受動的な業務からの脱却と、さらなる価値創出をめざして躍進中のグローバルITシステム部。メンバー5名と座談会を行いました。「残業時間は?稟議は?仕事は楽しい?」。体制強化メンバーたちの飾らない素顔に迫ります。


コベルコ建機グローバルITシステム部は、クリエイティブチームです。社内ITからの方向転換の軌跡

コベルコ建機グローバルITシステム部には「体制強化プロジェクト」という集団がいます。彼ら、彼女らは、社内IT環境の整備という通常業務のかたわら、新規ビジネスを創出する活動を行っています。設立から今まで、このプロジェクトはどのような軌跡をたどってきたのでしょうか。 ▲チームメンバー:左から今村、岡𡌛(オカノ)、重藤、北村、國木

今村:もともと、この部署は社内からの要望に対応することに終始していたんですが、それではいけないと、主体性と付加価値の向上をめざして立ち上がったのが当プロジェクトでした。

岡𡌛:「単純作業なら外注すれば良いよね」という話もあり……。私たちの役割は、自分たちにしかないナレッジを活用したコト売りビジネスの創出です。具体的には、社内で利活用している仕組みを基に、さらなる付加価値向上の方法を模索しています。

重藤:と聞くと、現在コベルコ建機一丸となって推進中の、「コト売りビジネス」の一環に見えます。ただ、その多くは既存顧客に対する「建機周辺サービスの提供」が目標になっており、グローバルITシステム部のめざすところとは少し違います。われわれが生み出すサービスは、コベルコ建機顧客以外のお客さんも見込める。そこが、おもしろくもあり難しい部分でもあります。

岡𡌛:たしかに、みんなマーケティングの知識があるわけでもないし、営業経験がある人もいないので……。「新ビジネスの立ち上げ」というまったく土地勘のない仕事で、最初は会議も全然進まずに苦労しました(笑)。

彼ら、彼女らは、現状で20%ほどを本プロジェクトに、残りの80%を各グループでの業務に費やしています。グループごとに業務が大きく異なるのもグローバルITシステム部の特長です。メンバーに現在の業務を聞くと、目を輝かせて答えてくれました。

今村:普段は、アプリケーション開発グループにて基幹システムの再構築を担っています。「自分がいないと成り立たない」と思えるくらい重要な部分を任せてもらえていて、モチベーションは高いですね。

北村:2022年3月にキャリア入社し、以降インフラグループで勤務しています。2023年現在は、オンプレからクラウドへの移行計画を進めていて、今後の会社の根幹を創る仕事に携わっているというやりがいを感じています。

國木:データ活用グループで、2023年5月現在はIoTデータ基盤の構築などに携わっています。

重藤:普段はICT企画グループで、主に予算管理の仕事をしています。自主的な取り組みとして、各数字や作業の意味を共有する目的で勉強会を開催しました。これにより、経理と現場担当者の間で生まれていた確認や修正の工数を削減することに貢献できました。

岡𡌛:ICT利用推進グループで、工場での生産管理や出荷支援システムの保守、改善を行っています。もともと化学畑出身でITには疎かったんですが、試行錯誤して業務改善していくのがとても楽しいです。このごろはSNSアカウントが興味あるITネタで埋め尽くされているのが悩みです(笑)。

コベルコ建機の新しい飯のタネは、ここで創る。グローバルITシステム部の矜持

建機業界、そしてその業界にいるコベルコ建機は、ITという文脈で切るとどのようなフェーズにあるのでしょうか。

國木:正直に言うと……。建機業界は、ほかの業界と比べてDXが遅れていますね。そんな業界の中にあるわが社は、DX推進に全社を挙げて取り組み始めたところ、という形でしょうか。他社に抜きんでているかと言われたら、決してそんなことはないと思います。

今村:ただ、それがやりがいであり業界としての伸びしろだと思うんですよ。どうしても、建機は1つのモデルの息が長いので、業界全体として改革が進めづらい側面があります。しかし、それを乗り越えれば現場の人の仕事を少しでも楽にできる未来があると思うので。

あとは、コベルコ建機という会社単位で言うと、「DX関連のコト売りは、私たちグローバルITシステム部が率先していきたい」という想いで日々グループのメンバーに新規ビジネスのアイデアを壁打ちしています。このプロジェクトに参加していない人でも、画期的なアイデアの発案者として新規ビジネスの一翼を担ってもらいたい。グローバルITシステム部一丸となってDXの新規ビジネスを出していけたらな、と。やっぱり、仕事にはそういう誇りが必要じゃないですか。

誇り、という今村の言葉に、ほかのメンバーも静かに同意しています。その後、議論は徐々に「グローバルITシステム部で活躍しそうな人」の話題に。

岡𡌛:うちのメンバーは、今村くんをはじめみんなジョブクラフティングがうまいなと感じます。仕事の意味づけが主体的にできる、尊敬できる方が多いです。

今村:いや、そういう人がフィットする環境なんだと思いますよ。置かれた環境で意味を見出して自分なりにできることを模索できる人、常に前向きにトライできる人が合うんだろうなと。

重藤:確かに。会社からも「小規模でもいい、失敗してもいいから新しいことを始めてほしい」と期待されていますしね。

岡𡌛:新しい飯のタネを創れる。もっと言うと、そんなタネを撒ける人財として、ともに育っていきたいですね。

「カフェテリアポイント」「19時の壁」とは?働き方の実態

ここで、中途入社の北村に「コベルコ建機の魅力」について尋ねてみました。

北村:すごく働きやすいですね。理由は3つ。人と風土、そして福利厚生にあると思います。人に関しては、皆さん本当に暖かくて優しい方ばかりです。まだ入社1年目ですが、おかげさまでもうすっかり打ち解けられています。

重藤:たしかに、私用で休みを取るときとか、業務がひっ迫しているときとか、率先してタスクを分担してくれますね。

今村:みんな「そんな日に仕事しないで、ほら休め休め!」くらいの勢いでお休みを取らせてくれるチームです(笑)。

國木:グローバルITシステム部だけじゃなくて、コベルコ建機全体でそんな雰囲気があるのかもしれません。

北村:あとは、風土として残業が少ないですよね。

國木:「19時の壁」ですね(笑)。

岡𡌛:そうなんです。基本的には定時帰りで、残業しても19時が限度ですよね。個人的には育児中ということもあって、フレキシブルに対応してもらえるこの環境には本当に助かっています。

今村:福利厚生で言うと、社宅手当てとかも結構出してもらえますよね。

北村:そうですね。それから、「カフェテリアポイント」というカフェで使えるポイントマネーの支給があるのも嬉しいです。 

▲オフィスからの眺望。神戸の街は適度に栄えていて、海山の自然も近く、とても住みやすいです

「成長の実感」「裁量が広い」「アイデアを形に」。こんなワードにときめく人、募集中です

メンバーは、それぞれグローバルITシステム部にきてから今までどんな成長を実感してきたのでしょうか。

國木:ポータブルスキルが格段に上がりました。グローバルITシステム部での仕事はさまざまな部署が絡むので、全体最適で物事を考えられるようになりましたね。プロジェクトマネジメント力、みたいなものを身につけられた気がします。

北村:視野の拡張と、さまざまな立場の人の意見を聞きつつ人を動かせるようになったことでしょうか。とくに、親会社からの要求を海外子会社に伝える際、各子会社それぞれの事情に沿ったコミュニケーションが取れるようになったのは成長を感じました。

今村:コミュニケーション能力が上がりました。とくに、異なる立場の社員へのヒアリングを通し、相手が本当に思っていることを引き出せるようになったのは大きな進歩だなと思います。

最後に1つ、シンプルな質問を。「仕事は楽しいですか?」。笑顔の北村、苦笑いの今村と、浮かべる表情こそさまざまなものの、そろってうなずく動作は変わりません。

北村:楽しいです!人前で話すのが得意な方ではないので、こういう機会にグループを横断して、さまざまな人の考えに触れながら仕事できるのがすごく良いなと思います。

今村:大変な部分もあるけど、やっぱり楽しいですよね(笑)。

國木:あと、裁量があるのが良いですよね。自分のやりたいことに、会社がお金を出してくれるのがすごく良いなと。

今村:そうそう。愛着のある自分のアイデアを、自分の思うように形にできるのがたまらなく良いなと思います。

岡𡌛:私は、自分が経営やマーケティングに興味があるので、ITの知見と経営の知見を学んでいけるこの環境がすごく気に入っています。

重藤:たしかに、今後求められるDX人財になれる部署ですよね。

今村:一緒に新しい飯のタネを創りたい人、ぜひコベルコ建機で一緒に働きましょう!