想像力を駆使し、寄り添う。3年目で見えてきた、キャリアプランナーとしてのやりがい

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2022年7月現在、キャリアプランナーとして、精神障がいのある方を担当しています。就労を希望している方に対してカウンセリングを実施したり、希望する条件を聞きマッチする企業を紹介したりすることが主な業務です。

この仕事をしていて、いちばんの励みになるのが、利用者から喜びの声をいただくこと。就労に苦労された方が内定したときや、入社後に活躍しているエピソードを聞いたときは、自分のことのように嬉しいですね。

たとえば、先日こんなことがありました。担当した障がいのある求職者の方が、外資系企業に入社され、半年ほど経ったころ、「お話がしたい」と連絡をいただいて。「良い会社と縁があった。おかげで充実した毎日を送っている」と、わざわざ知らせてくださったんです。

その方は体調がなかなか安定せず、再就職までに数年のブランクがありました。そうやって就労に苦労された方との間には、絆のようなものが生まれたと感じられることもあります。ご縁をつないでいくことを実感できる仕事に、これまでにないやりがいを感じながら取り組むことができています。

キャリアプランナーを務めるのは今年で3年目になりますが、難しさを感じる場面はまだまだ少なくありません。たとえば、発達障がいのある方の中には、コミュニケーションが一方通行になりがちだったり、自分の伝えたいことをうまくアウトプットできなかったりといった障がい特性のある方もいます。そのため、ご本人が希望していることをなかなか聞き出すことができません。面接でも、一方的に自分のことを話し続けてしまったり、質問に対して的を射ない回答をしてしまったり。コミュニケーションのズレが発生し、うまくいかないケースが多いんです。

また、とくに初めての障がい者枠での就職・転職の場合、障がい特性の伝え方に苦労される方も多いです。そのため、障がい特性に応じた面接での回答の仕方のレクチャーも行っています。志望動機や自己紹介の準備はもちろん、オンライン面接ではきちんとカメラ目線で話すなどといった細かいことまで、企業に応じた面接対策を徹底し、伴走しながら就職までサポートするよう心がけています。

仕事をする上で大切にしているのは、想像力を使うこと。実は、キャリアプランナーになってすぐのころ、なかなか成績を上げられず苦労していました。関連書籍を読みあさったり、他の社員から教えてもらったりして得た情報を地道に行動に落とし込んでいく中で、知識や経験がないだけでなく、自分の思い込みが原因で、利用者の方のニーズをつかみきれていなかったことがわかったんです。

コミュニケーションを重ねつつ、想像力を駆使して、キャリアプランナーとしてのアドバイスと、求職者本人の希望や本音の部分をしっかり擦り合わせながら言語化していく。それが、就職をサポートする上での鍵になると今は思っています。

ライフステージの変化にともない、仕事観が変化。社会的意義のある仕事を求めてGPへ

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▲パートナーと

実は、大学卒業後に新卒で就職したのは、福祉とも人材紹介とも関係のない、インテリア商品を扱う専門商社。そこで2年ほどルート営業を経験した後、法令や判例の検索データベースを取り扱う企業に転職し、法務部やコンプライアンス部を相手に、営業を担当していました。

営業の仕事を選んだ理由は、人と関わることが好きだったからです。大学では、都市計画を専攻していたので、インフラに関わる道もありましたが、直接お客様と会って、貢献できる喜びを実感したいという想いがありました。

計2社でおよそ6年間、営業に携わったことで、人と関わるだけでなく、ご縁をつないでいくような仕事に就きたいという想いが強くなり、人材系の職種への関心が高まっていったんです。中でも、社会的な意義のあることがしたいという考えから、転職先としてゼネラルパートナーズ(以下、GP)を選びました。

障がい者雇用に対して個人的な思い入れがあったわけではありません。むしろ、どちらかというと見て見ぬふりをして生きてきたところがありました。そんな中、プライベートで新しい家族ができるなど、当時、新たなライフステージを迎えるにあたって、自分の子どもに対して胸を張って誇れるような、社会的意義のある仕事がしたいと思うようになっていったんです。

入社後は、それまでBtoB営業のキャリアを積んできたこともあって、1年ほど企業側の営業を担当してから、キャリアプランナー職に就きました。はじめての職種でしたが、面と向かってコミュニケーションを取ることに慣れていたせいか、抵抗は感じませんでした。

ところが、ちょうどコロナ禍と重なったことで、社内外のやりとりがほぼオンラインに。業務にキャッチアップするのにとても苦労したのを覚えています。

当然、求職者側にも大きな混乱がありました。加えて、対面でお会いすることができないので、ただでさえ慣れない業務の中、互いにシンパシーを感じることができないことへのもどかしさも。リモートによるコミュニケーションのやりづらさは、2022年7月現在も課題だと感じています。

リモート下でも積極的なコミュニケーションを。社員同士の仲の良さが、会社の強み

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▲終業後にGPの仲間とバーチャルオフィスで飲み会(居酒屋広報)

現在は、月に数回出社する程度で、ほとんどリモートでの業務です。そのため、社内のメンバーとは普段から積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。

仕事上のやりとりは、オンラインの会議ツールやチャット、電話がメイン。それ以外にも、GPで導入しているバーチャルオフィスを活用して、社内のメンバーと定期的に求人を確認し合う時間を設けたりと、いろんなツールを取り入れて気軽に話せるような環境を整えています。

とはいえ、オンラインのやりとりでは、仕事の話が中心になりがちです。そのため、チームミーティングを実施する際は、必ず冒頭の10分程度を雑談に充てるようにしています。

定期的に対面で顔を合わせることも大切にしていて、東京オフィス近辺に住んでいるメンバーとは、月に何度かは食事するようにしています。また、愛知県に住んでいるメンバーとは、中間地点の山梨県でキャンプを企画したことや、連休を利用してメンバー全員でマネージャーの自宅に集まって仕事をしたこともありました。

チーム内だけでなく他部署を含めた社外活動にも積極的に参加しています。たとえば、2週間に1度、金曜日の夜に、バーチャルオフィスのイベントスペースを利用して顔を合わせながらお酒を楽しむ、広報室主催の“居酒屋広報”に参加しています。

関西支社や、就労移行支援事業所といった他拠点のメンバーなど、普段あまり接することのない人たちをゲストに呼ぶこともあり、社内の横のつながりを広げる絶好の場になっています。

実際、そうやって知り合いが増えたことで、仕事がやりやすくなったこともありました。また、他愛もない雑談の中から仕事のアイデアが生まれることもあり、業務改善や仕事のヒントが得られる、またとない機会になっていると感じます。

そうやって積極的なコミュニケーションが取れているのは、もともとGPにそんな風土があったから。コロナ禍以前のオフィスはとても活気があり、会話が飛び交う楽しい雰囲気がありました。イベントを開催したり、一緒にお酒を飲みに行ったり、10人以上で連れ立ってキャンプにいったり。そんな当時の雰囲気を少しでも再現できればと、自分が発信できる範囲で、交流を深めるようにしてきました。

社員同士、とても仲が良いのがGPの魅力。仲間意識や団結力の高さが、そのまま会社の強みにつながっていると感じています。

信念や自分軸をもった仲間とともに働ける喜びを胸に、これからもこの場所で

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GPは、社会問題と向き合い、事業を通じて解決することを志している会社ということもあり、社内には、障がい者雇用に対する信念がある人や、自分の軸をしっかり持ちながら仕事をしている人がとても多いと感じています。かたわらで仕事をしていて、大いに刺激をもらいますし、この仲間たちと一緒に働けていることをとても誇らしく思っています。

キャリアプランナーとして、今後も引き続きこの場所で、目の前にいる求職者ときちんと向き合いながら経験を重ね、ステップアップしていきたいですね。

また、マネジメントにも興味があります。コロナ禍の影響もあって、自分を含め、チームメンバーの成績は必ずしも安定していません。これからますます先行きが不透明となることが予想される中、どんな状況下でも、メンバーがそれぞれ自分の力を発揮できるような環境作りや仕組み作りができればいいと思っているんです。

同じキャリアプランナーでも、それぞれがいろんな想いを持って仕事に取り組んでいます。叶えたいと考える将来の自分像に、全員が少しでも近づけるためのお手伝いができるようになりたいというのが、もうひとつの目標です。

そのためには、社内の連携をよりいっそう深めていく必要があると思っています。コロナ禍で、オンラインでのコミュニケーションの難しさを痛感させられました。業務上のやりとりだけでなく、雑談ベースで本音を拾い上げながら、メンバーが本当に理想とする働き方や生き方を見極めていきたいですね。