可能性ある価値に光を当てる。MSOLでDigital事業をつくり出す

▲「DMO」(Digital Management Office)で新たなビジネス機会を創出する

私は、MSOLに入社する前、MSOLのクライアント企業にいました。

当時からMSOLにはプロジェクトのマネジメント支援をしてもらっていて、MSOLのPMOメンバーと一緒にITプロジェクトや業務改革プロジェクトなど、今のDXに通じるプロジェクトを推進してきました。 

そして、それらのプロジェクトを成功に導く支援に当事者として関わり、その提供価値に魅力を感じる一方で、MSOLはITシステムを構築するための方法論策定や業務分析などの「ソリューション」をつくり上げる能力にも価値があると感じていたんです。

そこで、2018年にMSOLへの入社を決意。PMOサービスと合わせた付加価値である上記「ソリューション提供力」部分を会社として明確にアピールし、新たなビジネス機会をつくり出したいという想いを伝えていきました。そうして、社長の高橋を含めながら検討をすすめ、2019年11月、Digital事業がスタートしました。

2021年現在、我々Digital事業では、「DMO」(Digital Management Office)を事業の中心に据えています。

DMOの主な役割は顧客課題や要求を分析し、解決のための対策・ソリューションを企画検討した上で、実行を推進することです。それは、すなわち、テクノロジーコンサルティングとMSOLの主事業であるPMO実行支援を組み合わせた、「PMO+ITコンサルティング」の役割です。

ただ、様々な課題がある中で、解決支援をするサービスをMSOL1社だけで提供できるわけではありません。そこで、デジタル技術の各専門領域のパートナーや社内の他事業と一緒に取り組んでいます。

これまで、業務分析コンサルティング会社から、大学発AIベンチャー、RPAソリューション会社、システム開発会社、データサイエンス特化会社、技術SES会社まで、多岐にわたるパートナーと手を組み、お客様のデジタル変革に関わるテーマとなる基幹システム構築、新規事業開発、デジタル化業務改善、IT組織改革、RPA導入支援など幅広くお手伝いしてきました。

漠然とした課題を明確にし、様々なソリューションを提供する

▲MSOLDigitalのソリューションマップ。AIからアジャイルまで、支援可能なソリューションは多岐に渡る

お客様のDigital化、DX支援をするうえで重要と考えているポイントは、ビジネスモデル、ビジネスプロセス、そこで活用されているデータ、それを担う組織・人材という多様な視点をもとに支援することです。ただし、その取り組み方やアプローチはお客様によって異なるので、我々も上記のような多岐にわたるソリューションを切り口にそれぞれのお客様の実情に合わせた支援をこころがけてます。

これまで多くのお客様のDigital化、DXに向けた課題を伺ってきましたが、課題を聞く中で、よく耳にするのが「そもそも対象領域の業務がどうなっているのかが見えない」、「どの領域が課題でどこを自動化、システム化するかが明確でない」という課題です。

つまり、ある部門で業務の非効率性が問題になっていても、何が原因かわからない、という状態です。

そこで当社がヒアリングを通じて現場担当者にあまり負担をかけずに、原因を探ります。さらに、原因を突き止めた後は、業務プロセスの見える化、業務課題の分析、必要に応じてデータ分析も行いながら対応策を検討します。

上記の業務プロセスの見える化とは別に導入実績が多いテーマではアジャイル導入ソリューションがあります 。

アジャイルと言うと、言葉は有名ですが、世の中にはその本質から離れてしまった取り組みが散見されます。しかし、それでは成果は出ません。アジャイルの本質を理解して、現場に合った導入を図らなければ、良い成果は出てこないのです。

MSOLでは、当社コンサルタントが自らアジャイル現場にコーチングとして入り込み、組織全体にアジャイルの考え方やプロセスを導入する支援、アジャイルの基礎から応用までを学べる研修コースなども提供しています。

また、他にも当社は、『“デジタル×マネジメント”で「地に足の着いたDX」をサポート』でもお話しした、AIベンチャー Queue社とも資本提携し、デジタル事業で新たなソリューションも提供しています。

これは、Queue社が提供している「SUNRISE.」というデータベースを活用し、新規事業を検討しているお客さん向けて、新規事業企画立案やPOC、実サービス立ち上げを支援するものです。この取り組みはスモールスタートが売りで、顧客への導入実績も徐々に増加しています。

このほかにも、基幹系のシステム再構築での周辺環境のデジタル化、クラウドの活用、リスクマネジメント見える化という視点でのソリューションを用意してます。ただし、お客様のデジタル化、DX支援はそれぞれのソリューション導入が、一つの全体Digital化、DXのストーリーラインとして綱っていることが大事で、我々はそのストーリーを作り・実行する支援をするということを忘れないようにしたいと考えてます。

自分ごととして捉えられる仲間と共に、想いとワクワク感を持って働きたい

▲MSOLDigitalの中期事業目標。段階的にDXサービス事業への進出を目指す

Digital事業は現在、まだ私を含めても社員6名のチームです。

今後は、一緒に働くメンバーを徐々に増やしていきたいと思っており、この数か月で6名~8名増員予定です。

また専門技術パートナーにもたくさんご協力いただいており、現在パートナーさんが15名ほど、我々の活動を支援してくれています。

社員は、もともとユーザー企業、SIer、ITコンサルティング会社出身などの経験者で、実際にプロジェクトマネジメントを長年行ってきた人や、業務コンサル経験者、先ほども触れたアジャイルのエキスパートも所属しています。

そして、今後はキャリア入社者だけでなく、新卒の方にも活躍していただきたいです。やはり、若さは強い原動力を生み出してくれます。いろんなバックグラウンドを持つメンバーからなるチームで、全員が一体となり、マネジメントとテクノロジーを組み合わせてお客様に付加価値の高いサービスを提供したいと考えています。こういう考え方もあり、我々は少数精鋭ながらも、ベンチャーマインドと大きな夢を持っている事業部です。

そして、我々の事業もPMOと同じく、お客様に対していかに当事者意識を持てるかどうかが大事だと思っています。だからこそ、会社として学びの機会を与えられる、という考え方ではなく、常に自らが必要な知識やスキル(例えば、データ分析やアジャイル手法など)を貪欲に磨いていく必要もあると思っています。

自ら自分のスキルをアップしたい、キャリアアップをしたいと思う実務経験者も基本的に年齢を問いませんし、新卒の人や、若手の人もやる気さえあるなら、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

「世の中の効率性や、生産性を上げるために、何らかの貢献がしたい」。そういう想いがあり、人の役に立つことに喜びを感じられる人は大歓迎です。お客様のお手伝いや支援だけではなく、新しい事業を立ち上げることに心をワクワクさせられる人と一緒に働きたいですね。

チャンスをものにするために。新たな可能性を見出しMSOLを大舞台へ導く

▲大きな目標を持ち、多種多様なアプローチで、Digital事業の可能性を広げていく

Digital事業はまだまだ始まったばかりです。だからこそ、この事業を成功に導く道筋を描いています。

今後5〜6年のDigital事業の戦略としては、事業開始2年目の今年は、昨年と同様PMO+ITコンサルティングをベースとしたテクノロジーコンサルティング事業での実績づくりをメインで行います。

来年以降はテクノロジーコンサルティング事業に加えて、SIer(ソリューションインテグレータ)として、ソリューション開発やシステムの請負開発なども手がける計画です。その数年先では、デジタル領域でのサービス事業にも取り組んでいいきたいと考えてます。

MSOLという会社は単に規模だけを追うわけではありませんが、やはりもっと多く、いろいろな人に集ってもらえる組織にしたいと思っています。デジタル事業もその一つの手段なのですが、MSOL自体が社会的課題を解決し、社会でより大きく貢献するためには、それなりの規模と人材が必要です。

今後日本国内では民間でも、官公庁でもDigital化を推進するプロジェクトがぞくぞくと立ち上がってくると思います。そこでは、いろいろな課題解決や取り組みが発生するはず。だから、その役割を、MSOLがより大きく担えるようにしたいですね。さらに、それが出来るような人材を輩出する会社にもなれればとも思います。

また、会社の規模が大きくなっても機動力のある組織になるために、社内の様々なプロセスやしくみのDigital化を推進していくことも、社内IT部門と連携して進めていきますし、成功事例をソリューションとして顧客にも紹介していきます。

さらに、私の個人的な希望としては、MSOLのデジタル事業を通じて、海外の企業との提携やデジタル人材活用などを行い、日本とアジア、欧米の企業や人々との密な連携を促す架け橋の役割も担っていければと思ってます。

このような取り組みでテクノロジーXマネジメントを軸に、様々なソリューションパートナーと連携し、顧客課題、社会課題を解決する推進役となる「デジタルソリューションインテグレータ」として、MSOLを世界で認知される存在にしていきたいと思います。

MSOLの存在を大きく知れわたらせる。そのために、私は、Digital事業を進めるとともに、目の前の可能性の芽を見つけ、花開かせていきます。Digital事業の可能性を見出したときのように──