圧倒的好奇心で見出す、新たな価値。GMO-PGだからできること

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——まずは2022年9月現在、執行役員・部長を務めている企業価値創造戦略統括本部および、経営企画・新領域創造部について教えていただけますか。

企業価値創造戦略統括本部は、IRや広報、海外事業などさまざまな機能を持った集合体です。中でも、私が所属する経営企画・新領域創造部では、3〜5年後の将来を見据え、FinTech、キャッシュレスといったマクロトレンドの中で、事業の非連続的な成長を目指し、新規事業の企画やアライアンスを実現していくことをミッションとしています。

——具体的な仕事の内容についてお聞きしたいと思います。新規事業の企画というと、どんなものがありますか?

2022年の5月に、“fincode byGMO”というオンライン決済インフラをローンチしています。これはグループ会社であるGMOイプシロンが手がけるサービスですが、企画の立ち上げは親会社であるGMOペイメントゲートウェイ(以後、GMO-PG)が携わりました。

経済そのもののデジタル化、テック化が進み、経済を作る主体もトラディショナルな大企業から、小規模な企業へと変わりつつあります。エンジニアが中心となり、デジタル技術を活用したサービス設計のもとで事業を伸ばす新しいスタートアップも出てきました。

そこで、オープンでアクセスしやすいWebドキュメントやREST API、複数開発言語に対応したAPIリファレンスを取り入れるなど、エンジニアに配慮した設計の決済サービスを立ち上げようということになったわけです。

▶参考記事「スタートアップが成功するための決済サービス『fincode byGMO』が目指す未来。」

——アライアンスの事例についても教えてください。

たとえば、仲間づくり(M&A)でいうと、GMO医療予約技術研究所が挙げられます。医科に特化した予約管理システムを提供する会社にジョインしてもらうことで、予約から決済までの流れを一気通貫でカバーし、利便性向上へのニーズに対応しようという狙いがありました。

新規事業の企画とアライアンス、いわばオーガニックとインオーガニックの両輪で進めています。

▶ 参考記事「残業が減って、売上が増えた!?予約システムが実現する、医療業界のDX」

——仕事をする上で、大切にしていることはありますか?

たくさんありますが、中でも根幹をなすのが、“圧倒的な好奇心”だと思っています。日々、さまざまな人とやりとりを交わしながら新しいものを作り出そうとする以上、多くの課題や制約に直面してしまうことは避けられません。それを乗り越えながら、事業の成功に向けた過程を楽しむためには、きわめて強い知的好奇心が不可欠だと考えています。

その上で必要なのが、世界のマクロトレンドを正しく理解する力です。世の中がどっちの方向に進んでいて、新しい動きがどこで生まれるのか、動きのスピードが速いところはどこなのかと、キャッシュレス、FinTechの時流を追いかけ、観察し理解しようとする意欲が欠かせないと思っています。

仕事に対する価値観を培った前職時代。さらなる成長環境を求めて転職

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——新卒で三井物産に入社されていますね。どんな仕事をして、どんなことを学ばれたのでしょうか。

三井物産には約7年在籍し、前半は財務経理、後半は工作機械の営業を担当していました。商社ビジネスに携わる中で、持ち前の強い知的好奇心と負けず嫌いな性格を武器に、総合的なビジネススキルを身につけていきました。

——その後、ボストンコンサルティンググループ(以後、BCG)に転職されています。経緯や、転職後のことについて教えてください。

三井物産の最前線で活躍する先輩方が、いまも変わらず、私が理想とするビジネスパーソンなのですが、彼ら、彼女らが備えている構想力、座組みの設計力、交渉力、そしてそれらを根底で支える胆力といった、いわゆるビジネス戦闘力を身につけるためには、思考と議論の密度が濃い戦略コンサルファームに行くのが近道だと考えたんです。

BCGでは、製造業のお客様を主に担当しました。商社時代と同じく、旺盛な好奇心を原動力として、ディテールを掘り下げる力に磨きをかけていきましたが、マネージャーのポジションに就くようになると、クライアントの経営陣と直接コミュニケーションをとる機会が増えていきます。すると、3〜5年後の業界の姿や、業界内におけるクライアント企業の立ち位置までを見据えた上で、いま何をすべきか提案することを求められるんです。

コンサルタントを経験した約6年のあいだに、高い視点で議論することを学ばせてもらいました。マクロトレンドを読みながら、長期的な視点、俯瞰的な視点をもって逆算思考する姿勢が身についたと思います。

——前職で培った経験が、いまの中山さんを形成しているわけですね。いよいよGMO-PGに移られるわけですが、転職先として選んだ理由はどのようなものでしたか?

決め手はふたつありました。ひとつは、あと30年ほど仕事をすると考えたとき、成長し続ける領域に身を置きたいと思ったこと。キャッシュレスやFinTechというと、国が推進に向けて環境整備を率先して行っている領域です。その点で、国内最大級の成長力と規模をもつGMO-PGは魅力的でした。

もうひとつは、優秀な経営者のすぐそばで働きたいと思っていたこと。経営企画・新領域創造部では、副社長とのインタラクションが毎日のようにあり、社長との接点も多くあります。自分のビジネス戦闘力を向上させるには、またとない環境だと感じ、入社を決めました。

——入社してからこれまで、どのような変遷をたどられたのでしょうか。 

課長のポジションで入社しましたが、インターネットやFinTech業界については素人。土地勘がまるでなかったので、社内での信頼関係を構築しながら、まずは業界と会社を知ることに徹しました。

部長になったのは、入社から2年ほどたったころ。業界や自社プロダクトへの理解も深まり、社内のキーマンといわれるような人たちとも対等に議論をできるようになってきました。

執行役員に就任したのは約半年前ですが、より高い視座やパフォーマンスが求められるので、意識改革に取り組んでいるところです。

メガバンクとの共同プロジェクトを実現。特異な立ち位置がGMO-PGの魅力

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——GMO-PGに入社してから、もっとも印象に残っている仕事はなんでしょうか?

三井住友銀行(以後、SMBC)さんとの共同プロジェクトとして2021年の7月にリリースした、“即給 byGMO”でしょうか。いわゆる給与の前払いのサービスで、所定日よりも前に給与の一部を受け取ることができるというものです。

2018年くらいからチーム内で構想を温めながら、営業の現場やシステムエンジニアたちとも克服すべき課題などについて相談していました。2年ほどかけて方向性を少しずつ定めていったので愛着があり、ローンチしたときは達成感も大きかったですね。

SMBCさんとは、2021年7月のお知らせの1年以上前から議論を重ねていました。日本を代表する大企業ですから、こちらが学ばせてもらうことはもちろん多いのですが、われわれのような成長企業ならではの感覚やスピード感、ビジネスの思想といったものをSMBCさんに理解いただく必要もあって。関係者間の思惑や利害などが複雑に絡み合う中、社内で2年、対外で1年の歳月をかけてゆっくり解きほぐしていった、非常に難産のプロジェクトでした。

▶ 参考記事「就業先の選択条件「給与前払い」のインパクト。そして次世代の給与受け取りサービスの可能性」

——メガバンクと共同プロジェクトができるのは、決済サービス業界のトップランナーであるGMO-PGならではといったところでしょうか。

パートナー(社員)数が約700名と、比較的小さな規模であるにもかかわらず、キャッシュレス、FinTechといった領域では、SMBCさんのような大企業とがっぷり四つに組んで、一緒にプロダクトを作ることができるんです。このプロジェクトは、そんなGMO-PGのおもしろさを体現したプロジェクトといえるかもしれません。

——いまの話にあったGMO-PGのおもしろさということに関して、この会社で働くやりがい、魅力はどんなところにあると思いますか?

横軸を“企業の規模”、縦軸を“社員一人ひとり求められる役割の大きさ”とするグラフがあるとすると、反比例の曲線があらわれます。つまり、企業規模が大きくなれば、それだけ社員一人ひとりの役割が小さくなるのが普通です。大企業だからこそできることがある反面、個人としてやれることは必ずしも大きくないことが多い。

逆に、小さな会社であれば、個人に大きな裁量が与えられることはあっても、会社として採りうる戦略オプションの幅は限定的です。一般的に、キャリア選択というのは、その反比例の曲線の中で、自分が一番望ましいと思える点をどう見つけるか、ということだと思っています。

そんな中、GMO-PGは、その反比例の曲線から飛び出たところにいるというのが私の持論。人員規模という視点では比較的小さなサイズであるにもかかわらず、キャッシュレス、FinTechの領域で20年超培ってきた看板があり、非常に強いアセット、ノウハウ、リソースを駆使して、大きな仕事をすることができるんです。このポジショニング、環境はちょっとほかにないのではないでしょうか。

▶ 参考記事「"16期連続"増収増益を支えるGMOペイメントゲートウェイのビジネスモデル」

5年後、10年後の未来を見据え、社会にインパクトを与えられるような仕事を

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——今後の展望について教えてください。

お金の流れをデジタル化することで、社会の経済活動を円滑にすることがわれわれの目指していること。ところが、世界に目を向けてみると、日本はかなり遅れをとっていて、個人間、企業間ともに、アナログな部分が多く残っています。

今後、5年、10年かけてこの国が大きく様変わりしていく中で、お金の流れという面から、社会にインパクトを与えられるような仕事をしていけたらと思っています。そういうところにおもしろさを感じてくださる方がいれば、ぜひ話をさせていただきたいですね。

——若い世代のビジネスパーソンに向けて、伝えたいことはありますか?

成長する業界に身を置くことが大切ですね。自分がまさに当事者だからわかるのですが、伸びている業界では、おのずとやることが増えるぶん、成長機会が多い。どんなキャリアを選ぶにしても、業界の将来性を読む視点をもつべきだと思います。

——その成長環境という点から、経営企画・新領域創造部の魅力を教えてください。

新しいものを生み出す部署では、役職や年齢に関係なく、目的を達成するために巻き込むべき人を巻き込んだ上で、対等に議論することが必要です。経営企画・新領域創造部には30代のメンバーが多いのですが、皆それができていると思います。

所属も役職も年齢も経験も、さまざまなバックグラウンドを持つ方たちを相手に、自分のやるべきことをきちんと説明するためのロジックや、コミュニケーション能力、リーダーシップといったものが身につく環境があります。ここで培ったことは、どこに行ってもきっと役に立つはずです。

▶ 関連採用情報【企画/アソシエイト】製品サービス企画(決済/Fintech)