くもった表情を晴らすことが、採用担当のミッション

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▲人事部面談中の竹谷(左)

2017年にコメ兵に入社した竹谷。2年間の店舗経験を経て、新卒採用担当として日々学生に向き合っています。学生との最初の出会いの場となる就活イベントへの出展準備から、当日の運営、選考中の学生へのフォローをしています。採用が決定した後は、内定者向けの座談会やオンライン懇親会を実施しています。

竹谷 「学生さんとお話をするときは、いつも表情に注目するようにしています。たとえば私が仕事内容を説明しているとき、『よくわからないな』『しっくりこないな』と考えていると、それが表情に表れるんです。

そういった表情の変化からこの話はもう少し具体的に話したほうが良いな、別の仕事についてもっと説明しようといった判断をしています。また、質疑応答や相談会の時間では、学生さんたちがよくメモを取っている場所はどこだったのかを見て、次に活かすようにしています」

学生が興味を持って来てくれた時間を、最大限に良いものにしたい。明るい笑顔でそう語る竹谷は、一人ひとりとのコミュニケーションも大切にしています。

竹谷 「学生さんにとって私たちは『企業の人間』なので、話しにくいと感じる方もいると思っています。だからこそ私は、学生さんの話をするペースに合わせ、堅くなりすぎないよう、口調もなるべく柔らかく、明るく話すようにして、自然に会話をするようにしています。

コミュニケーションがうまくとれないと、どこに不安を感じているのかを正直に話してもらえないと思うので、私は学生さんにとって気軽に話せる身近な存在でありたいなと思っています」

偶然の出会いからはじまったキャリア

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そんな竹谷がコメ兵に入ったきっかけは、偶然だったと話します。

竹谷 「コメ兵に入社する人は、もともと洋服やブランドが好きな方やリユースというサステナブルな視点から企業を見る方が多いと思うのですが、私の場合は、学内説明会でたまたま話を聞いただけだったんです。

一般的には、自分の興味のある業界や働き方などの軸を持ち、就職活動をする中で、企業に出会うことが多いと思います。ですが、私がコメ兵に興味を持ったきっかけは、まったく別のものでした。こんなことをいうと怒られてしまうかもしれませんが、私のいた学部が文化系と工学系を合わせた文工融合の情報学部だったため、コメ兵のブースには人が少なく(笑)。『人が少ないからゆっくり話が聞けるかな』と、興味本位で参加しました」

当時の学内説明会には、2名の採用担当が参加していました。竹谷の想像通り、説明会は少人数での開催になりました。そのため、双方向にコミュニケーションを取りながら、詳しく話を聞くことができたのです。

竹谷 「リユースの市場は年々右肩上がりの業種で、コメ兵の今後の伸びしろについても当時の担当者が熱く語ってくれました。漠然と就職を考えていましたが、自分が長く働くことを考えたときに、今後も成長していく会社で働くのはとても魅力的だと感じましたね。

説明会はほぼ私の独占状態で、会社説明の話だけではなく、雑談もしてもらいました。気さくな採用担当者と話をする中で、就職活動中ということも忘れてしまっていましたね。こんな風に自然体でいられる会社って良いなと思い、その気持ちのまま選考に進んで、入社を決めました」

こうして入社した竹谷は、店舗スタッフとして配属されます。

竹谷 「最初はブランド品にあまり触れたことがなかったので、扱い方にビクビクしていました。ただ、先輩たちが細かく丁寧に教えてくれたので、少しずつ仕事に慣れることができました」

名古屋本店、名駅店の2店舗での経験を積みながら、竹谷はリクルーターとして採用業務の手伝いをするようになります。

竹谷 「先輩社員として学生さんに会ってお話をし、採用ホームページ用のインタビューにも協力するなど、店舗配属時にたまたま採用に関わる機会が多かったんです。店舗の仕事にもやりがいはあったのですが、自分が会社の魅力を伝え、学生さんの話に寄り添うことにすごく魅力を感じて。

採用に興味が湧いてきたタイミングで人事への異動が決まり、新卒採用をメインで任せてもらえることになりました」

無理していても見抜かれる、そう気付かせてくれた内定者の言葉

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竹谷にとって採用業務はもちろん未経験。望んでの異動だったとはいえ、最初は苦労の連続だったといいます。

竹谷 「店舗で働いていたころは、数週間程度の短期的なスケジュールで物事を考えていたんですが、それが急に長期的な年単位になったんです。かつ時期によって対応する業務も違うので、とにかく感覚から変えていく必要がありました」

学生にとって採用担当は、その企業で初めて会う「会社の人」。自分の印象=会社の印象になるという責任を感じた竹谷は、かっこいい大人であろうと努力をします。

竹谷 「学生から見た社会人って、バリバリと仕事をしているような、かっこいいイメージがあるじゃないですか。だから私も、そのイメージに近い雰囲気を出せるようになろうと思って、ちょっと無理して仕事をしていました」

そんな竹谷が変わったきっかけは、学生からの言葉でした。

竹谷 「異動してから8カ月くらいがたって、内定者の懇親会をすることになったんですね。私にとっては自分が選考を担当してから、はじめて入社してくれるメンバーがそろうという場だったのですが、内定者のひとりが『竹谷さん、最初と比べて前に立って話すのうまくなりましたよね』って言ったんですよ(笑)。

無理しているのがバレていたんだなとちょっと恥ずかしかったのですが、それ以上にすごく嬉しかったんです。就職活動をしている学生と社会人という立場で、正直に伝えてもらえることはあまりないですし、伝えてもらえるのも自分のキャラクターなのかなって思いました」 

そう気付いた竹谷は、等身大の自分で学生と接することを心に決めます。 

竹谷 「私自身がコメ兵に魅力を感じたきっかけも、自然体で話すことができたからでした。それを思い出したので、採用担当として責任感を持ちつつも、私らしさを大切にしています」

コメ兵にぴったりなのは、チームとして働ける人

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▲人事企画部のメンバーと

店舗から人事へと異動してから、4年目を終えた2022年4月。竹谷は、成長していく新入社員もフォローアップしています。

竹谷 「採用という入り口だけでなく、入社後に実施する新入社員研修や、入社2〜3年目の若手に対する研修も担当しつつ、コミュニケーションを取るようにしています。

1年目のスタッフに対して大切なのは、慣れない環境へのフォローアップですね。聞き役に回りつつ、新人を近くで支えてくれる店舗スタッフとも協力をしながら、悩みや不安に寄り添うようにしています。2~3年目のスタッフになると、自分以上に店舗での販売や買取、店舗の運営業務に詳しいメンバーが増えていくので、店舗でできるようになったことや取り組みなどを通して会社の現状を教えてもらうというスタンスで接しています。

ただ、これは自分の経験上ですが、できることが増えている分、今いる店舗の視点に偏ってしまうこともあります。なので、2~3年目のスタッフには、マナー研修や人事面談、クリティカルシンキングなどの客観的に物事を考え、課題を分析できる思考方法を身につけられるような研修や、自分の強みを見つけて仕事に活かすヒントにできるようなストレングスファインダーなどの研修などを通して、視野を広げるきっかけづくりの場を設けています」

個人と組織、両方の視点から人材を見つめる竹谷。そんな竹谷から見たコメ兵の魅力は「協力的な姿勢」です。

竹谷 「採用担当になってから、イベントや選考などでお願いする機会が増えましたが、みなさん快く協力をしてくれています。これは店舗で勤務していた時代から感じていたことなのですが、コメ兵には『チームで働くこと』『そのために助け合うこと』という文化が根づいているんです。

販売業としては珍しいと思いますが、コメ兵には個人の売上目標やノルマというものがありません。個人として競うのではなく、店舗の目標を全員で達成するためにチームで力を合わせるという形を取っているため、協力的な人が多いんです。

実は私も、コメ兵に入る前は協調性をあまり意識できる性格ではなかったのですが(笑)、周りの人が助けてくれるうちに自然と、自分も協力しようという姿勢に変わっていきました。チームで働きたいと思っている人は、きっとコメ兵の環境が向いていると思います」

持ち前の明るさを活かしつつも、コメ兵に入社することで、大きく成長をしていった竹谷。これからも、コメ兵というチームに参画してくれる新たなメンバーと出会うために、出会った先のスタッフの活躍を応援するために、力を注いでいくでしょう。竹谷は、2022年8月現在マーケティング部の一員として新たなチャレンジを続けています。

※このインタビューは、2022年4月に人事企画部として働いていた当時のものです