プログラマーへの布石──細かいことを積み重ねることが得意だった少年時代

▲入社2年目 野田 智紀

私は名古屋出身で、陸上自衛隊の通信科をへて、現在は日本データスキルに所属しシステム開発の仕事に従事しています。

 陸上自衛隊にいましたが、実はスポーツが苦手で、小学校では切り絵クラブ、中学校では園芸部に所属していました。弟とも喧嘩した記憶がなく、本当に大人しいタイプの兄だったと思います。

 切り絵は、見本の通りにつくる瞬間がとても嬉しかったですね。園芸部でも、毎日コツコツと花壇の手入れや水やりを行っていましたが、細かいことを日々積み重ねていくことは得意な方だと感じています。 また、外で活発に遊ぶというより図書室に入り浸って読書していることが多かったですね。比較的インドアだったと思います。

 高校時代は囲碁部に入部。部活の先輩方が楽しそうにやっている姿に引かれたのがきっかけです。しかし、そこで悔しい経験もしました。

 囲碁の級位を決める大会があり、4戦して2勝以上すると級が上がることができるのですが、私は昇級がかかった対局で、とある子に負けてしまい昇級ができなかったんです。その悔しい経験をきっかけに日々練習に打ち込んでいきました。それからしばらくして、対局で負けたその子と再戦する機会があり、そのとき勝つことができたのは良い思い出として残っています。

 私は、その後、名古屋の大学に進学し、そのまま大学院へと進みました。専攻は生命農学研究科。お米の新しい品種を作るための遺伝子検査方法について研究していました。より良いものをつくるため、優れたお米を選びながらテストをするために遺伝子検査しますが、その遺伝子検査の方法自体の研究です。収穫量を多くする遺伝子や病気や虫害に強い遺伝子を取ってくるためにどう検査するかの組み立てをしていきます。

 実は最初はそこまで農学に興味を持っていなかったのですが、入学して研究を進める中でおもしろさに気付き、のめり込んでいきましたね。

合同企業説明会で出会った陸上自衛隊通信科、その中で芽生えたITへの想い

大学卒業後に入省した防衛省では陸上自衛隊の通信科に所属していました。

 陸上自衛隊との出会いは、合同企業説明会でブースにふらっと立ち寄ったことがきっかけです。

 入省した直後、半年間はひたすら訓練をしていました。これは一般的な自衛隊のイメージ通りじゃないかと思います。

 その後配属された通信科では、オフィスの中でPCと向き合いながら部隊をサポートしていく業務が中心となりました。業務でシステムに関わっていたので、自主的に力を付けていこうとITパスポートや基本情報技術者などの資格も取得しました。

 システムの業務に関わっている中で、プログラミングをはじめ開発に関する力を身につけてIT業界にもっと関わりたいと考えるようになりました。また、出身が名古屋ということもあり、地元で働きたい気持ちも強く、勤務地は名古屋がいいなと。また、自分の今後のキャリアを考えていく中で、これからの長い人生を防衛省で勤め上げて定年を迎えるイメージは持ち切れなかったこともあり、手に職を付けたい気持ちがありました。

 その軸で会社を探していた中で日本データスキルという会社に出会い、選考に進んで入社に至りました。

未経験からのプログラミング──研修で感じた日本データスキルのしっかりとした環境

日本データスキルに入社後、横浜の本社で研修を3カ月間受けました。内容は、Javaの基礎演習や、開発実習などです。

 同期は全体で約30名いて現在はそれぞれバラバラの配属になっていますが、全体として和気あいあいと楽しく研修を受けたことをよく覚えています。

 同期の中にはシステム開発の経験者もいれば、私のように未経験のメンバー、中には文系から新卒入社した方もいます。

 研修を通してしっかり学ぶことができる環境だと思います。私自身、プログラミングは完全に初めてだったので、日々取り組んで身につけていく過程は苦しさもありましたが、一方で、新しい知識が身についていくことはおもしろさでもありました。これは大学時代までに培ったコツコツと積み重ねていく力が生かせていると思っています。

 研修の中でもとくに実際の業務で生きていると感じることは、システム開発する際のレビューの練習です。提示された仕様に沿って実際にシステムを作成してみるなど、現場での実践に近い形で試行錯誤を繰り返していきます。研修では同期のうち5名ほどのチームになって取り組んでいきました。

 一方で実際に業務をする中で、システム開発のテストの際にバグが発生したときや、多数のテストを並行して実施する必要があるときなどは大変さを感じる瞬間です。

 開発を進めていくものの、「本当に予定通り終わるのか……」と不安になりながらやっていくこともありますが、一緒に開発しているメンバー同士お互いに励ましながら業務を進められていますね。

プログラミングと囲碁は似ている──ひとりのプロとして歩み始めた野田の現在とこれから

▲先輩社員と野田/職場にて

現在は、宝くじ売り場向けシステムの開発を主に担当しています。具体的には、スポーツくじや宝くじを購入する際に受付で販売員が扱う決済システムです。

 現在の業務は私に合っている感覚がありますね。プログラミングをしているときに、案件の要件を見ながら機能の洗い出しや処理の流れを整理していくことも多いですが、自分の頭で先々のことも考えながら進めていく仕事の仕方がおもしろいなと感じています。

 プログラミングは高校時代に取り組んだ囲碁とも通じる部分があると思うんです。

 囲碁も自分のちょっとしたミスや一手が後々の勝敗に大きく関わってきます。プログラムも同様にちょっとしたバグによって大きな影響が出やすいものです。先々を見据えて考えていくことが共通点であり、おもしろさだと思います。もう、入社してから2年目を迎えましたが、だんだんと資料作成がうまくなってきたと感じています。周囲の先輩や主任からも『前より見違えるようにうまくなった』と言ってもらえて、励みになっていますね。

 今後はさらにプログラムの知識を高めていって、ひとりのプロフェッショナルとして仕事ができるように成長していきたいです。そのために、仕事の帰り道に書籍やオンラインサービスを活用して、プログラミングの自己学習をするなど日々、コツコツ勉強しています。