2019年、京王建設株式会社に入社した島谷 和希。新卒で経験値ゼロからのスタート。土木本部土木工事部の関連工事課に所属し、現場監督として現場に立ちながら知識を蓄え、上司や先輩社員から仕事のいろはを学んでいるところです。

 ──まずは入社の経緯を教えてください。

大学では、まちづくりにおける土木・建築・都市工学などを総合的に学べる「まちづくり工学科」を選びました。また、福祉とまちづくりに関する研究室に所属。当時、祖母が足を悪くしており、道路のわずかな段差も歩きづらそうでした。「勉強した経験を道路づくりに反映できれば」という思いをきっかけに、土木の仕事に興味を持つようになったのです。

京王線沿線に住んでいるため「地元の沿線で働き、地域の役に立ちたい」と、京王建設を志望しました。大学の同期や地元の同級生が地方へ転勤することが多く、大変な思いをしているのを見ると、馴染みある沿線で仕事ができる自分は、恵まれた環境に置かれていると感じます。

 ──入社してから印象に残っている出来事はありますか。

入社後2か月の研修を経て、6月から1か月間は現場工事の事務の仕事、その後にいよいよ現場監督の仕事をするようになりました。大学で土木を学んだといっても、いざ現場に立つと初めて聞くような専門用語が飛び交う状況。わからない点を職人の方や先輩に聞き、一から勉強しなければなりませんでした。工具の名前もわからず、職人の方からの質問にも全く答えることができず、苦い思い出です。

年が明け、再びその職人の方と同じ現場になりました。以前よりもレベルの高い質問をされるようになったのは、自分も少しは成長したという証でしょうか。まだまだ勉強不足な部分はありますが、ようやく一監督として見てもらえたのかと嬉しく思いました。

           ▲仕事の様子(左・島谷 右・樽見)

 ──ご自分のどのような部分が成長したと感じられますか。

配属当初は、自分が何をしたら良いかわからなかったのですが、今では現場の状況を見て、次を考えながら仕事ができるようになりました。また、任される仕事が増えたことは大きな進歩です。嬉しい反面、自分が準備を怠ると現場が止まるというプレッシャーもあり、頑張らなくてはという気持ちになります。

──仕事で心がけていることは何ですか。

わからない点があれば、まずは自分で調べるようにしています。カタログや標準仕様書などを読み込み、規格やルールを頭に入れたり、急ぎ知りたいときには現場でスマートフォンを使い調べたりすることも。それでも解決しない場合は、先輩や同期に聞き、いつまでも1人で抱え込まないようにしています。

何事も人間関係は大切。職人の方や施主様とのコミュニケーションも積極的に取っています。監督と職人というそれぞれの立場はありますが、人と人として向き合う。自分がしっかりしていれば、職人の方もそれに応えるように丁寧な仕事をしてくれます。日頃から信頼関係を築くことで仕事はスムーズに進められるのです。

                  

                  ▲バスケットボールチームの写真(後列右から2番目・島谷)

──プライベートの様子をお聞かせください。

小学4年生からバスケットボールをやっており、社会人になった今でも続けています。今は新型コロナウイルスの影響で出来ていませんが、週に1~2回はバスケットボールをやっていました。今の社会人チームの監督は私が小学生の時からお世話になっている監督です。

新型コロナウイルスが収まったら、またバスケットボールを思いっきりしたいと思います。

──最後に、今後の目標をお聞かせください。

経験を重ね、少しずつでも「島谷変わったな」という姿を周りに見せられたらと思っています。目の前の現場を淡々とまわすのではなく、そこで得た知識や段取りをしっかり身につけ、次の仕事に生かしていきたいものです。

現在の現場で所長を務めている樽見 宗憲課長補佐は、自分にとって目標となる人。資格をたくさん取得し、工事も数多く経験されています。規格の数値を全部覚えているなど、その知識の豊富さと、臨機応変な対応や「この作業にはこれが必要」という瞬時の判断に驚かされます。

上司や職人の方から一目置かれるような存在になれるよう、これからも精進します。

このような目標を語る島谷。

最後に島谷の上司2名から、島谷へのメッセージが届いています。

      ▲土木本部 土木工事部 関連工事課 課長補佐  樽見 宗憲

1人目は島谷が目標とする樽見からのメッセージです。

 ──島谷を一言で表すと?

気配りの酒豪

 ──気配りの酒豪だと思う理由を教えてください。

非常に付き合いが良く気配りも天下一品。特にお酒は強くて同じペースで飲むと間違えなく私の方が先に酔っぱらってしまいます。今は新型コロナウイルスの影響でなかなか飲みに行けていませんが、落ち着いたら飲みに行きたいですね。

 ──最後に島谷へのメッセージをお願いします。

彼が新入社員の頃から約1年半同じ職場で、主に高架橋の耐震補強工事、コンクリート構造物補修工事を共に担当しました。

仕事に対する自分の考えをしっかりと持っており、発注者や協力業者からの信頼も厚く、2年目とは思えない仕事ぶりだと思います。自分も助けられたことも多々ありました。今後は色々な経験をして更にステップアップしてほしいと思います。

まずは、体に気をつけて頑張ってください!

       ▲土木本部 土木工事部 関連工事課 主任  吉村 憲二

2人目は島谷と同じ作業所で勤務する吉村からのメッセージです。

 ──島谷を一言で表すと?

大将軍

 ──大将軍だと思う理由を教えてください。

身長180㎝を超える、大きな体格をそのまま表すような、懐が深く大きな器を兼ね備えた島谷君はまさに大将軍。まだ若いのに大人っぽさや落ち着きを感じ、その人柄から多くの人を率いる才能があるからです。

 ──最後に島谷へのメッセージをお願いします。

樽見課長補佐の厳しくも愛の溢れた指導を受けている島谷君。今は納得のいかないことや悔しさに涙を流すこともあると思いますが、その悔しさが成長の礎になると思いますので、頑張ってください。応援しています。

常に学びの姿勢で仕事に取り組み続ける島谷。今後の躍進を期待せずにはいられません。