株式会社明治では、ダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)の取り組みの一環として、従業員によるネットワーク活動であるERG(Employee Resource Group)を推進しています。明治のERGは、従業員が関心のあるD&Iテーマのもとに有志で集まり、ボトムアップで活動を行うものです。
そのERGの1つに、LGBTQ+の理解者・支援者の集まりであるアライ(Ally) ネットワーク「Marble」があります。
「Marble」という名称は、アライメンバーで考えたもので、Make a rainbow(虹を作る)+ble(できる:接尾語)の略で、「アライの活動によって多彩な虹を描いていける」という想いを込めています。また、マーブル模様の混ざり合った画一的でない自由さや、明治商品のカラフルな「マーブルチョコレート」を連想させる親しみやすさも「Marble」にした理由です。▲Marbleのメンバー
LGBTQ+の理解と権利の向上を促す期間である、6月の「プライド月間」では、Marbleメンバーで以下4つの社内啓発活動を行いました。
①LGBTQ+関連書籍 オンライン朗読会の開催
②高校生のLGBTQ+をテーマにした短編映画「カランコエの花」の配信
③LGBTQ+アライ「Marble」紹介ムービー掲示
④LGBTQ+基礎知識ハンドブック掲示
参加した従業員からは、「LGBTQ+の存在を身近に感じることができた」「自分たちに何ができるか考えたい」「家族にもシェアして話し合いました」と感想が寄せられました。
また、今回施策に参加した従業員には、アライを表明する行動の1つとして、会社のロッカーなどに貼れるMarbleオリジナルマグネットや、オンライン会議用Marbleオリジナルバーチャル背景を配布しました。▲Marbleオリジナルマグネット
▲Marbleオリジナルバーチャル背景
これからもアライ活動を通して、LGBTQ+の従業員やそれを支援するアライを含め、誰もがよりイキイキと最大限の能力を発揮できる職場作りに貢献していきたいと考えています。
そして、多様な人財の融合から大きなイノベーションを生み出し、「食と健康」で一歩先を行く価値をお届けしてまいります。