「お互いに尊重しあえる雰囲気」が入社の決め手

▲大学の実習にて

高校時代から食品ビジネスに興味があり、関連の授業やゼミがあるということで、大学では農学部の食料環境政策学科で学びました。

そもそもは身近な食品やお菓子などに興味があったんですが、興味の対象は味や製造技術よりもパッケージデザインやCM、販売方法などでした。

大学では食品ビジネスについてはもちろんのこと、過疎地域活性化について学んだり、畑で実際に農作業をしたり、とさまざまな経験をすることができ、視野が広がったと感じています。

世の中にいろいろな人がいること、関係性の中でいろいろな出来事が起きていると知りました。多様な価値観に触れることができて良かったな、と社会人になった今でも思います。

知ることは寛容さにつながるというか、「こういう人もいるよね」「そういうこともあるよね」と考えられるようになりました。

それが私の中のいわば「こだわりのなさ」を生んだ要因ではないかと思います。こだわりがない、とは、「あまり嫌なことがない」ということでもあります。

マーケティングリサーチをやりたくてインテージに入社しましたが、初配属はIT統括部のDX推進グループでした[注1]。

具体的には、社内のIT推進に関わる仕事になります。ITの基礎も知らない私がIT推進?と最初は戸惑いもありましたが、ポジティブな気持ちで日々仕事に取り組むことができました。

「嫌な仕事」がないからこそ、どこにでもフィットできるかなと思うんです。

また、仕事内容だけではなく、一緒に仕事をする「人」というのも、自分にとって大切な要素なのかもしれません。

インテージとの出会いは、大学のゼミで学生が参加するマーケティング大会に出場したことです。出場した学生は、希望すればインテージのインターンに参加することができました。

もともとマーケティングに興味があったことに加え、インターンを経験させていただいたときの会社の印象がとても良かったことが決め手となり、インテージに入社しました。

ほかの会社にもインターンに行きましたが、インテージ社員の学生に対する丁寧さや、お互いが尊重し合える社風が良いなと思ったんです。また、インテージのインターンで出会った学生たちの雰囲気にも、惹かれるものを感じました。

直観的に自分に合う、と感じた人たちとお互いに尊重し合えたらとても働きやすいですよね。

思ったとおり、入社してからも同期などに恵まれて、お互いに尊敬し、尊重し合いながら仕事ができているので、私の直感は間違っていなかったと思います(笑)。

 [注1]2021年6月のインタビュー時点

未経験の分野でも素直に挑戦していくことが自信につながる

▲社内説明会(Zoomにて実施)では講師を務めた

先ほども触れましたが、特にITに強いわけでもなかったので、今の部署への配属が決まったときは驚きが大きくて、わざわざ人事担当まで理由を尋ねに行ったほどです。

どうやら新しいツールへの好奇心が強そうとか順応できそう、といった理由で選んでいただいたみたいなのですが、ITをまったくかじったこともなく、正直なところ最初は「そんなのできるだろうか」という不安ばかりでした。

私が配属になったグループは7人ほどのメンバー構成で、1年目に付いてくれるメンター含め、先輩みなさんで私を教育してくれました。

まったくの素人だった私が「ITパスポート」[注2]の資格を取ることができたのも先輩方のおかげですし、少人数部門に配属となった人の特権だな、と感謝しています。

ITがわからない人の気持ちがわかるので、社内向けの講習会で講師を務めるときは、「一番わからない人に合わせよう」という気持ちで取り組みました。

「あの発表が良かった」とか、「説明がわかりやすかった」と言ったコメントをいただいて、さらなるやる気につながりましたし、個別に来た質問に返答した時などに「助かりました」と言ってもらえるのが一番のやりがいでした。

社内のライトニングトーク(以降LT)イベントに出た時にも、新入社員が私の発表を見て「とても良かったです」、とサンクスポイント[注3]をくれたんです。

そういうやりとりがとても嬉しいですし、励みになりますね。こうしたカルチャーが根付いているインテージの社風は、とても魅力的だと感じています。       

改めて考えてみれば、未経験の業務部門に配属になったことは、1年目からしっかりITを学べる機会をもらえてラッキーだったのではないかと思うようになりました。

LTイベントのお声がけをいただくことも、機会をいただけているうちにしかできないことなので、やれることがあるならやっておこう、何でもチャンスととらえて全力でやったほうが良いと思っています。それが自分の自信にもつながりますからね。

今後の課題や自身の成長という点では、何かひとつの仕事にこだわりを持って突き詰めるというよりも、幅広くいろんなことをやるのが自分に向いているのかな、と考えています。

優秀な同期に負けないように、機会を増やして未経験の分野でも貪欲にチャレンジしていきたいです。

[注2]ITパスポートとは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験

[注3]インテージでは、人事・人材情報を共有できる社内システムを導入しており、その中で「こんなことをしてくれてありがとう」と社員同士がポイントを付与しあう「サンクスポイント制度」があります

なりたい自分にむけて、自分を導く

インテージへ入社して2年目になりましたが、「嫌な仕事」に出会ったことがありません。

もちろん、仕事によっては、大変だなと思うことも多いです。でも、時間が経てば大変だった仕事がきちんとできたという自信につながりますよね。

そんな風に仕事を捉え、乗り切れているのは、思い込みが強いというか、自己暗示にかかりやすいからかもしれません。

たとえば、人前で話すのも「自分はあまり緊張しないタイプ」だと思い込んでいたら本当にあまり緊張しなくなりましたし、初対面の人に「私はポジティブな性格です」といっていたらいつの間にか本当にポジティブ寄りになってきました。

元来、私は人前で話すのは苦手でしたし、実はポジティブな性格でもないんですけれど(笑)。

あらためて考えると、そのポジティブさの裏には、「意識的にあまりマイナス方向の発言はしないように気をつけている」という側面があります。自分が発する言葉がその先にある自分の方向性を決めてしまう気がしているからです。

こう思うようになったきっかけのひとつは、やはり同期の存在ですね。みんなそれぞれ得意分野があって優秀な人たちだなと思って、私も置いて行かれないように必死でやってきた結果、このスタンスが生まれたのかもしれません。

また、仕事に自然体で向き合えている、ということも、今の思考回路に至った一つの理由かもしれません。

入社以来リモートワークが中心で、自宅で仕事をすることが多いので、仕事を何か特別なもの、というよりも日常的なもの、と捉えているのだと思います。

自分ならではの経験を活かして、キャリアを築いていく

▲インタビュー中の桂田

社内のLTイベントなど、社内発信の場に多く出させていただいたことで、周囲からは「積極的な人」という印象を持たれているみたいですが、その裏には機会がいただけるならそれを全力でやったほうが良い、という気持ちがあります。

人とつながることは大好きなので、社内から反応が返ってくることが励みになりますし、モチベーションアップにつながります。

こうした循環を回してきて、あらためて自分自身の仕事の仕方や向き合い方について振り返ってみると、以前の自分と比べて、周囲の人と比較して自分を評価することが減ったように思います。

もともとは、ほかの人と自分をついつい比べてしまう、相対評価の傾向が強かったんですが、最近では「人は人、自分は自分」という、絶対評価で自分自身を俯瞰して見られるようになりました。

それは、周りの友人などの影響で、自分で自分のことを大切にしようという気持ちが強くなったからだと思います。

もちろん、優秀な同期と比べて自分はどうか、などと今でも焦ることはありますよ。でも、あまり考えすぎないようにしています。

今後のキャリアについては、よく「自分の5年後を想像して」と言われることがありますが、正直なところ、私にはピンとこないというか、あまり想像できません。

どちらかというと、今目の前にあることをコツコツやり遂げて、積み上げていった先に未来がある、というイメージが近いかもしれません。

この1年、ずっと先輩方に育ててもらっている側でしたが、この6月から後輩も入ってきたので、自分一人でできる仕事を増やしたいですし、教える側として還元していけるようにできることをやっていきたいですね。

また、ITという未経験の業務をさせてもらったことを肯定的に捉えて、今後どのような職種に就いても経験として活かせたらいいな、と思っています。

7月からネットリサーチ部に配属になり、いよいよマーケティングリサーチに携わります。去年度までとは異なることをまた1から学べることにわくわくしています。

しっかりと基礎を学び、みなさんの役に立てるようになりたいです。