DX推進でまちづくりの可能性を探る。当社のソリューションで課題解決に臨む
前職では建設コンサルタントとして、自治体の上位計画策定を支援していました。スマートシティの実現を見据えたときに、私が思い描いている構想を形にするためには、情報やITの力がこれまで以上に必要と感じNECソリューションイノベータへの転職を決意。
今は支社の方々と共に、自治体の課題解決の一つにDX推進を提案しています。たとえば、少子高齢化に伴い公共施設の適正配置の検討がされていますが、小学校など住民の思い入れの強い施設では、検討が進まないケースも少なくありません。また、政令都市に数百棟もある公共施設をどう集約・複合化するか、人が判断するのには限界があります。
そこで、AIを用いて、人口推計や各施設の稼働状況のデータを読み込ませることで、人間では思いもつかない妙案を弾き出すことも可能です。当社のソリューションを都市OSに連携させ、官民含めた地域の課題を解決に導くことが、私たちの最終ミッションと考えています。
イノベーションを生み出すのに最適な働く環境
当社ではスマートシティへの取り組みとして、「いつでもつながる地域社会」「活気溢れる地域社会」「いつまでも自分らしく生きる地域社会」などの注力テーマごとにワーキンググループ(WG)を立ち上げています。各ドメインで開発に携わってきた方に加え、私のようなキャリア採用入社者の視点も交えながら検討会や事例紹介を行っています。
私が所属しているグループを一言で表すと、変人の集まり(笑)。ときには議題から遠い突拍子もないアイデアがぽんぽん飛び出し、外から見たら「遊んでいるの?」って思われるかもしれません。もちろん事業化のためにみんな真剣に取り組んでいますが、上層部からは「失敗してもいい、それが学びや気づきにつながる」と言って背中を押され、プレッシャーを感じることなくのびのびと議論できるのです。さまざまな立場やキャリアの方がフラットな関係で想いを持ち寄るこの風土から、近いうちにイノベーションが生まれると確信しています。
前職の経験を活かせる環境×当社で身につけたことが、今の私の強み
これまで高専教員、建設コンサルタントと異なる業種職種を渡り歩いてきたため、新しい分野を一から研究することに抵抗はなく、むしろ楽しめる志向は強みになっています。
また、提案内容は前職とは異なるものの商談相手は同様なので、自治体が抱える課題の性質への理解は現職に役立っています。まだ入社して日が浅いため、いろいろなことを勉強中ですが、外部から来た私が良い意味で素人目線を忘れず、エンジニアの会社である当社とユーザーをつなぐ役割を担っていけたらと考えています。
可能性は無限大。熱い想いを持った人が活躍できる環境
前職では建設コンサルタントとしてハード面でのソリューション提案を中心に行っていました。今は情報・IT分野で実績のある当社を起点とし、さまざまな業界・業種の境界を越え、それぞれが持つ価値・技術をつなげた新たな価値やビジネスの創出が実現できる可能性を感じています。
当社は豊富な知見がありながら既存のシステムだけにこだわらず、課題解決──すなわち、ユーザーファーストを第一として、ゼロベースで新たな価値を模索する風土があります。他業界からのキャリア採用入社者も臆せず、自分の想いをぶつけられる環境だと感じています。