JA三井リース株式会社(以下、JAML)の研修チームで活躍する岡田と西野は、社員の成長のために、学び続けられる機会を提供し、社員の持続的な挑戦をサポートしようと日々活動しています。
そんな2人が感じるJAMLの文化や、研修に対する想いに迫ります。
プロフィール:
岡田 藍 2003年入社 人事総務部人材開発室所属 研修担当
西野 里紗 2018年入社 人事総務部人材開発室所属 研修担当
個の能力をのばし、新しい価値創出に挑戦するプロ人材を育成
──JAMLの研修制度について教えてください。
岡田:JAMLでは、人材マネジメント方針において4項目を掲げて研修を行っています。
●会社の事業を通じて自ら成長し、より良い社会と未来のために貢献できる人材を育成する
●社会や顧客の要請に応えるために、社内外の様々な関係者と協働し、自ら考え、迅速に行動する自律自走型人材を育成する
●会社と仕事に対して自信と誇りを持ち、個の能力(得意分野・専門分野)を高め、組織による総合力を発揮することで、既存のビジネスを変革し、新しい価値創出に挑戦していくプロ人材を育成する
●世の中のさまざまな人や文化を尊重し、より広い視野をもった世界に通じる人材を育成する
西野:JAMLの人材育成の考え方は、業務経験や教育研修を通じて個の能力(得意分野・専門分野)を複数身につけ、新しい価値創出に挑戦するプロ人材を育成するというものです。その上で研修制度では、JAML社員として必要な基礎を磨く研修はもちろんのこと、自律自走型人材になるための土台を形成し、専門性を高めるための機会を提供しています。
「まずはやってみよう!」傾聴を大切にするカルチャーが波及するJAML
──JAMLの社風や文化を教えてください。
西野:社内では「まずはやってみよう」という言葉をよく聞きます。実際に、自分自身で考えて「これは、やるべきだ!」と思ったことを頭ごなしに反対されたことはありませんし、「やってみなよ」と周囲が後押ししてくれる環境があります。これは私にとってとてもモチベーションになっています。
岡田:社員それぞれが考えた「やりたいと思ったこと」「変えたいこと」「チャレンジしたいこと」に対して、周りが「どうやっていこうか」と実現に向けて考えようという雰囲気はありますよね。私自身もチームメンバーのチャレンジを大切にすることを心掛けてチームを運営しています。
西野:外部の方からもよく「JAMLさんって雰囲気がいいですよね」「上下間でちゃんとコミュニケーションとれていますよね」とお声がけいただくことが多いです。
岡田:人事こそ風通し良く明るい組織でいようという意識はあるかもしれませんね。
西野:就職活動の時に感じていた「人の良さ」は、今となってもギャップはないと日々感じています。もっと縦割りがなくなって、いろいろな人と話す機会が増えるといいなと思っています。
岡田:そうだね。役員含め上席者もまずは「聞く」という姿勢を大事にする文化があると思います。相手の話を聞いて、ちゃんと意見を言ってくれる人が多いのも、会社全体の雰囲気の良さにもつながっていると感じます。
社員の「学びたい」を大切に──研修コンテンツをブラッシュアップし続ける意義
▲「NEW JAML NORMAL」という名前で、若手層のキャリアに対する意識変革やビジネスの変化スピードに対応できる人材へと成長を促す育成プログラムを実施中
──研修担当として大切にしていることを教えてください。
西野:当当社を取り巻く外部環境が目まぐるしく変わる中で、新しく学ばなければといけないこと・学びたいことが日々増えていますよね。世の中の流れや社員の声を聞いて、常にブラッシュアップが必要だと思うので、社員とコミュニケーションをとることを心がけています。
岡田:研修チームの業務範囲も日々進化しています。今までの事業にとらわれず新しいビジネスにチャレンジを続けている分、必要となってくる学習や研修が増えてきています。
研修チームとしても当社の成長に貢献できるよう企画運営しています。また、社員の「学びたい」気持ちを大切にしたいですね。
西野:どうしても「研修=時間をとられる」「業務に直結しない研修は不要」という意識を持ってしまう社員はいます。すぐに結果や効果が出にくい分野もありますが、だからこそ長期的な視点も含めた目的や意義をしっかり伝え、理解してもらうことも大切ですよね。
岡田:集合研修であっても、毎回目的を伝えないとゴールが曖昧で、理解度が変わってきてブレてしまいます。中には意義が伝わりにくい研修もありますが、そのような研修の際はよりいっそう実施する目的をよりはっきり伝えることを心掛けています。
西野:本人が受講して満足できるかどうかはもちろん大事ですが、「受けなければならない」研修もあります。全員が100%納得する形で研修を実施するのは難しいですが、研修を受ける社員には、「なぜこの研修が必要なのか」「受講する意義は何か」「どのような姿をめざしてほしいか」を丁寧に伝え、前向きに研修へ望んで貰えるよう意識しています。
岡田:業務を振り返ることや、立ち止まることも重要な機会。何か1つでいいので、持ち帰ってもらえることがあればいいなと思っています。たとえば、同じような階層・階級であれば、周りの人から刺激を受けた記憶でもいいし、社内での知り合いが増えたでもいい。せっかくの機会ですから、前向きになれるように運営していきたいです。
挑戦へのキッカケを提供したい!組織運営の根幹を支える研修担当者の想い 
──研修を通じて社員にめざしてほしい姿はありますか?
岡田:研修は、年次や階層に関係なく、どの社員にも必要なものです。人材育成は長期にわたるからこそ、しっかりサポートしていかなければならないという責任感も。各階層で「めざすべき目標」は異なるからこそ研修チームは会社の人事育成方針を常に頭に置きながら、「会社側が求める人物像」について研修を通じて社員に伝えていく重要な役割だと思っています。
西野:人の成長を支えるのは、組織運営の根幹。そこが揺らぐと、個人の成長も企業の成長も衰退すると思っています。人事というと採用が目立つことが多いですが、研修も意義深い大切な仕事ですよね。
岡田:研修を受けた効果や数字に表れるような結果はすぐには表れにくいですが、だからと言って「意味がない」「忙しいから受けない」ではなく、自発的に参加していってほしいです。
西野:研修会社の方から「JAMLさんは研修内容も豊富ですし、補助も手厚いですね」と言われることがあります。会社の中にいると気がつきにくいですが、そのように見られることはうれしいですね。やる気がある人、学びたい人にとっては機会が恵まれていると思います。
岡田:今後も様々なコンテンツを増やしていきたいです。そのためには、社員一人ひとりが考えて「どんな研修があるといいのか」を考えて声に出してほしいと思っています。みんなでどんどんスキルアップして成長していきましょう!
※ 記載内容は2023年9月時点のものです