TS事業本部のミッションは、ITのプロとしてお客様に寄り添うこと

▲TS事業本部長の田中

INTLOOP株式会社(以下、INTLOOP)の中で、システムエンジニアが多く在職しているのがTS事業本部です。在籍しているエンジニアは東京・札幌を中心に活動しています。 

コンサルティングや人材のソリューションを提供する当社が、あえてエンジニア集団を立ち上げたきっかけについて、TS事業本部長の田中はこのように語ります。 

田中 「もともと、INTLOOPはコンサルティングのみを行っていたんです。でも、それでは実際にシステムを作る工程になると我々の手を離れてしまっている状態。そこで、実際に開発する部分に携わり、最後まで自社でサービスをお届けできるようにTS事業本部を立ち上げました」 

TS事業本部のミッションは、お客様のニーズに応えたシステムを作り、導入・構築を行うこと。テクノロジー部門がなかったころは、システム構想や、導入プロジェクトのPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)に入るしかなく、INTLOOPとして一貫して開発に携わることができませんでした。 

田中 「やはり、構想やマネジメントに良い評価をくださったお客様からは、『丸ごとお任せしたい』というお声をいただくことが多いのです。まずは、そこにきちんと応えられるよう、ひたむきに高品質なシステムを開発し、より良いサービスを提供しようと励んでいます」

高品質なシステム開発は、単にお客様の要望を聞くだけのスタンスではできません。お客様に寄り添い、事業観点を持つことが肝要だと田中は考えています。 

田中 「たとえば、お客様が新規事業にまつわるWebサービスの開発をする場合、お客様の視点だけでなく、我々を含むあらゆる視点でサービスについてディスカッションし、モノを作ることが大切です」

システムの立ち上げから運用サイクルを回すところまで、一気通貫で行いたいという思いを持つ田中。その思いは田中のこれまでのあゆみから来ているものでした。 

田中 「新卒時は、SIer(システムインテグレーター)に、その後コンサルティングファームで仕事をしていました。システムとコンサルティングの両方をやりたくても、なかなかそういう場がありませんでしたね。ですからINTLOOPは、両方できる会社でありたいと考えています」

いろいろな顔を持ち、一貫して任せられるのがINTLOOPという会社。TS事業本部が技術だけの部門ではないのは、ひとつの事業部単体でもプロとしてさまざまな案件に対応できる状態にしていきたい、という思いがあるからです。

ITのプロとしてできることを──機動的なものづくりでお客様をサポート

サービスそのもの、すべてを開発するというミッションのもと、TS事業本部はお客様のシステム開発やテクノロジーソリューションに携わっています。 

田中 「受託開発に関しては、すべてAWS(アマゾンウェブサービス)のオールクラウドです。今でこそAWSを使用した開発は珍しくありません。しかし、AWSでできることは多いですから、我々の知見や経験に基づいてテクノロジーの採用を含めたご提案をしています。大量データの分析ノウハウの蓄積もありますし、ご提供できるサービスも多岐にわたるんですよ」

お客様の業種は金融系、製造業系、サービス業を中心に幅広く、お客様側の担当者も情報システム部門担当ではないお客様とやり取りを行うこともあるといいます。 

田中 「INTLOOPがSES(システムエンジニアリングサービス)系の領域で人材ビジネスを十数年行ってきたことが強みになっています。技術の話ばかりをするのではなく、お客様が実際に利用するイメージを交えながら、説明をしていくんです」

また、INTLOOP社内で使用するシステムの開発も手掛けていることも、相乗効果をもたらしていると田中は語ります。 

田中 「社内向けであれば、これまでにないチャレンジをすることも可能ですからね。そこでの実績を踏まえ、業務としてどうあるべきか、あるいは世の中のトレンドを中心に今後どう変わっていくのかを考えながら、ものづくりを機動的に行っていくのが私たちの使命です」

コストの最適化を実現するためには、事業部門とテクノロジーの協力がカギ

新しいサービスを生みだし、最適なデジタルトランスフォーメーションをしていく──。 

しかし、どれだけ心踊る未来を夢見ても、そこに至るまでにはコストという足枷が必ず付き纏うものです。予算が尽きて仕舞えば、開発は止まってしまいます。 

あゆみを止めないためには、ビジネスに対する深い理解に基づいてシステムを機能させつつ、将来像を含めて展開することが必要です。 

田中 「コストの最適化のためには、コスト分のパフォーマンスが発揮されているのかなどを判断できるよう、指標を作ることが大切です。指標を作るだけなら誰でもできますし、1回で終わってしまうこともあるかもしれません。しかし、事業や会社の状況は変化しますから、指標を見直す必要が出てきます。そのためには、見直しのサイクルを作ることが重要なんです」 

月次定例会議の場を設けてコストについてディスカッションを行い、AWSのコストを最適化したり、カットできるかできないかを見極めるなど、定期的な観測のもとで進めていきます。 

田中 「指標を見直すというサイクルを作って、1回で終わらないように定着化することまでが『コストの最適化』だと思っています」

コスト部分は企画する事業部門と話し合うところ。バジェットを確保し、インフラとして流れるコストのシミュレーションを、開発当初から終わりまで続けます。作って終わりではないシステム開発を担うのが田中の仕事です。 

田中 「コストを考える際には、永続的に使うことを想定したシステムであることが大前提です。営業戦略の見直しに向けて事業部門のメンバーとも共有しますし、こちらから提案することもあります」

事業とテクノロジーはセットで動くことが成功のカギだと田中は語ります。 

田中 「どちらかだけ先行してもダメ。両者が密に会話ができることが理想ですね。停滞していたり難しかったりするサービスであっても、指標にした数字をもとに事業側とシステム担当側とが一緒に考えて納得できたらやっと前に進めるんです」

コストを常に念頭に置きながら、最適なテクノロジーでビジネスの問題解決を目指せるのがINTLOOPの強みなのです。

人材が集まれば豊かな発想が生まれる──チャレンジマインドを求める理由

▲会議中の田中

田中は、TS事業本部に適した人材について、「チャレンジマインドが高い人」だと語ります。 

田中 「TS事業本部は、ビジネスチャレンジ、テクノロジーのチャレンジ、自分のスキルアップのチャレンジ、この3つすべてを満たすことができる部署。事業を立ち上げたい人も大歓迎ですよ。そのくらいチャレンジマインドが必要とされており、常にチャレンジし続けなければならない部門でもあるんです」

TS事業本部のメンバーは仕事で使う技術以外に対しても常にアンテナを張り、積極的に勉強会を開いています。それだけでなく、新たな技術にチャレンジするために、実験的な社内プロジェクトも行っています。 

田中 「チャレンジマインドがあれば、一般的なエンジニアのキャリアからすると非常に早い段階で上流工程から関わることができます。便宜上『要件定義』としていますが、構想を固める段階の最上流部分から運用まで、先々を見据えた設計をしていますから」

システム開発のプロ集団であるTS事業本部では、受注したものを作るだけではなく、自分たちで常に考え続けていくことが大切だという田中。 

TS事業本部のメンバーにチャレンジマインドを求めている理由は、永続的なシステムを作ってサイクルを回すために、自身が成長して変化しながら価値提供を続ける必要があるからです。田中にとって変化のきっかけは、2011年の東日本大震災でした。 

田中 「東日本大震災が起こり、ビジネスが止まってしまう状況を目の当たりにしました。そこで、仮に何かがあって止まることがあっても再生できて、またそれまでと同じレベルに回復できるようなビジネスを作りたいと思ったんです。そのためには変化に強い、あるいは自身が変化できなければいけない。一瞬で終わるようなビジネスではなく、我々ならではの価値を継続的に提供することがミッションだと考えています」

TS事業本部の今後の展望について、「いろいろな考え方を持っている人が集まることで、メンバーの発想の幅や深さが変わるきっかけとなってほしい」と田中は考えています。 

田中 「多様性のあるメンバーに新しく参加してもらうことで、生まれる発想の幅も深さも変わってきます。一方、今いるメンバーにはどんどん新しいことにチャレンジしてもらうことで、さらに考え方を広げてほしいですね。人が増えることのメリットはそれだけではありません。さまざまな観点と考え方ができるようになることは、お客様に対するバリューにもつながりますから。

いろいろな考え方を入れることこそ、最適なサイクルを作って回すことにつながる。そうすることで接するお客様の幅が広がりますし、何より私たち自身が楽しいと思うんです」 

INTLOOPという社名は、「Introduction(紹介)」を「Loop(つなぐ・繰り返す)」させたいという意味の造語。 

ITのプロが人材とテクノロジーから価値を「紹介」し、より良いサイクルを「ループ」させていくことが、TS事業本部のあり方なのです。