日本郵政グループ女子陸上部はグループ創業初となる実業団チームです。「手紙を運ぶ郵便」と「たすきをつなぐ駅伝」の親和性の強さから、駅伝を中心に、長距離選手の育成・支援を行っています。
大西 ひかり選手、三原 梓選手は、かんぽ生命に勤務しながら、日本郵政グループ女子陸上部に所属しており、支店で自身の業務に取り組みながら、陸上競技の練習に日々打ち込んでいます。
2019年度入社の大西選手は、2019年、2020年の全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)で2連覇に貢献。特に、2020年度は区間賞の走りでアンカーとして大活躍。また、2022年3月の名古屋ウィメンズマラソンと同年9月のベルリンマラソンの2レースに出場し、パリ2024オリンピックマラソン日本代表選考レースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ、2023年秋開催予定)の出場権を獲得。
2021年度入社の三原選手は、2021年度のU20日本陸上競技選手権大会3000m・5000mの2種目で第3位に入賞。また、同年のクイーンズ駅伝では唯一外国人選手が出走できるインターナショナル区間である第4区を任されるなど、若手のホープとして期待される逸材です。
今回、大西選手と三原選手のお二人にインタビューを実施しました!
①かんぽ生命や郵便局について、入社前はどのようなイメージを持っていましたか。また、入社後の印象はどうですか?
大西 「入社前は、郵政グループというと郵便局のイメージが強くて、手紙を配達しているというイメージが大きかったですね。入社後は、ラジオ体操やゆうパックなど、私たちの身近なところにも、かんぽ生命や郵便局の取り組みがあったのだと知りました」
▲ベルリンマラソン2022にて、MGC出場権を鈴木 亜由子選手と共に獲得した大西 ひかり選手
スタッフ撮影(左から、鈴木 亜由子選手、大西 ひかり選手)
三原 「普段から郵便局は色々と利用していましたので、もちろんかんぽ生命や郵便局のことは知っていましたが、どのような業務を行っているのかなど、詳しいことは知りませんでした。入社後は、『こんな仕事をしていたんだ』と驚くこともたくさんあり、かんぽ生命にはさまざまな仕事や業務があることにびっくりしました」
▲第37回U20日本陸上競技選手権大会3000m・5000mで第3位に入賞した三原 梓選手
(C)フォート・キシモト
②陸上を始めようと思ったきっかけ、陸上を続けようと思った理由はなんですか?
大西 「私は父の勧めで陸上を始めました。自己ベストを更新したときの達成感やたくさんの方に応援していただける喜びが、今も陸上を続ける力になっています」
▲第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)で、区間1位の走りにより大会二連覇のゴールテープを切る大西ひかり選手
(C)フォート・キシモト
三原 「私が陸上を始めようと思ったきっかけは、姉が中学校の部活動で陸上を始めたのがきっかけです。姉に走りで負けるのが嫌で始めました(笑)。陸上競技をしていくうちに、次第に走ることがどんどん好きになっていきました。練習したら練習した分だけ結果が出るというところに、陸上競技のおもしろさを感じますね」
▲第41回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝 in 宮城)で、唯一のインターナショナル区間である第4区走者を務めた三原 梓選手
(C)フォート・キシモト
③普段の食事でなにか気をつけていることはありますか?
大西 「栄養バランスの良い食事を心がけています。特に、疲労回復効果のあるビタミンB1を多く含む豚肉や、貧血予防のために鉄分を補給できる食材を取り入れてます」
三原 「たんぱく質の摂取量が少なくならないように、豚肉・牛肉・鶏肉や、卵、大豆などは特に意識して摂っています」
④休みの日(オフの日)の過ごし方は、どのように過ごしていますか?
大西 「休日は、映画を観たり温泉に行ったりして、心身ともにリフレッシュできるように過ごしています」
▲チームメイトとともに
スタッフ撮影(左から、大西 ひかり選手、太田 琴菜選手)
三原 「私も大西さんと似ていて、休日を使ってオンとオフを切り替えるようにしています。実業団に入ると、どうしても陸上競技のことばかり考えてしまいがちですが、美味しいご飯屋さんに行ったりして、オフの日を楽しく過ごすようにしています」
▲チームメイトとともに
スタッフ撮影(前方:三原 梓選手、後方左から:土井 葉月選手、樽本 知夏選手、高橋 明日香選手、廣中 璃梨佳選手、菅田 雅香選手)
⑤仕事と陸上、それぞれの今後の目標を教えてください!
大西 「仕事での目標は、お客さまにより良いサービスを提供できるように、支店の一員としてできる業務を増やして、自身のスキルをよりレベルアップさせることです。陸上競技での目標は、トラック・マラソン・駅伝で自分の持ち味を出した走りをして自己ベスト更新、チームに貢献することです!」
▲トレーニングの様子
スタッフ撮影(左から太田 琴菜選手、大西 ひかり選手)
三原 「仕事では、もっと職場の皆さんの役に立てるように、難しいことにもチャレンジして仕事を覚えていって、色々と任せてもらえるようになりたいです。陸上では、最終目標はマラソンで活躍することなので、今はそれに向けてじっくり走り込んで身体づくりをしているところです」
▲トレーニングの様子
スタッフ撮影(三原 梓選手)
かんぽ生命では、今後もスポーツ活動を通じた、地域・社会への貢献を目指して、大西 ひかり選手、三原 梓選手を応援してまいります。