ジブラルタ生命という新たなフィールドへ。時代を生き抜く力を得るために
大学時代に憧れた職業は、航空会社のCAでした。かつて母親も目指していたと言う話を聞き、自然と私も同じ夢を持つようになったのです。CA時代は、マナーや知識に富んだ先輩方が多く、また外国籍のパイロットもいて、英語が飛び交うインターナショナルな環境でした。語学力はもちろん必要でしたが、CAとしてはそれ以上に「声にならない声をひろう」ことを意識していました。たとえば、搭乗したお客様が寒そうなジェスチャーをしていればブランケットを持っていったり、薬を取り出したらお水を持っていったり。呼び出しボタンを押される前に動くこと、お客様一人ひとりに合わせた対応を心がけていました。
転職活動を始めたのは、自分に対して新しい挑戦がしたくなったから。それまでCAという女性が多い業界にいましたが、外に目を向けると職業も給与も男女関係ない世界があり、私にもできるのでは、私もチャレンジしたいと思い、新たなフィールドを探し始めました。
そんな中、ジブラルタ生命のセミナーに偶然参加したことが、現職に就くきっかけになりました。セミナーの中での「10名中9名が反対する仕事にはビジネスチャンスがあります」という言葉が、非常に心に刺さったことを覚えています。業界的には競争が激しく、活躍できる人はごくわずかというイメージでしたが、プルデンシャルグループの教育は他社とはまったく異なり、学びの多い研修や実績豊富なトレーナーが揃っていると知り、また会社の理念や想いが強く、この環境だったら時代を生き抜く力を得ることができると感じたので、入社を決めました。
ただ学ぶだけではない。ジブラルタ生命では自主独立性が求められる
今でこそ一営業所の所長を任せてもらっていますが、入社当初は生命保険については全く知識がありませんでした。それでも、順調にキャリアを積んでこられたのは、入社後の研修や社内教育に助けられたからだと実感しています。
入社後は1カ月半ほど集合研修を行い、その後に販売実習という流れ。最初の集合研修では、ただ営業を学ぶだけではなく、人はなぜ買うのかという心理学や実際の商談に即したロールプレイングなどのプログラムもありました。研修を通して感じたのは、人にやらされるのではなく、自分がやりたい、自分の力を試したいというマインドが大事だということ。自主独立性が必要で、これはジブラルタ生命の営業職も営業管理職も同じです。
その後の販売実習で印象に残っているのは、幼馴染みの友人から保険をお預かりしたこと。彼女はシングルマザーでお子さまは当時4歳。母親に万が一のことがあった場合、お子様に充分な保障を残せることに安心し、感謝してくれました。私を信頼して保険を預けてくださったことも、とても嬉しかったです。保険や保険の営業に良いイメージを持っていない方はいます。しかし嫌われているのは保険であって、そのイメージはこれまで業界が創り上げてきたもの。お客様へ真に役立つ保険を提案することで、保険の必要性と、「愛する人を想う気持ち」を理解してもらえると思っています。
人を想う気持ち。真にそれが活きるジブラルタ生命というフィールド
もともと私の性格がリーダー気質で、チームを創ることに憧れはありましたが、それでも最初は所長職に不安がありました。私より社歴の長いLCたちをマネジメントしながら、関係性を築かないといけないからです。でも、所長と言っても一人ですべてを抱えるわけではなく、同じ支社にも所長はいますし、支社長もいます。営業所にはスタッフもいていろんな方がサポートし、アドバイスもくれます。また先輩所長は全国にいるので、学ぶことやお手本にできることはたくさんあって、毎日助けられています。
所長を務めるにあたっては、LCの営業に同行して商談をまとめるなど、LCに信頼され、頼られるように行動していく必要があります。そのために大事にしているのは、先輩の所長方から言われた「LCから何か頼まれたら、どんなに忙しくても、自分の仕事を全部後回しにしてでも先に対応する」という言葉。これは今でも実践しています。
またLCの採用をする中で、LCという仕事や働き方で一気に輝く人がいるのは特に印象的です。ジブラルタ生命は性別や経験に関係なく、がんばったらがんばっただけを公平に評価し報酬に反映するので、本当にサクセスストーリーになります。がんばっているのに現状に苦労していたり不満があったりする方へはまだ見ぬ景色があることを伝えたいし、環境さえ整えられれば人はどんどん成長できることを伝えたいと思い、日々リクルートしています。
働きやすい職場は自ら創れる。理解あるリーダーを目指して
2020年に出産をし、2021年に復帰するまで産休育休を取得しました。営業管理職としては異例な状況だったかもしれませんが、だからこそ私自身が新たな営業管理職モデルになろうと思いました。営業管理職の多くが残業をしていると思われているかもしれませんが、私は子どものお迎えのために定時退社。時間が限られているからこそ、効率的に業務ができるようになったと感じます。
復帰した際に、「時間の制約はあるが、働く質を落とすつもりはない」と支社や営業所メンバーへ宣言しました。時間に制限がある分、電話やアプリケーションツールを使って、社外にいても営業所メンバーのサポートや連絡ができる体制は常に整えています。もちろん支社や営業所メンバーの理解や協力があってこそですが、産休育休を取り、復帰後も営業管理職を続けられることを身を持って証明できましたし、またこうやってメンバー同士がいつでも支え合える環境や組織を創るというのも、所長の仕事の一つです。
今後も現状に満足せず、将来的には支社長を目指したいと考えています。女性という立場や産休育休の経験者だからこそわかること、気づけることもあると思いますし、メンバーの仕事に対しても私生活に対しても、理解のある営業管理職のリーダーになりたいですね。