学生時代のチームスポーツ経験が原点

▲左:幼少期 右:小学生時代。野球をはじめ、さまざまなスポーツや習い事に挑戦していた

私は4人兄弟の末っ子として生まれました。姉ふたりと兄の影響を受けながら、ボーイスカウト・合唱団・ピアノ・野球・水泳・剣道と、さまざまなスポーツや習い事に挑戦していたんです。

個人競技でそれなりの結果は出せました。しかし、何よりやりがいを感じたのは当時所属していた野球チームでの経験でした。メンバーと切磋琢磨をしながら練習をするときの楽しみや、弱小チームながら努力を重ねて試合に勝ったときの喜び。それらからチームで分かち合うことの魅力を知ったのが、チームプレーや協調性を意識し始めた原点です。

中学校からはバスケットボールを始めて、高校はスポーツ推薦で志望校に入学することが出来たのですが、全国大会に出ているような強いチームだったので、そこで挫折を味わいました。100人以上の部員がいてもユニフォームをもらえるのはたったの15人。強いチームなので各校から毎年有名な選手が入ってきて、2年生や3年生になったからといって、ユニフォームをもらえるわけではありません。

入ってきたばかりの1年生に自分のポジションを取られることもあるんです。これまでどのスポーツをやっていても主力メンバーとなっていた私にとって初めての体験だったのですが、その経験があったからこそ、チームのために動く力がついたと考えています。

1軍メンバーは体育館、2軍メンバーは外で練習と環境から差があり、私も常に2軍だったのですが、2軍選手のモチベーションをどう上げるか考えてコミュニケーションを取っていました。ランニングコースをひたすら走るという練習の中でも、ただ走るという作業にならないよう、メンバーの競争心を芽生えさせるような工夫や声掛けをしていました。

もちろん、自分自身も口だけにならないよう、常に一番を目指して走るスタイルは徹底しました。レギュラーになれない立場だったとしてもそこで腐ることなく、今いるメンバーのために何ができるかチームのことを第一に考えていたんです。

もともと、先頭に立ってみんなを引っ張っていくキャプテンというタイプよりも、全体像を見て支えていくことが得意なタイプだったのですが、そうした姿勢が今の仕事にもつながっているのかもしれません。

大手Sler企業で、管理業務のイロハを知る

▲新卒で入社した会社での自己紹介

MSOLに入社する前は、国内大手SIer企業に約12年在籍していました。就職活動をする中で、手に職をつけて、さまざまなシステム開発に携わりたいと思っていたのですが、まだ自分がどんな業界に向いているかわからなかったため、幅広い業界に携わることができる会社を選んだんです。 

入社後はまずテスターとして、別の人がつくったプログラムをテストする仕事から始め、そのうち自分でもプログラムをつくれるようになり、入社5年目を過ぎたころから、マネジメントを任されるようになりました。

プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーとして事業に関わり、工数見積、要員管理、進捗管理、障害管理、品質管理、モジュール管理などの管理業務を担当しました。

実際に自分が手を動かしてプログラミングをするのではなく、どうやってプロジェクトを成功に導くか考えながら、チームを動かしていく仕事は初めての挑戦でした。しかし、お客様やチームのメンバーとコミュニケーションを取りながらシステムを構築していくことは私の性格にマッチしていて、強いやりがいを感じました。

システムを開発する側にいたときは品質、納期、機密保持の優先順位で仕事を考えていたのですが、チームで仕事をするとなると、みんなが自分と同じ考えを持っているわけではないため、目線を合わせるためにコミュニケーションが重要になります。

私はもともと残業してでも良いものをつくりたい! やりきりたい! というタイプですが、そうではない人ももちろんいます。チームメンバーがそれぞれどんなことにモチベーションを持ち、どんな働き方をしたいと考え、何を目指したいと思っているかなど、一人ひとり把握していく必要があったんです。

なので、合わない考えを持つ人同士がいたときにどうチームとしてプロジェクトを成功させるか、メンバーの仕事に対する向き合い方を理解し、同じ方向を向いてプロジェクトを成功させるためにどのようなマネジメントをしたら良いのか、日々考えながらプロジェクト運営を行っていました。

もちろんうまくいく事ばかりではありません。リリースの日付がすぐそこに近づいているのに、バグが残っているというようなピンチもたびたびありました(笑)。でも、そんなときこそチームの結束力が高まります。みんなで必死に動いて、無事にリリースできたときの喜びを分かち合う瞬間がとても好きでした。チームスポーツをしていた感覚によく似ているんです。

さらなる成長を求めてMSOLへ

▲2017年MSOL入社時。旧オフィスの受付にて

MSOLに転職したのは2017年のことです。私はもともと結婚願望が強い方だったので、25歳のときには結婚して、27歳のときにはマイホームを購入しました。どれだけ忙しくても子どもの寝顔を見るだけで癒やされ、それが心の支えでした。とはいえ、早くに結婚したので多少金銭的苦労はついて回ります。

家族を幸せにしていくためにも、現状維持ではなく、もっと成長をする必要があると感じました。MSOLであれば、前職で培ってきたマネジメントの経験を生かしながら、新たな知識を身につけることができると思い、入社を決めたんです。

前職ではプロジェクトオーナーと関わりを持つことはなく、システム構築における品質担保に力を注いでいましたが、MSOLではプロジェクトオーナーと直接関わりを持てることや、私自身のマネジメント力で組織を動かすことができるという点に魅力を感じました。

入社後は、某大手小売り業のプロジェクトに参画。システムを一新しつつコスト削減に取り組むプロジェクトで、お客様と協力して、業務要件の検討から提案依頼書の作成、委託先候補企業との商談や評価・分析まで、プロジェクトを進めるために必要なことはなんでもサポートしました。

前職のシステム開発の仕事では、どのようなシステムを開発するのかはすでに決まっていたため、さまざまな会社のプレゼンの立ち会い、要件の検討から携わる機会はありませんでした。

しかし、お客様側のPMOとしてフロントに立って、あらゆる大手企業の方々と毎日のように打ち合わせをする中で、多くの学びを得られました。どの企業に請け負っていただくか考えていく、ビジネスをどう広げていくかという全体的な視点を身に付けることができたのです。

2020年現在、私は決済関連の基幹システムの構築業務のPMOを務めています。進捗や課題の管理をしながら、具体的な成果物の納品管理といったマネジメントをご支援しているんです。これまでのキャリアで得た経験を生かして、MSOLの頼れる社員としてお客様と新しいビジネスを生み出すべく、奮闘しています。

周りを巻き込み、次のフェーズへ

▲家族写真。家族が幸せなとき、自分自身の幸せを感じる

今後の目標は、PMOのインフラとして、MSOLの認知度をより高めることです。認知をしてもらうため、MSOLの一員として、私自身が努力をしてさらなる成長をするのはもちろん、周りも巻き込んで会社の力を上げていけたらと考えています。

そのために私はいつも、後輩たちのキャリアアップを考えながら仕事に取り組んでいます。一緒に業務に当たるメンバーのできることが少しずつ増え、成長していく様子を実感できることが仕事の中で一番の喜びです。

ともに頑張るMSOLのメンバーは前向きで自主性があり、また自分だけでなくチームの成長を考えている方が多く、個人的には会社というよりも家族のような気持ちでいます。

このように、会社に対する連帯感を持ち続けるために意識しているのは、密なコミュニケーション。 毎月さまざまなメンバーが入社してくるのですが、ひとつのプロジェクトにいるとコミュニケーションを取る機会が減ってしまうので、会社の行事に参加したり、部活動に出たりといろいろなイベントに参加する中で、他部署のメンバーとの交流も深めています。

こうしてメンバーと接点を持つたびに、会社の魅力を再確認できるんです。 私と同じような副キャプテン気質というか、裏方気質というか。個人ではなくチーム全体のことを考えて動く、誰かを支えることに喜びを感じる人が多いと感じます。

MSOLには様々な業界で経験を積んだ先輩社員が大勢います。また研修も豊富なラインナップが準備されているので、成長を求める若手メンバーには非常に良い環境が整っているのです。そのような文化の灯を絶やさぬよう、これからも精進し続けます。