MSOLに転職。お客様とパートナーとして仕事をしたい

▲左:高校時代の演奏写真 右:25年後の演奏写真

私は学生のころから音楽が好きで、今でもプライベートでは楽器演奏や楽曲制作などを続けていますが、実は就職活動においては、なにかこれがしたいという明確な志を持っているわけではありませんでした。

その中でも、音楽プログラミング(今でいうDTM)の経験や大学の授業などで興味を持っていたIT業界を選択し、SIerに入社しました。

新卒で入社した会社では、サーバーなどのインフラ構築やシステム運用周りのエンジニアとして働き、システムをつくり上げることにやりがいも感じていました。しかし、もともと文系で強い志もないまま始めた自分には、周りの優秀なエンジニアの方達に対して劣等感に近い感情も抱いていました。

それでも、周りにはまだ専門家が少なかった製品知識や設計ノウハウを勉強し実践を重ねることで、少しずつ自信もついて行きましたが、エンジニアとして「他にはない強み」で価値が提供出来ている感覚は持てないままでした。

当時はクライアント先に常駐し、お客様の近くで仕事をすることが多かったのですが、システム構築以外の部分、たとえばプロジェクトを進めていく中で「困りごとはなにか」や「こういったことも支援してあげたら親切なのではないか」といった"かゆいところに手が届く"を意識して動いたときに、クライアントへ貢献できている実感が持てることに気づきました。

その後、リーダー職としてチームのマネジメントにも関わるようになっていく中で、自分の志向はエンジニアよりも、人と人とが関わる中で生まれる問題の解決であると捉えるようになりました。

そして、今まで身につけた技術も生かしながら、よりマネジメントの経験値を上げるため、外資系のベンダー企業に転職。

ベンダー側のPM(プロジェクトマネージャー)としてマネジメントに注力して取り組むようになったことで、また多くの貴重な経験を得ることができました。

しかし、いろいろなお客様と接する内にもっともっと寄り添った貢献がしたい、向き合いのベンダーではなく本当の意味でクライアントにパートナー(仲間)だと思ってもらえる立場で仕事がしたい、という想いが強くなっていき、自分の今後のキャリアをあらためて考える中で、転職エージェントから紹介されて出会ったのがMSOLでした。

会社説明を受けた時点で、MSOLが純粋にマネジメントとしてクライアントのプロジェクトを成功させることを目的とし、また「お客様に伴走すること」「お客様と一緒に汗をかくこと」を大事にしていたため、入社を決意しました。

また、PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)としてPMの参謀役や支援役となることは、誰かを喜ばせたいという自分の性格や特長を生かすこともできると思いました。

今の自分を形づくった出来事

▲上:学童保育のバンドの演奏風景 下:高校生ドラマーの演奏録音を手伝ったとき(右端が山本)

私が生きていく上で一番のモチベーションになっているのは「誰かを驚かせること、喜ばせること」だと思います。

私は自分に対してなにかするよりも、相手が期待している以上のこと、想定していなかったことを提供することに、ワクワクしたり嬉しい気持ちになったりします。

そういった意識で取り組むことは、ずっと続けてきた音楽活動にも共通しています。

たとえば、当時自分の子どもが通っていた学童保育で音楽に興味のある小学生たちがいたのですが、その子どもたちが楽器を覚えて多くの人の前で演奏できたらきっと良い経験になり、保護者や観ている方にも驚きと共に喜んでもらえるのではないかと考えました。

各方面との調整、楽器のレッスン、機材のセッティングまで行いましたが、結果的に多くの方に支えられながらステージを成功させることができ、感謝の言葉までもらえたことはとても感慨深かったです。

その一方で、MSOLに入社してからの出来事としては、一緒に仕事をしたお客様から「自身の一番の理解者である」と言ってもらえたことがとても印象に残っています。

それは、クライアントの組織づくりにまで関わった案件で、私はPMOとしてPMのサポートをしていました。

最初にその言葉をかけられたときは「なにも特別なことはしていないけど、なぜだろう」と思っていましたが、振り返ってみると、その人を喜ばせたいという気持ちやサポートをしたいという素直な想いが自然と伝わっていたのかもしれません。

PMやリーダーは往々にして相談相手がおらず、孤独になりがちです。たとえ小さなことでも自分の味方であると感じてもらえたからこそ、そのような言葉をかけてもらえたのではないかと思っています。

PMOとしてチームのMSOL社員、お客様に対応する上で重視していること

▲MSOL音楽部のZoom懇親会。上段、中央が山本

"PMO"という仕事の範囲は人によっていろいろな捉え方があると思いますが、自分はあえてそれを定義しないようにしています。

お客様がその時々で求めることに柔軟に応え、「こういうふうにできたらいいんだけどなあ」というつぶやきのような声も拾うなど、ある人から見れば範囲外の仕事と見えることであっても、そこを飛び越えることで新しい出会いやビジネスへの発展にもつながると思っています。

ただ単純に自分が「おもしろそうと思ったことはやってみたい」性格なので、その理由付けなのかもしれませんが(笑)、プライベートでも仕事でもスタンスは変わらず、意識を切り替えたりはしていません。

どんな場面でも相手の発言や機微からその人のことを理解したいという気持ちが、今の自分の特長につながっているのではないかと思います。

その一方で、逆に近付き過ぎると見えなくなることや、相手の気持ちを汲み取ろうと思い詰め過ぎてしまうこともあるので、あえて相手から離れて俯瞰的に物事を捉えることも大切に思うようになりました。そのバランス感覚が今の自分の課題です。

また、自分は決してオールマイティな人間ではないですし、失敗もたくさんしています。その経験から、自分が生きる場所を見つけることも重要だと考えています。

現在は採用面接で面接官を担当することも多くなりました。

新卒採用ではMSOLという会社の魅力、PMOという仕事について伝えるのはもちろんですが、これから働くことに不安や希望などさまざまな感情を持っている学生に対しては、「社会人は楽しいよ、自分次第でワクワクできるよ」と伝えるようにしています。

また、中途採用では「PMOには自分で仕事をつくり出すことが求められる」と伝えています。それは、新たにPMOとして関わる方たちに潜在的な課題は自分で見つけていくものであり、また与えられた枠にとらわれない発想も大切にしてもらいたいからです。

社内においては、昨今のコロナウィルスの影響もあり、社員同士が対面で会う機会が減りました。

とくに最近入社された方は社内の交流が少ないまま過ごされていることもあるので、面識のない人同士をつなげるためのオンライン飲み会を開催するなど工夫をしています。

普段接点が少ない社員同士を集めると、どんな話題が生まれるのか予想がつかないので、見ていて楽しいですね。いつの間にか私が間に入らなくても話が広がり、新しいコミュニケーションが生まれていくのはとても嬉しいことです。

また、私は会社の部活動としても音楽部を立ち上げたり、そこからの派生として「M&MSOLS」というバンドを組んで活動を行ったりもしています。

社長から若手まで混ぜてバンドを組んだのも、世代も立場も違うメンバーが集まることでなにかおもしろいものが生まれるのではないか、また、観ている人も楽しんでくれるのではないか、という期待からです。そんなメンバーの気持ちがひとつになった演奏が出来たときには鳥肌ものだったりします(笑)。

自分なりの社会との関わり方

▲2020年現在の山本。本社(六本木)の受付にて

2016年にMSOLに入社して約4年になりますが、今後もより多くのお客様と関わり、"自分なりの"PMOとして貢献していきたいと思っています。

また、MSOLのお客様は大企業と呼ばれる企業が多いのが特徴ですが、私個人としては中小企業のお客様にも貢献できるようになりたいです。

実際、私には身近なところに中小企業の経営者や商店を営んでいる方がいらっしゃるのですが、現状のIT環境やマネジメントを少し手当てするだけでも、より良い方向に変えることができると思っています。

規模に関わらず、どの企業も社会により良い価値を提供できるよう少しでも力になることが目標です。

MSOLでは、個々人が「マネジメント×◯◯」をテーマとして持とうと呼び掛けられていますが、その中で私はこれまで自分が大切にしてきたふたつを掛け合わせた「マネジメント×ミュージック」を掲げています。

たとえば、地域の催しや音楽イベントなどを開催することもひとつのプロジェクトであり、マネジメントが必要となります。

そこで、プロジェクトマネジメントの経験を積みたい方にOJTとしてそういったイベントのPMになってもらい、私自身はPMO、そして、音楽経験者としてそれを支援することができたらおもしろいのではないかと考えています。