入社のきっかけは「一目惚れ」に近いなにか

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大学生の頃、就職活動では「若くして裁量を持てる仕事」、「経営に近い仕事」、「人の感覚が合う会社」という3つの軸を持って、主に人材系とコンサル系を受けていました。

軸に当てはまるという理由でエル・ティー・エスの会社説明会に参加したのですが、そこで樺島 弘明(代表取締役)と出会いました。エル・ティー・エスのビジョンや社風、働いている人たちについて説明を受け、なんとなくピン!ときて一気に第一志望になりました。肌感覚みたいなところが大きかったのですが、そこからエル・ティー・エスの選考に集中するために、他の企業の選考は入れないようにしていました(笑)。

私の父はサラリーマンとして働いたあとに独立して会社を経営していたのですが、父の影響を受けてか、世の中が変わっていく中で会社というひとつの場所にしがみつくのではなく、自分ひとりで生きていけるようなスキルを身につけたいという想いがあったんです。

エル・ティー・エスであれば、ITという専門知識を身に付けながら、コンサルタントとしてのスキルを磨いていくことができると感じていました。

入社してからもその期待にギャップはありませんでしたね。「人の感覚が合う会社」というイメージにもピッタリで、誠実な人が多い会社だなと感じたことを覚えています。お客様に対しても、チームに対しても、自分のキャリアに対しても「自分だけ良ければいい」という考えの人は少なく、真面目に向き合っている人ばかりでした。

大学でITを勉強したわけではなかったのでITに関しては未経験だったのですが、入社して最初にシステム運用改善の案件に入り、運用サポートの仕事をしながら学んでいきました。業務外でも資格を取得するなど、ひたすら勉強に励んでいましたね。

初めのころは、早く上流の仕事がしたい!という想いもありましたが、結果として大手企業の現場にはどんな課題があるのかを中に入り込んで見ることができて、良い経験となりました。

波乱のPMO時代──限界の向こうに見えたものとは

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入社4年目、初めて東京のプロジェクトでシステムバージョンアップのPMOを経験しました。PMOは初めてで勝手が分からなかったのですが、任されたからには全力を尽くそうと、自分の時間すべてを仕事に費やしていました。いま振り返ってみると、自分のスキルがまだまだ未熟で、貢献できていなかったと感じています。

PMの意思決定を支援するために必要な情報を提供する役割だったのに、精査をすることができずその都度周囲の意見に振り回されていたんです。

結果、がむしゃらになりすぎてしまいドクターストップ……。初めてのPMO経験は苦い思い出として終わりを迎えました。

ただ、ここで費やした時間と養われた観点は非常に大きなものだと思っています。人生の中で文字通り「限界まで」やる経験はそこまでないと思うんですよね。このプロジェクトを通して自分のことを理解できるようになりましたし、チームを持つときには、メンバーの心身の状態に自然に意識が行くようになりました。

この経験を経て、最も自分が成長したと感じるのは「目的意識」を持つようになったことです。ただただタスクを消化するだけでなく、次は何が起こるのか?何のためにやっているのか?といった観点で物事を見ることができるようになったんです。

ドクターストップによる休養期間が明けて、3カ月ほどの短期プロジェクトが復帰案件に。その後、静岡のシステム運用改善案件に入り、パフォーマンスが上がってきたところで副責任者を任せてもらいました。

前回の失敗経験を活かしつつ自分の力を発揮していける感覚もあり、「本来の自分らしさ」みたいなものが取り戻すことができました。

それからは現場を変えてどんどんチャレンジしたいという想いが出てきて、さまざまな経験を積みましたね。栃木のシステム運用改善プロジェクトの立ち上げをPMとしてひとりで完遂させたり、静岡のコンサル事業を拡大していくために事業推進グループをつくり新規案件を獲得していったり……。

会社としても自分の新しいチャレンジを応援してくれていました。静岡事業で案件を拡大するまで時間がかかったのですが、「一回好きなようにやってみたら?」と明確な目標を定めることなく、自由にやらせてくれたことが本当にありがたかったです。

地元の企業様からみたら、「東京からきたコンサルタント」は怪しいイメージがあったのか、信頼をいただくには地道な努力が必要でした。

ただ、会社の後押しの中で初受注できたときは心の底から誇りに思えましたね。

成長できる環境を──部門長としてのいまの仕事

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2019年にはDigital Innovation事業部を立ち上げ、部門長として東海事業(静岡、愛知)とBPMサービスを推進するようになりました。

Digital Innovation事業部の主な目的は業務改革のパートナーになることです。

事業推進グループとして、正しくテクノロジーを使い業務改革を行うことを支援してきました。さまざまなプロジェクトを通じ、RPAに限らずデジタル化を推進するにあたって我々のようなパートナーの必要性を感じるようになり、この部署が誕生しました。

Digital Innovation事業部にいるメンバーには、常に私の軸である「目的意識」の大切さを伝えています。単にお客様の言葉をそのまま受け取って動くことがお客様のためになっているかというと、そうではありません。目的が何であるかをしっかりと理解し、必要とあれば異なる意見も提案しながら、お客様の目的を真に達成する。そのためには何をするべきかを考え、動いてほしいと思っています。

エル・ティー・エスは品質にこだわりを持つ会社なので、相手が何を欲しているのか、自分が提案しようとしているものはニーズに対してどのレベルまで達しているのか、そういったことを把握するのも大切です。求められるニーズが高ければその期待に応えるために努力をしますが、エル・ティー・エスが目指す品質を下回る期待値を提示されることもあるんです。

パートナーとして関わる立場で、果たしてそれが正解なのか?それで顧客がやりたいことが実現できるのか?それで自分やチームメンバが達成感を得られるのか?常に自分の頭で考えていくことが、プロとしての姿勢であると感じています。

部門長である私の仕事は、メンバーに対して「成長できる環境を提供する」ことだと考えています。若手のうちから経験したさまざまな出来事が、その後の充実した人生をつくり上げていくと思うので、その基盤づくりをしていきたいですね。

「DXといえばこの企業」を目指し、全員で成長を

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世の中で必要とされる「業務効率化」の流れの中で、DXといえばエル・ティー・エス!というように、最初に相談されるパートナーになっていきたいです。

地方では我々のようなパートナーが身近にいないこともよくあります。だから、東京に限らずあらゆる地域で求められる存在になりたいんです。

私は、お客様が業務を遂行していく上で「ハッピーでいて欲しい」と願っています。業務上の無駄を減らすことができれば、個人それぞれの強みを発揮できるようになり、働く人々にとってどんどんプラスな環境を作れると信じています。

これは一緒に働くメンバーに対しても同じです。それぞれの強みを発揮してチャレンジができるような環境を提供していきたいですし、もちろんサポートもしていきたいと思っています。私自身が自由にやらせてもらって得られた経験を、若手のメンバーにも味わってもらいたいんです。

私個人としては「できないことをできることにしよう」というだけですね(笑)。将来のビジョンはあまり具体的に描いていません。

新たな領域にチャレンジする度にできないことがたくさん出てくるので、それをなくすことで成長するのが一番の楽しみです。

できないことがなくなっていったら……。その時にきっとまた考えるんでしょうね(笑)。

これからもさまざまなことに「おもしろい!」と興味を持ち続けていけるよう、アンテナの感度を強めていきたいです。

エル・ティー・エスのメンバーは自分と同じように前向きな人が多く、一緒に仕事をしていても気持ちがいいので、そんなところが好きなんです。この「人の良さ」を継続していくためには経営陣含め、上に立つ者がこの強み・魅力を忘れず、エル・ティー・エスらしさを言葉に出してその感覚を波及させていくことが重要だと考えています。

私自身も、人の魅力を守りながら成長を続けていきたいと思います。