自分で考えて答えを出す。社内に最適な環境をつくる仕事

ライク株式会社(以下、ライク)の総務グループに所属する小森 康平は、社内の情報システムの管理・設定からインフラ整備、新たなシステムやツールの導入まで幅広い業務を担当しています。ITから連想される社内のシステムにはおおむねすべて関わっているのです。

システム管理は少数精鋭。業務の大半は、システムに関する社内からの問い合わせへの対応です。小森は、対応するたびに社員からかけられる感謝の言葉にやりがいを感じています。

小森 「自分がいなければ解決しなかったであろうこと、自分にしか対応できないことに遭遇したときには、大きなやりがいを感じますね。システム関連の問い合わせはほぼすべて自分に来るのですが、頼ってもらえるのは嬉しいです」

また、後輩の育成も大事な業務のひとつ。小森は、自分もそのように教えられて知識を得てきた経験から、後輩へ教える際には、自分で考えて答えを出していけるように意識していると言います。

小森 「後輩には、すべて教えてもらわなくても、自分で答えを導き出すという思いで仕事に取り組んでほしいと考えています。自分の頭で着地点を考え、自走できるような状態を自分でつくる。そんな動き方ができるようになってほしいですね」

自分で考えて最適解を出していくことを大切にしている小森は、社員が快適にそれぞれの仕事に取り組めるようにDX(デジタルトランスフォーメーション:ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること)を推進したいと考えています。

小森 「コロナ禍や東京本社の移転によって、システム整備に力を入れる雰囲気が急速に高まりました。もともと導入したいと思っているシステムなどの提案がしやすくなったと思うので、このタイミングで新たな提案をしていかないといけないと考えています」

失敗や苦労を自力で乗り越えたからこそ身についた「問題解決力」

▲内定式で決意表明をする小森

学生時代にシステム工学部でプログラミングやデザインを学んでいだ小森。しかし、大学時代に学んでいたことにおもしろさを感じ切れず、志望業界を迷っていました。そんなとき、あるインターンシップをきっかけに人材業界に興味を持ち、ライクにたどり着きます。

小森 「ライクは人材事業だけではなく、保育や介護などいろいろな分野の事業に取り組んでいるんです。そこに一番惹かれましたね。職種はもともと営業職を希望していましたが、人材業界では理系出身者が少ないので、面談時に目にとまって総務に配属されたと聞きました」

システム担当となったものの、大学時代に学んだこととも違い、知らない用語やわからないことばかり。幸い機械に対する抵抗はなかったため、自己学習によって乗り越えてきたと言います。

小森 「問い合わせてきた人にわかりやすく説明するには、より細かいところまで理解しておく必要がありますから、自分で必死に勉強しました。ですが、問い合わせをいただくなかで相手にうまく説明することができるようになったというよりは、相手と距離が縮まったことのほうが結果的にうまくいっている理由かもしれません」

過去のやり取りをできる限り記憶し、連絡を取る度に社員との距離を縮めていきました。言いたいことをお互いに感じ取ることができるようになり、自分が説明することを相手に理解してもらいやすい環境になったのです。

一方で、失敗体験も少なくないという小森。とくにシステムの設定は、少しのミスが大きな問題につながりかねません。

小森 「設定作業を行っているのが少人数なので、確認には細心の注意が必要です。失敗をしてしまっても、二度と同じ失敗をしないようにしていくしかないとポジティブに捉えて、対策を練るようにしています」

失敗経験や苦労を経て、確実にリカバリー能力や問題が起きたときに、瞬時に解決方向を見極める能力が身についてきていると小森は実感しています。

小森 「ミスが発覚したときに、まずは問題がなかった元の状態に戻してからリカバリーすることが大切なんです。そのプロセスのスピードが速くなりましたね。経験を重ねるにつれて、発想力やアイデアへの気づきも以前より増えてきたと感じています」

システムの先には「相手」がいる。だからこそ作業ではなく丁寧な対応を

▲時には身体を張って作業することも

システム管理者は、システムの先に使う人がいることを忘れてしまうことがあると思います。それを認識している小森は、システムのことだけを考えるのではなく、システムを利用する人を意識しながら対応することを大事にしています。

小森 「問い合わせに対して、ただシステムの状況だけを見て対峙するだけでは足りません。システムの先には相手がいる。使っている人がいることを忘れないように心掛けています。

そうしないと、私の仕事はただの作業になってしまいますから。営業のように対面で、相手全員と話をするわけではないので、私の業務では相手がいることに気づきにくいんです。だからこそ注意しなければいけないと思います」

小森は新たなシステムの情報収集にも積極的に取り組んでいます。自分が知らないことは社内のみんなも知らない。そのことを常に意識している小森は、なるべく機会を設けて他社からの提案を受けるようにしています。結果的にそれが社内のシステムの進展へとつながっているのです。

小森 「私はライクでしか就業経験がありません。なので、知識がどうしてもライクの中のことに限られてしまう。そのことに危機感がありますね。

だからこそ、他社から情報を得ていったん検証してみることを大切にしているんです。システム関連の営業電話は、一度すべてお受けするようにしています。そうして世の中の動きを知り、それを社内に還元できるようにしたいですね」

世間的にもDXを推進する方向性となっている中、小森はライクでも新しいシステムの導入を進めようと取り組んでいます。

小森 「社員のみなさんが快適に、自身の仕事に取り組めるようにしていきたいです。そのために、従来のシステムからの変更や新システムの導入など、新たな取り組みも増えていくと考えています」

少数精鋭でシステム管理を行っている小森には、情報システム室としてライクグループをまとめていく部門をつくりたいという思いもあります。

まずはライクグループが一丸になれるようなシステムを導入したり、取り組みを行ったりすることが全社を挙げてのミッションであり、小森の中で最大の目標です。

小森 「将来的には、ライク全体を助けるシステムや、システムを含めた制度などの確立も視野に入れなければいけないと思います。チャレンジというよりは必要なものですし、責任感のようなものもありますね。環境や下地は整ってきていると感じるので、そこを追い風にしていきたいです」

システムに関するコミュニケーションを増やしたい!気軽に連絡できる関係を

個人のキャリアや私生活を含めたビジョンについては、あまり考えてこなかったという小森。日々、自分の業務に責任感を持ちつつも自由な発想で取り組んでいく中で、視野が広がってきました。

小森 「正直なところ、毎日健康に生きられればいいとしか考えていませんでした(笑)。やらなければならないこと、やりたいことをするうえで、自由度高くやらせてもらっているのはとてもありがたいですね。このまま前向きに取り組んでいきたいと思います」

ライクは、自分らしくポジティブに働き続けることができる職場です。その背景には、考えを口に出しやすい空気感や提案をかたちにできるライクらしい風土、そして、責任感を持ちつつ自由に業務に取り組むことができる環境があります。

小森 「選択肢が豊富で、良い意味でやり方が確立していない状態です。もともと、自由に発想してそれを形にしていくことが好きなので、自分自身で可能性を広げられる環境で仕事ができるのは楽しいですね」

ルールに縛られて何かを進めるよりも、新しいことを自分の頭で考えて道を拓いていくこと、自分で生み出していくことを得意とする小森。そんな彼は、ひとつの考え方を盲目的に支持するよりも、「どうしよう」と聞かれるほうが幅広い視野で解決法を考えられると語ります。

小森 「システム上で何か問題が起こったとき、課題解決方法はひとつではありません。目的に対するアプローチはさまざまです。ルールに縛られすぎたり、考えが凝り固まってしまったりすると、前進できなくなってしまいます。いったんルールは脇に置いて『こういう方法があるけどどうだろう』とトライしながら進めたいですね」

制度に沿って淡々と仕事をこなすのではなく、考えながら進められる小森のような人材がいる。そして社員が自分の意見を持ち、それを上司に提案できる環境は、まさに「ライクらしさ」です。

小森 「今は最近導入したチャットシステムがあるので、以前よりなんでも気軽に聞きやすい環境になっていると思います。社員の協力があってこそ、みなさんにとって仕事のしやすい環境改善ができるので、要望や質問があればどんどん連絡してもらえたら嬉しいです」

人に向き合うシステム管理者でありたい。そんな小森の想いは、具体的なしくみづくりというかたちで、今後もより社内全体に広がっていきます。