叶えられないと判断し、転職を決意しました。

転職活動を行う中で、ネオ・コーポレーションを選んだ理由のひとつは、結果を出せば公正公平に給料が上がっていく『成果主義』の考え方でした。そして、業界未経験でも営業未経験でも年収1,000万円以上を実現できている先輩がいるという話も聞き、『自分にも絶対にチャンスがある』と考えたのです」

当時は「本当に稼ぎたいという思いが強かった」と話す杉山。だからこそ今、大宮支店のメンバーの給料にも関わる役職に就き、責任の重さをより強く感じているのかもしれません。

営業の形の違いに戸惑い、苦悩する日々。殻を破るきっかけになった先輩からのひと言

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▲交渉先の牧場でのひとコマ

実際にネオ・コーポレーションに入社して、杉山は「ここには、同じ志を持った仲間たちが集まっている」ことに驚いたと振り返ります。社員はそれぞれにバックグランドを持ちながらも、「しっかりと稼ぎたい」という共通の想いを持っていたのです。

杉山 「社員一人ひとりのバックグラウンドはさまざまです。『子どものために』『両親のために』、中には『事業に失敗して、借金を返すために』という社員もいました。その中でも『お金を稼いでいく』という共通の明確な目標があり、志の高い先輩方に囲まれて、自分自身のモチベーションが高まっていきました」

しかし、杉山にも「辞めたい」と考えるにいたるまでの大きな壁とぶつかったことがありました。それは、前職との営業スタイルの違いが原因でした。

住宅の販売は、基本的に「家を買いたい」と検討しているお客様が、住宅展示場やモデルハウスに訪れて、接客・営業をしていくもの。ネオ・コーポレーションが販売しているのは、自社開発の「電子ブレーカー」。その商品の内容をまだ知らないお客様に対して知っていただき販売をする難しさを痛感する毎日だったと言います。

杉山 「当社の事業は、主に工場関連の中小企業様に向けて、電子ブレーカーによって電気代の基本料金を下げる提案をすることです。最初は営業成績が上がらず、苦しい時期が続きました。

そんな中で、先輩の社員がかけてくれた言葉が、自分の心に刻まれています。それは『自分のあげた営業成績は、お客様企業の利益・コストカットに直結しているんだよ』という言葉。だからこそ結果を求めなくてはとあらためて捉え、お客様に貢献したいという一心で諸先輩方のアドバイスに素直に耳を傾けるようになりました」

撒いた種が少しずつ花開いていく。支店長として味わった大きな喜び

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▲支店メンバーとの会食風景

営業担当として成果を形にした数字を求めるのはとても大切なことです。しかし、「その数字の向こう側にいる、お客様を見ることが何よりも大切なのだ」と気づいた杉山。そこから業績も上がっていきました。

杉山 「商談をするお客様は、多種多様な業種のプロフェッショナルである社長・経営者が中心です。自社の製品についての勉強ももちろんですが、その業種はどういった仕事なのか、使っている機械はどのように動くのか、細かく学んでいくことで少しずつお客様との距離が近づいていったと思います」

営業成績を上げ、2022年11月からは大宮支店の支店長に抜擢された杉山。その中で、今まで体験したことのない喜びも味わいました。

杉山 「当社は基本的にすべてが中途社員採用の会社ですが、新入社員はまず研修員と呼ばれる試用期間で入社します。研修員として一定の営業成績を上げると、翌月から本採用として登用されます。大宮支店には私が支店長になる少し前に入社したメンバーがいて、支店長に就任したときにはまだ研修員でした。

そこから1カ月が経ちましたが、一向に営業成績は上がりません。毎日コミュニケーションを取り、ときには細かい営業のノウハウを教えていきました。そして、翌月には一気に花開いて営業成績が上がり、本採用に登用されることになったのです。今では大宮支店の中核メンバーとして成長して、一緒に仕事に励んでいます」

支店長として「支店のために」進めてきたことが実を結んだ瞬間でもあり、自身にとって生まれて初めての経験だったと杉山は語ります。

杉山 「社員の成長を自分のこと以上にうれしく感じるというのは、管理職になれたからこそ体験できたことであり、自分の中で大きな出来事でした。私が支店長に就任して、取り組んでいるのはメリハリを付けながら仕事することと、しっかりとコミュニケーションを取ることです。

週に一回、金曜日にはメンバーでミーティングをし、ときにはお酒を飲みに行くこともあります。日中は仕事に打ち込んで、楽しむときは楽しむ。メンバーのモチベーションを保ち、チーム力を上げることに力を注いでいます」

素直にアドバイスを受け止める心が「稼げる営業」への第一歩

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管理職として、着実に歩みを進める杉山。今後の目標は「大宮支店を、ネオ・コーポレーション随一の大所帯にしていくこと」だと話します。

杉山 「当社が掲げている目標は、シンプルに人員増・売上増です。大宮支店としても会社に貢献して、ネオ・コーポレーションの稼ぎ頭といわれるまでに育てていこうと思っています。

大宮支店のメンバーは、私のように他の支店から応援で来てもらっている社員が多く、大宮支店に入社したメンバーはまだ3名ほど。これからは大宮支店生え抜きの社員を増やしていきたいですね」

杉山が考える、大宮支店のこれからを担う社員は「とにかく目的を持って、稼ぎたいという強い意思を持っている人」だと言います。営業の経験や業種の経験、もちろん年齢に性別も関係なく、「成果が“給料”という形で反映される」のが、紛れもなくネオ・コーポレーションの魅力です。

杉山 「私のように、前職の営業経験がときには先入観やプライドという形で邪魔になることもあります。当社は教育のシステムも手厚く、大阪本社で3日間の新人職員研修が行われるほか、トップセールスマンの営業に同行して現場のリアルな交渉を学ぶ研修もあります。

当社商品である『電子ブレーカー』を通してお客様に貢献していくノウハウは、当然私たちが一番積み重ねています。営業未経験でも、教えてもらったことを素直に学べる心を持っている方と一緒に働けるとうれしいです」