一張一弛で取り組み、仲間を大切に想う芯の強いマネージャー

比較的小規模市場を対象とした決済代行サービスを基幹とするGMO-EPで、営業部隊の部長として営業現場の最前線に立つ営業チームをマネジメントする倉本。

プロダクトの成功のためなら何でもやるという強気な姿勢で、心優しく想いは熱く日々チームを率いています。

「責任は自らの背に、勲章はメンバーの胸に」をモットーに掲げ、チームメンバーの主体性を育むと同時に、自分自身の研鑽も怠りません。それぞれの小さな変化や成長を見つけては、嬉しさに心躍らせています。

■プロフィール
2014年 東京大学大学院公共政策学教育部卒業、GMO-PGに新卒入社
2015年 「GMOインターネットグループアワード2014」にて最優秀新人賞を受賞
2017年 GMO-EPに出向し、新領域開拓の一環としてM&Aプロジェクトを担当
2021年 10月よりプロダクト推進室長に就任

ビジネスモデルに共感。手加減のない真剣な言葉にも惹きつけられた

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──現在、携わっている業務について教えてください。

GMO-EPはGMO-PGと同様に、決済代行サービスを基幹としています。GMO-EPは顧客規模や予算などGMO-PGと比べると規模の小さい市場を対象として、より多くのお客様に価値を提供する役割を担っています。

これまで、営業部隊の部長として営業現場の最前線に立つ営業チームをマネジメントしてきました。GMO-EPのサービスをご利用いただくお客様、そのお客様をご紹介いただくパートナー企業様に対して、価値提供できるよう取り組んでいました。

2022年8月現在は、プロジェクトマネージャーとして新規プロダクトの開発を主導する立場にいます。エンジニアやデザイナーといった異なる専門能力を持つメンバーと協力し合いながら、お客様に喜んでいただけるプロダクトづくりの体制を築くため、日々勉強中です。経営陣と現場メンバーの間に立ってプロジェクトの方向性を決めるための会議をセッティングしたり、競合プロダクトの機能を研究したりと、プロダクトの成功のためなら仕事に線引きをせず何でもやる、というスタンスで臨んでいます。

──GMO-PGへの入社の決め手を教えてください。

学生時代は政治理論や政治思想など、公共性をもって社会をより良くしていくことについて学びました。そのため、就職活動の際もお金儲けとしてのビジネスではなく、社会課題の解決を図る、社会的なバリューのある仕事に就きたいと思っていました。

GMO-PGを知ったきっかけは、GMOインターネットグループの熊谷 正寿代表が登壇するビジネスセミナーに参加したときでした。変化の激しいインターネット業界の中で、100年先まで続く企業グループを本気で作りたいという話に圧倒されたことを覚えています。100社以上のグループ企業でさまざまな価値を提供し、グループ全社でマインドを共有するGMOインターネットグループなら、自分が本気で打ち込める、社会的に意義の大きな仕事ができるのではないかと感じたんです。

そこからGMO-PGを知り説明会に参加しましたが、「相手は学生だからわかりやすく伝えよう」という甘さはなく、経営陣がビジネスやビジョンをしっかりと持って語っていて、耳当たりが良い言葉だけを話すということもなく、事業や人への熱い想いを真剣に伝えてくれていました。

今後のGMO-PGを担う人財を本気で求めているということを肌で感じました。また、業種業態を問わず幅広いお客様を支援できること、お客様の成長が自分たちの成長につながるという、お客様と一心同体のビジネスモデルだったことも魅力でした。

主体性を育み、全員で共通のゴールへ進む爽快感

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──仕事のやりがいを教えてください。

決済というサービスの特性上、お客様のサービスが世に出る前の企画段階からお手伝いすることが多いです。サービスが無事にリリースされた後、お客様から「ありがとう」といわれたときには達成感があります。ただ、個人的にはそうした大きな達成感と同じくらい、日々の小さな達成感を大切にしたいとも考えています。部下や自分自身の小さな変化・成長を見つける度に、心の中で小さくガッツポーズしています。

──課長になったときの経験が、今に活きているそうですね。

課長に昇進したばかりのころは、自らが最前線に立ち、部下に背中で語らなければと意気込んでいました。それはもちろん大切なことではあるのですが、結果的に上長からは自分ばかりが指名され、部下は私に「どうしたらいいですか」と頻繁に質問するようになりました。私が部下のチャレンジする機会を奪っているのかもしれないと思い直し、以降は裏方で部下をサポートする役割に注力し、部下自身に重要な商談の進行役や、社内でのレポーティングを任せることにしました。

その結果、次第に部下の主体性が育ち、「自分としてはこのように進めたい」という意見をいってくれるようになりました。今は「責任は自らの背に、勲章はメンバーの胸に」という姿勢を大切にしています。

──マネジメントをする上で大切にしていることは何ですか?

プロジェクトが大きくなり、関わるメンバーが増えれば増えるほど「一見同じ方向を向いているようで、実は違うことを考えていた」という「同床異夢」の状態が発生しやすくなります。お互いの頭の中を直接見せ合うことはできないため、お互いの考えを文字にしたり、図で表現したり、とにかく多くのコミュニケーションを取るようにしています。大人数で共通のゴールへと進むのはとても難しいことですが、同時に、チームワークを発揮できたときの一体感は爽快です。

仲間へのリスペクトの気持ちを仕事に活かしていきたい

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──GMO-PG、GMO-EPはどんな会社だと思いますか。

一人ひとりに「全員社長主義」の精神が根付き、オーナーシップを持って仕事に取り組んでいます。そのため、相談すればどんな内容でも真剣に答えてくれますし、一緒に仕事をしていて気持ちが良い仲間ばかりです。また、経営陣との距離が近いため、自分の業務が会社全体の成長戦略のどこに貢献しているのか意識しながら働くことができ、日々のやりがいにつながっています。

──GMO-EPで実現したいことを教えてください。

これまで営業・企画系のプレーヤー/マネージャーとしてキャリアを積んできましたが、新規サービスの開発に携わるようになり、エンジニアやデザイナーといった「つくる人」へのリスペクトの気持ちがより一層強くなりました。今後は、自分自身もエンジニアリングやUXデザインについて学び、お客様の気持ちも、「つくる人」の気持ちも、両方わかるプロダクトマネージャーになりたいと考えています。

──GMO-EP、GMO-PGに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

私たちは、ベンチャースピリットを大切にし、毎年のように新たなチャレンジをしていますが、今期の数字を伸ばすために来期以降の利益を先食いするようなことはせず、「均衡ある成長」を志向しており、「大人のベンチャー」というつもりで働いています。

これからGMO-EP、GMO-PGにジョインしてくださる皆さんにも、ぜひ中長期的に、腰を据えて自己成長を実現する場として、選んでいただけたら幸いです。