営業とキャリアプランナーの連携で、希少なエンジニア採用を実現

▲リクルーティングプランナーとして活躍する柴山

ゼネラルパートナーズ(以下、GP)に2019年に新卒で入社した柴山。1年目は新規事業として始まった求人媒体サービスの立ち上げから参画し、新規クライアントの獲得と求人媒体の運用を担当。2年目からはリクルーティングプランナー(以下、RP)として、企業と求職者のマッチングを主に担当し、企業側の担当者として70社近くの企業の障がい者採用に伴走してきました。

柴山 「1年目の求人媒体サービスと合わせると、100名以上の方の就職決定に関わっています。新規事業立ち上げでは、サービスの売り方や介在価値をどう発揮できるか、正解がない中で作り上げていく難しさがありました。

2年目以降は、RPとしてエージェントサービスをメインに担当。企業や求職者の意思決定にさらに密接に寄り添いながら、円滑に進めていくのは非常に難しいなと思いますが、障がい者採用に身近で関われることにはやりがいを感じています」

一方、2020年に入社した古田は入社以来2年間、名古屋支社のキャリアプランナー(以下、PL)として、障害者手帳を持つ求職者側の支援に携わっています。新卒2年目ながらすでに250名以上のカウンセリングを担当し、就職決定までのサポートをしてきました。

古田 「私は身体障がいと精神障がいの方のどちらも担当していますが、特に障がいが目に見えるものじゃないと自己理解が難しい場合があります。

そこで、一緒に話し合っていく中で『あなたが働く上では、ここが大事そうですね』とか『体調を安定させて働くには、この点を重視して、こういう会社を見つけていきましょう』と提案しています。求職者が抱える課題感や転職軸に合わせてサポートができるのは、やりがいだなと感じる部分です」

「首都圏エリアのRP」と「名古屋支社のPL」という別々の立場から、企業や求職者を支える柴山と古田。そんな2人が連携し、就職決定を実現した案件があります。

柴山 「東京に本社がある企業の地方支社など、他のエリアの求人もそのままセットで担当することがあるので、首都圏エリアのRPは名古屋・関西支社のPLの方々と関わることもたくさんあります。

その中で印象深かったのは、あるIT企業です。エンジニアの採用を積極的に行っている企業だったのですが、障がいのあるエンジニア人材は転職市場にあまりいらっしゃらない。そのためGPとしては未経験の方の採用に舵を切る提案をして、求人化されたところに古田さんの候補者さんとのご縁ができました。

PLのみなさんが求人をしっかりチェックしてコミュニケーションしてくれるおかげもあり、うまく密に動いた結果、その企業の初めてのトライを実現できたのかなと」

古田 「私もエンジニアの方のお手伝いってそんなに頻度高くできるものではないので、面接対策は悩む点が多くありました。そこを柴山さんに相談して、一緒に面接対策を実施してもらったことも。相談しながら進めていって、実際にご縁に繋がったので、そういう点でも印象的な決定でした」

GPの介在価値を感じる瞬間とは

▲名古屋支社でキャリアプランナーとして働く古田

新卒入社メンバーの中でも、特に活躍している2人。柴山は先日、キャリア事業部の中で良いアプローチをした人、チャレンジをした人が表彰される”ナイスチャレンジ賞”に選ばれました。そんな彼に、介在価値を発揮できたと感じる瞬間を聞いてみました。

柴山 「なかなか障がい者採用がうまくいかず、このまま採用できないと社名公表の対象になってしまうという企業を担当したんです。社名公表までされる企業というのは、全国でも一年に数社程度です。

回避するためには10名以上採用しないといけないということで、毎月のように企業の担当者と打ち合わせをしてマイルストーンを整理。いつまでに何件の応募をつくるか、そのためにはどんな求人を出そうか、と頻繁に電話しながら進捗状況もこまめに確認しました。

結果的にGP経由で合計で10名以上の方が採用決定。社名公表回避が決まったタイミングで感謝のお電話をいただき、営業冥利に尽きるなと感じた瞬間でした」

「カルチャーが魅力的という企業の土壌があってこそ」と謙遜しながらも、1年目で求人媒体サービスを担当していたことが案件を成功に導くことに役立ったと語る柴山。一方、全拠点PLの中で上位成績をおさめ続けている古田に同じ質問をすると、「たくさんあります!」と答えながらも、特に心に残るものをふたつ挙げました。

古田 「ひとつは、なかなか就職がうまくいかない方に情報提供することで、次のステップに進むことができ、最終的に就職に繋がったこと。パートで就業経験を積むという選択もありますし、まずは就労移行支援事業所への通所をご案内することもあります。

就職がGP経由でなく、自分の数字や会社の売上に繋がらなくても、私の情報提供がきっかけで、その方の次のステップを生み出せると『ああ、よかったな』と思います。

ふたつめは、就職が決まった後のフォローに関することです。ご入社後の『不満』は、GPサービスを利用して入社しても生まれることがあります。

しかし、数カ月後のタイミングでお話しする場を設けていることによって不満を解消でき、『もう1カ月頑張ってみます』 と言ってくれたり、GPから提案して面談の機会を設けたことで、企業と入社された方の認識の齟齬が解消されたり。

入社後もしっかりとサポートできる体制が整っていることで短期間での離職を防げるのは、その方のご経歴にとって良いことだと思うので、GP経由で入社してもらえてよかったと感じるポイントです」

信念を持った人が多いからこそ、本来の「目的」を見失わずにいられる

▲名古屋支社のメンバー。一番左:横山、一番右:古田

GPで働いてもうすぐ3年目、4年目になる2人。入社前と入社後でGPの印象は変わったか、聞いてみました。

柴山 「僕は障がい者雇用や社会課題への思いというよりは、GPが掲げている方向性や考え方に共感したことと、社員面談で『変わった人が多いな』と思ったことが入社の決め手でした。入社後もすごくおもしろいことが多くて、特にギャップはありません。

僕は入社前から法人営業を志望していましたが、いかに企業の担当者の気持ちに寄り添って、先方の中の仕組みを変えていけるのかが営業のおもしろさ。企業と対等にコミュニケーションを取って、障がい者雇用について一緒に考えて正解を求めていく。『伴走』って表現に近いかなと思うんですけど。

一般の採用は企業の中ですでに正解があるので、マッチできる方をいかに出せるかという勝負だと思いますが、障がい者雇用の場合はプロセスの段階を一緒に伴走していける点にやりがいがあると入社後に感じました。カスタマーサクセス系の経験に興味がある方の方が意外とマッチするのかな、と個人的には思いますね」

古田 「私は柴山さんとは印象が逆で、入社前はもっとGPって”福祉の会社”だと思っていたんです。ビジネスと福祉の両輪を回しているところに共感して入社を決めたものの、入社前の社員面談などではビジネスの話をする人よりは、想いを強く持っている人の方が多いという印象がありました。

入社後にキャリア事業部に配属されたことも大きいと思いますが、毎月数字での目標と評価の報告があり、ちゃんと会社組織なんだなと改めて感じました。

入社前から変わらない印象としては、やはり信念をもった人が多いということです。たしかに目標の数字は追いかけるんだけど、その追いかけるプロセスの中にちゃんと信念がある。自分自身も、目標数値はあっても目的を見失わずにいられるのは、周りにそういう方がいらっしゃるからかなと。

また、めちゃくちゃ働きやすいなというのは率直に感じるところです。何で働きやすいんだろうと考えると、理由はふたつあると思います。

まずひとつは人がすごく温かいこと。それぞれの考えを肯定し、意志を尊重し合い、認めあう姿勢をどの方と話していても感じます。そしてもうひとつはリモートワークやフルフレックスなど、制度がしっかりあること。働きやすくQOLが高まりやすい仕組みは、入社して働く中でさらに実感しました」

そう語る古田ですが、2020年に起きたコロナ禍によって、入社からずっと完全に在宅勤務をしているため、入社直後には苦労があったそう。

古田 「最初はメールやチャットのやり取りからはじまることが多く、顔も分からないし、どんな人か分からない中で距離感を縮めるのはすごく難しくて。業務で連携するのは柴山さんのようなRPの方が多いんですけど、入社して半年ぐらいは、企業側担当のRPとどういうコミュニケーションをとっていけばいいのか悩みました。

そんなときに、PL業務を教えてもらっている直属の上長の横山さん(横山 詩季菜)が頻繁に電話を活用していると伺ったんです。

横山さんにアドバイスをもらってから、徐々に『電話で相談させてください!』と、取り入れるようになって。電話だとラフにお話しもできるので、その中でお人柄が垣間見えたりして。そうするとメールやチャットでもかしこまらずに話せるように。最近は拠点の差もほぼ感じずに、連携できるようになりました」

より良い障がい者採用を目指し、GPでチャレンジしたいこととは

これまで活躍を続けてきた2人ですが、今後GPでチャレンジしていきたいのはどんなことでしょうか。

柴山 「ありがたいことに、RPとしての目標は単月ベースでみると上位で達成できるようになってきました。成果は安定してきたので、今後どうなっていきたいのかを考える時期なんだろうなと思います。

現状、採用後にRPが関わることはどちらかというとトラブル対応が主です。もっと企業の障がい者採用のあり方に深く関わっていくところで、自分に何かできないのかなとか。

また、以前の記事でもお話したように、障がい者の活躍モデルをデータベース化し、社会にもっと発信していきたいです。それにより、障がいのある当事者の方も働くモデルを認知して、自己研鑽できる道を作っていくってことも、GPがやるべきだとと思います。

RPとして経験を積みながら、冷静に組織を俯瞰して自分に何ができるのか考えていきたいです」

古田 「GPだけでなく、人材業界は全般的に属人的になりやすい業界だと思います。違う職種を経験し、もっといろんな方と関わりながら、そのあたりの改善や企画に取り組んでみたい、と漠然とですが考えていますね。

ロールモデルにしたい方は何人かいますが、一人はキャリア事業部の中でサービス企画を担当している林さん。また、高橋さん(高橋 大樹)や加藤さん(加藤 みつき) など、新卒で入社して障がい者雇用の現場を経験した後に、新しい事業の開発に取り組んでいる方々のキャリアも参考にしています。

私も新規事業開発にはもともと興味があったので、いずれは新しい事業にもチャレンジしてみたいです」