情報をオープンに共有する環境での成長

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──これまでのキャリアと入社のきっかけを教えてください。

私のエンジニアとしてのキャリアは、Slerからスタートしました。新卒入社した企業を退職した後、フリーランスとして仕事を受注したり、金融系会社のサーバーサイドエンジニアとして働いたり、さまざまな経験を積んできました。

LINE Fukuokaには2015年に入社しました。入社のきっかけは「LINE Developer Meetup」という福岡オフィスで開催されたイベントです。自分の中で、LINE=Perlのイメージが強かったのですが、モダンなJavaシステムの事例紹介があって、良い意味でイメージが払しょくされました。

ちょうどそのころ、Java界隈で有名なきしだ なおきがLINE Fukuokaに入社するという話も耳にして“きしだが入社を決めた会社”ということでとても興味が湧き、応募しました。入社した2015年は、前年にJava 8がリリースされたこともあって、Javaの書き方が大きく変わりつつあるタイミングでもありました。Java 8がリリースされる前から、ラムダ式やStream APIなどの新機能についてブログで発信していたきしだと一緒に働けることは、自分にとって大きなプラスになると感じていました。

実際に入社してみて、情報をオープンに共有していくカルチャーに驚きました。トップエンジニアたちの ソースコードやPull Request、チャットでの議論など、所属を超えて見ることができ、どんなところに壁を感じ、どう乗り越えていくのか、開発の過程を間近で見られることは、大いに刺激になっています。

また、年齢や経験に関係なく意見を言い合える風通しの良さがあり、積極的にフィードバックを行う雰囲気があるのもLINEのエンジニアに共通する良い点だと思います。入社して7年ほどになりますが、自分自身の技術は大きく向上したと感じています。

ゼロから新規サービスの開発を担当

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──業務内容について教えてください。

サーバーサイドエンジニアとして、サービス開発に携わっています。エンジニアはサービスに紐付いて開発を担うチームと、特定の職能を持って横断的にさまざまなサービスやプロジェクトに携わるチーム(フロントエンド・開発支援・QAなど)が互いに連携して、開発を行っています。

サーバーサイドエンジニアの業務ですが、通常は企画チームから「こういった施策をやってみたい」と持ち込まれた案件に対して見積りと設計を行い実装していきますが、逆に、自身から「こういう機能を作りたい」と企画チームに提案し、実装することもあります。

また、リリース前の動作確認でのQAからのエスカレーションや、リリース後のトラブルやエラーがあった場合にも、私たちがその箇所を調査して必要な対応を行います。サービスの開発だけでなく運用の段階まで、すべてのフェーズに関わっています。

私自身は、“LINEスキマニ”という企業とユーザーの「スキマ」時間をマッチングする単発雇用サービスを担当しています。一定の期間働くユーザーに対して、「スキマ時間を利用して、面接なしで一日限りの仕事をマッチングさせる」というサービスです。このプロジェクトは、数カ月の設計を経て実装に着手したのが2020年6月、リリース目標が2021年2月と、かなり短納期の案件でしたが、タスクに優先順位をつけながら、技術的な挑戦にも取り組みました。

LINEが提供するサービスの多くは 、現在 Verda というプライベートクラウド上で動いているのですが、そのVerdaで提供されるマネージドKubernetesであるVKSというシステムを私たちのチームとしては初めて採用しました。また、チームではほとんど経験者のいなかったKotlinを使用して開発したのも、 ひとつの冒険でした。

そんな中、品質を担保しながら高速で開発できたのは、ソースコードを社内で共有する仕組みがあったからだと考えています。関連サービスのシステム構成を参考にできるなど、社内の貴重なノウハウを横展開できる環境があったおかげで、短期間でリリースにこぎつけることができました。

「やりきることができた」という実感がありますし、現時点まで大きなトラブルを起こすことなく運用できていることに、エンジニアとして充実感を得ています。

属人化を防ぐ仕組みづくり

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──組織の魅力について教えてください。

LINE Fukuokaに入社して二人目の子どもが生まれた際、 しばらく育休を取得しました。ちなみに、当社の男性育休取得率は46%と、かなり高い水準だと思います。

私が取得した育休期間は1カ月間、有給休暇を含めると1カ月半ほどでしたが、実は復職直後にLINEバイトのリニューアルを控えていました。システムが大きく入れ替わる大規模なもので、内心「そんな時期に自分が抜けて大丈夫なのだろうか」と不安を抱えていました。そんな中、メンバーは快く送り出してくれました。育休期間は開発に関連するあらゆるシステムに関与できないようになっていたので、育児のみに専念できる環境下で、子どもとしっかり向き合うことができました。

復帰後も、キャッチアップしやすいタスクからアサインしてもらいすぐに前線に復帰できたほか、それ以降も裁量労働制を活用しながら、仕事と子育てを両立しています。勤務時間を自身で調整しながら、状況に応じて早めに仕事を切り上げるなど、柔軟な働き方ができるのも魅力です。

このような働き方を実現するために、制度以外でもさまざまな工夫が試されています。メンバーが抜けても問題にならないよう、同じ人が同じシステムばかり触らないよう業務をシャッフルしたり、新しいメンバーが別の人のタスク開発の続きをしたり。属人化を防ぐ仕組み作りも根づいています。

一方で、やはり特定の業務に詳しいエンジニアは存在します。ただ、その人に頼り切るのではなく、仮にいなくなったときに、大きな穴を埋めようとして周りのメンバーが努力することで成長していく面もあると思います。普段から互助の精神を育み、協力し合いながら業務にあたることが安心感につながっています。

学びに貪欲な人と共に成長していきたい

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──どんな人と一緒に働きたいですか?

LINEのエンジニア共通のカルチャーを表す3つのキーワードがあり、これらに共感する方はご入社後ミスマッチなく活躍いただけると思います。

一つ目は「Take Ownership」、つまり当事者意識を持つことです。
与えられた仕事だけこなすのではなく、ユーザーに価値を届けるために必要なことを考え、提案し、実行することが求められます。

二つ目は「Be Open」です。マインドはもちろん、前述したように、社内での情報共有も非常にオープンです。たとえば、プロダクトのソースコードや、障害情報に関するドキュメントもエンジニアであれば確認でき、社内のノウハウを活用することができます。

最後は「Trust and Respect」。いずれのエンジニアも一人のプロフェッショナルであり、互いに信頼し、尊重することが求められます。設計やコードレビューで改善点を指摘する際にも、この価値観がなければ正しく品質を向上させ、互いを成長させることが難しくなります。お互いに尊敬し信頼している関係だからこそ切磋琢磨し、いざというときにお互い背中を任せられる存在になっています。

メンバーと共に楽しく成長できる環境があるのが、LINEのエンジニアの特長の一つだと思いますし、主体的に学びたい・吸収したいという意欲を持っている方に、より向いていると感じます。そして自分が請け負っているタスクと誠実に向き合いながら、困っているメンバーがいたら迷わず手を差し伸べられる。そんな方のジョインで、ますます魅力的で働きやすいチームになっていくと思っています。