司書志望からエンジニアへ。社員のホンネに心を動かされる
──小さいときから本が好き。
そう話す關は、ゆくゆくは本に関わるところで働くという想いを持っていた。それで、図書館で働く司書の資格がとれるという理由から、大学では文学部ドキュメンテーション学科を専攻。
月日は流れ、大学3年生の12月、就職活動を開始した關は大学の入学当初から変わらず、漠然と司書への道を考えていた。
ところが、そんな關に転機が訪れる。いざ司書について詳しく調べてみると、自分のイメージと異なったのだ。そうして、司書への道は断念。次の道が思いつかないながらも、手探りの状態で就職活動を続けることとなった。
文系だった關からすれば、まったく畑違いのIT業界。話を聞きながら、未経験でIT業界に挑戦することや、周りの経験者から遅れをとることに対しての不安を感じていた。しかし、日本データスキルには他の会社とは異なる印象を持ったと言う。
ひとつは、研修が3カ月もあり長いこと。毎年、新入社員の約半数が文系出身者、だからこそ、力を入れていることが伝わってきました。最初は苦労しながらも、一人前のSEとして活躍されている先輩がいると聞き、僕でもやれる、そう思うことができました。
もうひとつは、社員を大切にしていること。採用担当者との雑談の中でポロっと出てきたホンネを聞いてとても魅力的に感じたんです。『うちの会社の社長はほんとに社員を大切にしているんだよね』って。大声で宣伝するわけではなく、ほんとに、ポロっと言っていて。社員と社長の信頼関係に魅力を感じ、僕もここで働いてみたいと強く感じました」
説明会で感じた強い想いから、日本データスキルへの入社を決めた關。ここからエンジニアとしてのキャリアが始まる。
入社直後の困難。周りからの助けが大きな力となった
2019年4月に入社後、3カ月間の研修では最初にビジネスマナーを学び、座学で情報処理試験(国家資格)の勉強+Java言語でのプログラミング学習を行う。そして最後の1カ月は、グループワークで要件定義・設計・開発・試験まで行い、ひとつのシステムをつくり上げるのだ。
同期は29名で半数以上が情報系出身者。關は入社直後から、周りの同期に対して焦りを感じるようになる。
そんな關を救ったのは周りの同期だった。持ち前の明るさと人懐っこさを生かし、同期をご飯に誘うなどして、親睦を深めていった關。同期と積極的に関わる中で、どんどん知識を吸収していった。
聞かれた側の立場からすれば『わからない』と丸投げされても困るだろうなと思いましたし。細かく聞くことで、そのコツから教えてくれたのでそこからはうまくイメージを描けました」
周りの助けを得ながら迎えた最後のグループワーク。關はこのとき、プログラムを開発していく上で大切なことを学ぶことになる。
研修を通して、Javaのプログラムのほかに、社会人としての心構えを身につけた關。共に過ごした同期とは、今でも定期的に交流を持っていると言う。3カ月の研修期間を終えた後、いよいよ現場へ配属される。
わからないことは聞く。現場経験を通して理解を進める
現場配属後、關が任された仕事はとある県の「税システム」改修作業。日本データスキルでは、入社後一年の間、専任指導員がつく。關には入社2年目の指導員がついた。
關に任された最初の作業は、税システムの改修でひとつの単語をピックアップし、その箇所を調べて周りに不具合がないかを調べることだった。
先輩は順序立てて丁寧に教えてくれましたし、僕も必死に理解するよう努めることで、イメージできるようになりました。現場配属から半年経った今ではその不具合の改修作業も行っています」
現場を通して、徐々に仕事にも慣れ始めてきた關。実務の中で感じたのは、入社前に抱いていたイメージとのギャップだった。
やはり、チームでプロジェクトを進めていくことに魅力を感じています。それに、作業は細々しているけど、国の情報システム開発を行い、国民の生活を見えないところで支えていることはとても責任を感じます。だからこそ、やりがいもありますね」
未経験ながらも感じる手応え。経験を積む中で感じた自身の成長
新人研修、現場配属と順調に経験を積み重ねて、成長してきた關。日本データスキルの魅力をこのように語る。
關は、プログラミング未経験。途中つまずくことがある中でも続けてこられたのには、自身でも感じられるエンジニアとしての成長が由来していた。
エンジニアとしての第一歩を踏み出した關は、今後の目標についてこう話す。
偶然出会った日本データスキルに入社し、少しずつ自分の可能性を見つけ始めた關。これからも長い階段を一歩一歩着実に上っていく。
踏みしめた一段目にしっかりとした手応えを感じつつその歩みを止めることはないだろう。
※ 記載内容は2020年1月時点のものです
